みなさん、こんにちは。ふと「iPhone 12っていつ発売だったっけ?」と気になったことはありませんか?単純な発売日を調べるだけなら簡単ですが、実はその背後には、「今、中古で買うとお得なのかな?」「使っていたモデル、そろそろ買い替え時?」「いくらで売れる?」といった、もっとリアルな疑問が隠れているものです。
今回は、そんな本音の疑問にズバリお答えします。発売から5年以上経った今、iPhone 12がどんな立ち位置にあるのか、その本当の価値を、最新の市場動向も交えながら深掘りしていきましょう。
iPhone 12の発売日と、知っておきたいモデルの特徴
まずは基本的な情報からおさらいです。iPhone 12シリーズが世界で発表されたのは、2020年10月13日(日本時間では10月14日) のことでした。ただ、全モデルが一斉に店頭に並んだわけではなく、少し変則的なスケジュールでした。
- 2020年10月23日:6.1インチのiPhone 12と、同じく6.1インチのiPhone 12 Proが先行して発売されました。
- 2020年11月13日:コンパクトな5.4インチモデルであるiPhone 12 miniと、大型6.7インチモデルのiPhone 12 Pro Maxの販売が開始されました。
また、発売から約半年後の2021年4月には、iPhone 12と12 miniに爽やかな「パープル」カラーが追加され、新たな選択肢として登場しています。
このシリーズの大きな特徴は二つ。デザインがかつてのiPhone 4や5を彷彿とさせるフラットでシャープな側面に戻ったこと、そしてAppleのスマートフォンとして初めて5G通信に対応したことでした。画面保護には当時としては画期的な強度を誇る「Ceramic Shield」が採用され、背面には便利なマグネット式アクセサリー「MagSafe」が初搭載されるなど、今に続く進化の礎を築いたモデルと言えます。
知っておくべき生産終了情報と現在の立ち位置
「そういえば、店頭で新品を見かけなくなったかも」と思ったあなたの感覚は正解です。Appleは新しいモデルを出す際に、古いモデルの生産を順次終了しています。
具体的には、iPhone 12 miniは2022年9月に、そして主力モデルだったiPhone 12も2023年9月に、それぞれ公式の生産(販売)を終了しています。
つまり、2026年現在、正規のApple Storeや大手キャリア店で「新品」のiPhone 12を購入することは、原則としてできません。 今、このモデルを手に入れる主な道は、「中古市場」や「再生品(整備済み品)」となります。このことは、価格や購入を考える上での大前提として、しっかり頭に入れておきましょう。
2026年現在のリアルな価格相場:購入と売却
では、今、iPhone 12はいくらくらいの価値があるのでしょうか?発売時の価格(例:64GBモデルで税別85,800円)とは状況が一変しています。現在の価格は、機種・ストレージ容量・外観の状態・バッテリーの健康状態によって大きく変わります。
■ 中古購入を考えている場合の目安
主要な中古スマホ販売サイトの相場を見てみると、例えば128GBのiPhone 12で、「美品」(目立つ傷やキズがない状態)であれば、おおむね2万円台後半から4万円前後が中心的な価格帯です。状態が「ジャンク品」(動作はするが外観に難あり)に近づくと、1万円台まで下がることも。特に人気の高いカラーや、大容量の256GBモデルは、もう少し高値になる傾向があります。
■ 今使っている機種を売りたい場合の目安
反対に、今お手持ちのiPhone 12を下取りに出したり買い取りに出したりする場合は、購入価格よりもさらに低い価格が相場です。携帯キャリアや家電量販店の下取りサービス、専門の買取店などでは、状態が良好な128GBモデルでも、1万円前後から、よくて2万円台半ばが相場だと考えてください。
ここで特に価格を左右するのは、ズバリ 「バッテリーの最大容量」と「画面・ボディの傷」 です。純正の箱や充電ケーブルがそろっているか、SIMロックが解除されている「SIMフリー」モデルかどうかも、査定額に影響します。
“今”iPhone 12を購入・使用する際の4つの注意点
中古で2〜3万円台。確かに最新モデルに比べると手頃な魅力がありますよね。でも、発売から5年以上経過したガジェットを手に取る際には、それなりの注意点も知っておく必要があります。購入を判断する前に、ぜひ次の4点をチェックしてください。
1. OSアップデートのサポートはいつまで?
iPhone 12は、初期搭載のiOS 14から現在の最新OSまでアップデートを重ねてきており、Appleの長期サポートの恩恵を受けています。ただし、今後もメジャーな新機能が続々と追加される大型アップデートを、最新機種と同じ期間受け続けられる保証はありません。セキュリティアップデートはもう数年続く見込みですが、「最先端のiOS機能を長く楽しみたい」という方は、この点を考慮に入れる必要があります。
2. 避けられないバッテリーの消耗
スマートフォンのバッテリーは消耗品です。日常的に使用していれば、発売から時間が経った機種ほど、バッテリーの最大容量は低下している可能性が高いです。「バッテリーの減りが早い」と感じたら、Appleの有料バッテリー交換サービスを利用するか、モバイルバッテリーを常備するなどの対策がほぼ必須になると覚悟しておきましょう。
3. 性能は2026年現在、どのレベル?
当時「スマートフォン最速」を謳ったA14 Bionicチップは、メールやSNS、ウェブ閲覧、動画視聴、標準的な写真撮影などの日常使用では、今でもまったく遜色のないスムーズな性能を発揮します。一方で、最新の高負荷な3Dゲームや、本格的な4K動画の編集などをお考えの場合には、最新チップを搭載したモデルとの差を感じる場面も出てくるかもしれません。自分の使い方をイメージして、性能面で不足がないか考えてみてください。
4. 5G対応の“現在地”
iPhone 12の一大売りだった5G。日本の主要キャリアが提供する「Sub-6」帯と呼ばれる5Gには問題なく対応しています。しかし、より超高速・大容量な「ミリ波」帯の5Gや、今後本格化が予想される次世代通信規格には対応していません。未来を見据えて最先端の通信環境をフルに楽しみたい方には、この点が少し物足りなく感じられるかもしれません。
まとめ:iPhone 12の真の価値と、賢い付き合い方
いかがでしたか?iPhone 12の発売日は、単なる過去の日付ではありません。そこから現在までの月日が、この機種の「現在の価値」と「賢い付き合い方」を決定しているのです。
高性能なiPhoneの基本性能を、非常にコストパフォーマンスの良い価格帯で手に入れられるのが、2026年現在のiPhone 12最大の魅力です。初めてiPhoneを使う方や、サブ機として手頃なモデルが欲しい方には、今もとても有力な選択肢だと言えます。
その魅力を享受するためには、中古購入時は「バッテリー状態」と「外観」を入念に確認すること、そしてOSサポートが長期的ではない可能性を理解した上で、数年間を“コスパ良く”使うつもりで購入することが、失敗しない秘訣です。
一方、今お使いのiPhone 12から最新モデルへの買い替えを考えるなら、1〜2万円台の下取り価値を、新機種購入時の貴重な割引資源として活用するのが現実的でしょう。
「iPhone 12 発売日」というキーワードから始まった今回の探求が、あなたのスマートフォンライフをより賢く、豊かにするための一助となれば幸いです。
