いま手元にあるiphone12。そろそろ買い替え時? それともまだまだ現役で戦える?
「iPhone12はいつまで使えるんだろう」と気になっているあなたへ。この記事では、2026年現在のサポート状況から、具体的な買い替えの目安まで、わかりやすくお伝えしていきます。
結論から言えば、日常使いならまだあと1〜2年は安心と言えるでしょう。しかし、これから先も快適に使い続けるためには、知っておくべきポイントがいくつかあります。この記事を読めば、あなたのiphone12とどう付き合っていくか、その答えが見つかるはずです。
iPhone12の現状:発売から5年、サポートはどこまで続く?
まずは基本情報から整理しましょう。iphone12は2020年秋に発売されました。2026年現在、発売から5年以上が経過している「ベテラン機種」です。この年数は、スマートフォンのライフサイクルを考えるうえで、ひとつの重要な節目になります。
多くの方が気にするのは、「いつまで最新のiOSが使えるのか?」 ということではないでしょうか。過去の傾向を振り返ると、iphoneの最新OSサポート期間は、発売から約6年から7年が相場です。例えば、2015年発売のiPhone6sは、2021年リリースのiOS15までアップデートを受けました(約6年間)。このパターンに当てはめると、iphone12が最新OSを受け取れる可能性があるのは、2026年から2027年頃までと予測されます。もちろんこれは公式発表ではなく過去のデータに基づく予測ですが、ひとつの信頼できる目安にはなるでしょう。
OSのアップデートが終わっても、即座に使えなくなるわけではありません。Appleはその後も、重要な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを数年間提供し続ける傾向があります。しかし、OSアップデートそのものが止まると、最新アプリの要求OSバージョンを満たせなくなり、新機能や新しいアプリの利用に制限が出始める可能性は高まります。
「いつまで使える?」の答えは、あなたの使い方で変わる
実は「いつまで使えるか」という問いには、絶対的な答えはありません。なぜなら、それはあなたの毎日の使い方や求めるパフォーマンスによって大きく変わるからです。ここでは、2つのユーザータイプに分けて考えてみましょう。
● まだまだ使い続けたい「現役派」のあなたへ
メール、SNS、Web閲覧、動画視聴、音楽再生、地図アプリなど、日常的な基本機能を中心に使っている方。バッテリーを新品に交換し、ストレージに余裕を持たせておけば、OSサポートが終了した後も、あと2〜3年は十分に実用に耐える端末として活躍してくれるでしょう。多くのアプリも、数世代前のOSをしばらくはサポートし続けるのが一般的です。
● そろそろ買い替えを考える「高性能派」のあなたへ
最新の大型ゲームをサクサク動かしたい、高品質な動画編集をスマホで行いたい、あるいはAIを駆使した最新の写真機能や「Apple Intelligence」のような新時代の機能を試してみたい。そんな欲求があるなら、買い替えのサインかもしれません。iphone12のA14 Bionicチップは今でも優秀ですが、最新のiphoneと比べると、特にグラフィックス性能やAI処理(ニューラルエンジン)の面で差が開いています。求める性能のレベルによって、使い続けられる年数は変わってきます。
買い替えを真剣に考え始める、4つの具体的なサイン
「そろそろかな?」と迷ったとき、客観的に判断できる基準があると便利です。以下のような変化を感じ始めたら、それはiphone12が発するSOSかもしれません。
- バッテリーが朝から晩まで持たなくなった
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」を開いてみてください。ここに表示される「最大容量」が80%を切っている場合、それは明確な交換のサインです。容量が低下すると、消費が著しく早くなるだけでなく、パフォーマンスが抑えられて動作がもっさり感じられる「ピークパフォーマンス制御」が作動する可能性もあります。Apple正規のバッテリー交換は14,500円(税別)です。 - 動作の遅さやもたつきが日常のストレスになっている
よく使うアプリの起動に時間がかかる、アプリを切り替えるたびに再読み込みが頻発する、動画編集や複数のSNSを同時に扱うとすぐにカクつく…。こうした日常生活における明らかなパフォーマンス不足を感じ始めたら、チップの処理能力があなたの使い方に追いついていない証拠です。 - 修理費用が、中古や新型の価格に迫ってきた
画面を割ってしまった、水没させてしまった…。そんなアクシデントが起きた時、修理費用を調べて驚いたことはありませんか?AppleCare+に加入していない場合、iphone12の画面修理は42,800円(2024年5月時点の参考価格)にもなります。この金額は、中古のiPhone13や最新のエントリーモデルに近い価格帯。「修理するより買い替えた方が合理的」 と判断できる一つのラインです。 - 「使いたい機能」がハードウェア的に非対応だった
