気がついたときには、もう手遅れ――。
ポケットから取り出した[iPhone amazon]が水たまりに落ちていたり、うっかり洗面台の横に置いたまま水を流してしまったり。
「やばい、どうしよう!」
その瞬間、誰もがパニックになります。でも、ここで落ち着いて正しい対処ができるかどうかで、[iPhone amazon]の運命が大きく変わるんです。
実際、水没後の最初の10分間の行動で、修理不要で済むケースもあれば、完全にデータが飛んでしまうケースもあります。
今回は、[iPhone amazon]を水没させてしまったときに絶対にやってはいけないNG行動と、正しい救出方法をわかりやすくまとめました。
「もしも」のときに備えて、ぜひ最後まで読んでみてください。
まずは落ち着いて!水没直後にやるべき緊急対応3ステップ
水没した瞬間、多くの人が頭が真っ白になります。でも、ここが正念場。以下の3つを即座に実行してください。
ステップ1:1秒でも早く水から引き上げる
水中にいる時間が長ければ長いほど、浸水のリスクは高まります。まずは落ち着いて、すぐに引き上げましょう。
ステップ2:迷わず電源を切る
これが最も重要です。水が内部に入った状態で通電していると、ショートして基板が壊れる原因になります。画面が反応しなくても、サイドボタン長押しで電源オフを試みてください。すでに電源が落ちている場合は、絶対に電源を入れようとしないでください。
ステップ3:ケースやフィルムを外して表面の水分を拭き取る
ケースを装着していると内部に水分が溜まりやすくなるので、すぐに外しましょう。画面保護フィルムも水分の蒸発を妨げる可能性があるので、剥がせるものは剥がします。その後、清潔で柔らかい布(メガネ拭きがベスト)で、表面の水分を優しく拭き取ってください。
このとき、絶対に押し付けたり、振ったりしないでください。せっかく外側にある水分を、逆に内部に押し込んでしまうことになります。
うっかりやりがち!絶対にやってはいけないNG行動5選
インターネット上には間違った情報もたくさん出回っています。「これなら大丈夫だろう」と思ってやったことが、かえって故障を悪化させるケースもあるんです。
その1:ドライヤーで乾かそうとする
「早く乾かさなきゃ」とドライヤーを使うのは絶対にNGです。熱風は内部のパーツを変形させたり、バッテリーに悪影響を及ぼしたりします。また、強風によって水滴を内部の奥まで押し込んでしまう可能性も。
その2:iPhoneを振って水を出そうとする
「水を外に出さなきゃ」と[iPhone amazon]を振る行為も危険です。内部で水滴が移動して、今まで濡れていなかった部分にまで水を広げてしまいます。これにより被害が拡大する恐れがあります。
その3:「動くかな?」と電源ボタンを押す
これが一番多い失敗かもしれません。動作確認で電源を入れると、内部に水分が残っている状態で通電することになり、ショートして基板が焼き切れてしまいます。少なくとも48時間以上は電源を入れないでください。
その4:綿棒を充電ポートに突っ込む
充電ポートやイヤホンジャックに綿棒を入れて水分を取ろうとする行為は、内部のピンを曲げたり、綿の繊維を残したりする原因になります。ポート内部は自然乾燥に任せるのが基本です。
その5:噂の「お米」に埋める
「水没したスマホはお米に埋める」という話、聞いたことありますよね。実はこれ、あまり効果がなく、むしろ危険なんです。
お米の吸湿効果は限定的で、内部まで乾燥させるには数日かかります。その間に、お米の細かい粉が充電ポートやスピーカーに詰まったり、デンプンが内部に入り込んでかえって故障の原因になることも。
Apple公式もこの方法を推奨しておらず、「お米の袋に入れないでください」と注意喚起しています。
正しい乾燥方法と復活までの待ち時間
NG行動を避けたら、次は正しい方法でじっくり乾燥させましょう。
風通しの良い場所で自然乾燥
扇風機やサーキュレーターで室温の風を当てるのが効果的です。平置きよりも立てかけて置く方が、水分が重力で下に落ちやすいです。
シリカゲル(乾燥剤)を活用する
実はこれが一番効果的。100円ショップなどで買えるシリカゲルを密閉容器に入れ、その中に[iPhone amazon]を入れておくと、効率的に水分を吸収してくれます。お米よりはるかに吸湿効果が高いので、もし手元にあるならぜひ使ってみてください。
最低48時間は待つ覚悟で
軽い水濡れでも48時間、完全に水没した場合は72時間以上は電源を入れずに乾燥させましょう。この期間は辛抱強く待つことが重要です。
「もう乾いたかな?」と思っても、内部にはまだ水分が残っている可能性があります。充電ケーブルも、完全に乾燥するまでは絶対に接続しないでください。
水没から復活!電源投入のタイミングとチェック方法
待ちに待った電源投入。でも、ここでも慎重にいきましょう。
投入前の最終チェック
- 充電ポートやスピーカーグリルに水滴が見えないか
- 画面内に曇りや水滴の跡がないか
- 焦げたような臭いがしないか
これらを確認して問題なければ、いよいよ電源投入です。
電源投入の手順
- まずは電源ボタンを押さずに、充電ケーブルを接続してみる
- 充電反応があれば、そのまま30分ほど充電を続ける
- 充電反応がない場合は、さらに24時間乾燥を続ける
- 電源が入ったら、スピーカー、マイク、カメラ、タッチパネルの動作を確認
電源が入っても、しばらくは調子がおかしいことも。数日間は注意深く観察してください。
そもそもiPhoneの防水性能ってどのくらい?