これが最も分かりやすい買い替え理由の一つです。例えば、2024年に発表された生成AI機能「Apple Intelligence」は、iphone12では利用できません。将来的に「この機能が使いたい!」と思った時、自分の機種が対応していないと知れば、それは強力な買い替え動機になります。
まだ延命させたい! iPhone12を長く使い続けるための3つの知恵
「買い替えはまだ先にしたい。今のiphone12を最大限、長持ちさせたい!」そんな思いをお持ちの方へ。少しの工夫で、寿命を確実に伸ばすことができます。
1. バッテリーを交換する、これが最強の延命策
先ほども触れた通り、バッテリーはスマートフォンの心臓部です。最大容量が80%を切っているなら、迷わず交換を検討しましょう。Apple正規の他、信頼できる修理店で交換する方法もあります。費用はかかりますが、体感速度が劇的に改善し、まるで買い替えたかのような快適さを取り戻せる、コストパフォーマンスの高い投資です。
2. ストレージ容量に余裕を持たせる
「ストレージがいっぱいです」という警告が頻繁に出ていませんか?空き容量が極端に少ない状態(目安としては5GB以下)が続くと、システムがデータを効率よく処理できず、全体的な動作が重くなることがあります。使っていないアプリを削除したり、写真や動画をクラウドサービスやパソコンにバックアップして端末から削除したりするだけで、驚くほど軽快になる場合があります。
3. 最新のiOSにアップデートし続ける
「動作が重くなるから」とアップデートを避ける方もいますが、これは逆効果です。最新のiOSアップデートには、パフォーマンスの最適化やセキュリティホールの修正が含まれています。サポートが続く間は、必ず最新版にアップデートすることをお勧めします。ただし、メジャーアップデート(例:iOS17から18へ)直後は一時的に重く感じることもあるので、その点はご注意を。
買い替えるなら何がおすすめ? 2026年の選択肢を整理
いよいよ買い替えを決意したら、次は選択肢を考えましょう。2026年現在、主に次の3つの方向性が考えられます。
● コストパフォーマンスを最優先:1〜2世代前のモデルへ
最新機能はほどほどに、無理のない予算で確かな性能が欲しい。そんな方には、iPhone13やiPhone14がおすすめです。中古市場でも流通量が多く、比較的良い状態の機体が見つかりやすいでしょう。iphone12から移行すれば、バッテリー持続時間やカメラ性能などの向上を、手頃な価格で実感できます。
● 最新技術と長期的な保証が欲しい:現行フラッグシップモデルへ
せっかく買い替えるなら、最新技術を味わいたい、そしてできるだけ長く使いたい。その願いを叶えるのは、iPhone15シリーズ、特にProモデルです。常時表示ディスプレイ、操作ボタン、USB-Cポート、そして何より驚異的な処理性能を持つA17 Proチップ。これらは、今後4〜5年は第一線で戦える性能の保証に近いものがあります。初期投資は高くなりますが、長い目で見ればコストパフォーマンスは高い選択肢です。
● 中古でiPhone12をもう一台:同じ環境を維持
「OSや性能には不満がない。今の使い心地が一番しっくりくる。ただ、今の機体が古くなってきた」というこだわり派の方もいるかもしれません。実は、状態の良い中古のiphone12を購入する、という選択肢もあります。同じモデルなので移行も簡単。ただし、中古購入時は必ず「バッテリー健康状態」を確認し、80%以上あるものを選びましょう。また、「ネットワーク利用制限(SIMロック)」「アクティベーションロック(元の所有者のApple IDでロックされていないか)」がないことも絶対条件です。
まとめ:iPhone12はいつまで使える? 最終判断はあなたの手に
ここまで、サポートの予測、延命のコツ、買い替えの選択肢を見てきました。改めて整理すると、iphone12は2026年現在、基本的な日常用途においては、まだ十分に実用的なパートナーと言えます。最新OSサポートはあと1〜2年、その後もセキュリティアップデートは続き、正規修理サポートは2028年頃まで見込まれます。
しかし、その「使える」は、ただ電源が入って通話できるという意味ではありません。あなたが求める「快適で、安全で、楽しい使い方」をどこまで実現できるかが、本当の意味での「使える期間」を決めます。
最後に、簡単な判断フローを。
まずは「設定」アプリでバッテリーの健康状態を確認。80%を切っていたら交換を真剣に検討。
次に、毎日の使用の中で、動作の遅さや機能不足によるストレスがないか、自分に問いかけてみる。
その答えと、あなたの予算、そして「何を求めているか」という気持ちを天秤にかけたとき、自ずと最適な道——「修理して使い続ける」か「そろそろ新しい相棒を探す」か——が見えてくるはずです。
あなたのiphone12との時間が、まだまだ充実したものでありますように。そして、新たな出会いを選ぶ時が来たら、それがより楽しいスマートフォンライフの始まりとなりますように。