「でも、私の[iPhone amazon]は防水じゃなかったっけ?」と思った方もいるかもしれません。
確かに、[iPhone amazon]はiPhone 7以降、防水性能を搭載しています。最新モデルのIP68等級は「最大水深6メートルで最大30分間の耐水性」を意味します。
ただし、これはあくまで新品状態での試験条件下の話。
日常的な使用による劣化(落下や衝撃)や、バッテリー交換など修理によるシール破損、経年劣化で防水性能は時間とともに低下します。画面にヒビが入っている場合はもちろん論外です。
メーカー保証も「完全防水」を保証するものではなく、水没は基本的に有償修理の対象になります。
もしものために知っておきたい修理とデータ復旧
どんなに対処しても、残念ながら復活しないケースもあります。そんなときのために、修理やデータ復旧の選択肢も知っておきましょう。
Appleの保証について
Appleの限定保証(1年間)およびAppleCare+は、液体による損傷は基本的に保証対象外です。修理は基本的に有償となります。
修理費用は機種によって異なりますが、最新モデルだと8万円〜12万円程度かかることも。AppleCare+に加入していれば、サービス料金(12,900円程度)で修理できる場合があります。
データが命!という場合
本体よりもデータが大事、という場合は専門のデータ復旧業者への依頼も選択肢です。ただし、かなり高額になる可能性があるので、その点は覚悟しておきましょう。
やっぱり一番大切なのは、日頃からのバックアップ習慣。iCloudやパソコンへの定期的なバックアップが、万が一のときの保険になります。
【保存版】水没の種類別・正しい対処法
水没した液体の種類によっても、ベストな対処法は少し変わってきます。
真水(水道水・お風呂の水)の場合
比較的被害が軽度で済むケースです。この記事で紹介した対処法を丁寧に行えば、完全復活する確率も高いです。
海水の場合
海水は塩分を含むため、乾燥後に塩の結晶が残り、それがショートや腐食の原因になります。真水よりも緊急度が高く、早めの対応が必要です。できれば専門業者に早めに相談しましょう。
トイレの水の場合
衛生的な問題に加え、消毒剤が含まれている可能性があります。消毒剤は腐食性が強いため、これも早めのプロ対応が無難です。
ジュースやコーヒーの場合
糖分を含む液体は、乾燥後にベタつきが残り、それが故障の原因になります。糖分は時間が経つと腐食性を持つので、こちらも早めのクリーニングが理想的ですが、分解洗浄は専門業者に任せるのが安心です。
まとめ:水没[iPhone amazon]の運命はあなたの行動次第
[iPhone amazon]を水没させてしまったとき、最初の対応がすべてを決めます。
もう一度、一番大事なポイントをおさらいしておきましょう。
絶対に守るべき3つのルール
- 電源を切る(ショート防止)
- 乾燥させる(自然乾燥48時間以上)
- 充電しない(完全乾燥まで待つ)
そして、万が一に備えて日頃からのバックアップ習慣を。これだけで、水没後のストレスが大きく変わります。
「もしも」のときは、今日の記事を思い出してくださいね。あなたの[iPhone amazon]が無事に復活しますように。
※修理費用や保証内容は変更される可能性があります。実際に修理を依頼する際はApple公式サイトで最新情報をご確認ください。
