「ahamoってタブレットでも使えるの?」
そんな疑問を持つ人、多いですよね。スマホで人気のahamoですが、実はタブレットでもしっかり使えるんです。ただし、いくつかの注意点や設定のコツを知っておく必要があります。この記事では、ahamoで利用できるタブレット機種から、料金プラン、データシェアの方法までをわかりやすく解説します。
ahamoとは?タブレットでも使えるドコモの人気プラン
まず基本から。**ahamo(アハモ)**はNTTドコモが提供するオンライン専用プランです。
月額2,970円(税込)で30GBのデータ通信が使え、5分以内の国内通話が無料。110GBの「大盛りオプション」(+1,980円)を追加すれば、たっぷりデータを使いたい人にも対応できます。
スマホ向けのプランとしてスタートしましたが、SIMカードをタブレットに挿せばそのままデータ通信が可能。つまり、ahamoはスマホ専用ではなく、タブレットでも利用可能な汎用プランなんです。
ahamoでタブレットを使うときの基本ルール
ahamoをタブレットで使うには、いくつかの条件があります。
- 音声プランとして契約する必要がある
ahamoにはデータ通信専用プランがありません。タブレット利用でも「音声付きプラン(2,970円〜)」を契約します。 - SIMフリー端末またはドコモ回線対応機種であること
SIMロックがかかった他社端末では通信できない場合があります。利用前にSIMロック解除を行いましょう。 - Wi-Fi専用モデルは対象外
当然ながら、SIMスロットのないWi-Fi専用タブレットではahamoのSIMは使えません。 - テザリング利用もOK
タブレットに挿したahamo SIMでほかの端末をインターネットに接続することも可能です。
これらの条件を満たしていれば、基本的にahamoを問題なく利用できます。
ahamoで使える対応タブレット一覧(2025年版)
公式サイトでは動作確認済みの端末が公開されています。ここでは代表的な対応機種を紹介します。
iPad Proシリーズ(セルラーモデル)
iPadはドコモ販売モデルまたはSIMフリー版であれば、ahamo SIMを挿すだけで通信できます。設定もシンプルで、APNを自動認識する場合がほとんどです。
Androidタブレット
- arrows Tab F-02K、F-04Hなどドコモ販売モデル
- HUAWEI dtab Compact シリーズ
- Galaxy Tab S6/Galaxy Tab S7/Galaxy Tab S8(SIMフリーまたはドコモ版)
Androidの場合は機種ごとに設定が異なるため、通信できない場合はAPN設定を手動で行うのがポイントです。
ahamoの料金プランをおさらい
ahamoはとてもシンプルな2プラン構成です。
- 基本プラン(30GB):月額2,970円(税込)
- 大盛りプラン(110GB):月額4,950円(税込)
どちらも5G・4Gに対応しており、国内通話5分無料が標準で付帯しています。
通話が不要なタブレット利用でも、プラン料金は変わりません。
また、ahamoは海外82の国と地域で追加料金なしでデータ通信が可能。タブレットで地図や翻訳アプリを使うシーンにもぴったりです。
ahamoと「データプラス」でタブレットをもっと便利に
2023年からahamo契約者もドコモの「データプラス」を利用できるようになりました。
これは、メイン回線(スマホ)のデータ容量をサブ端末(タブレットやルーター)で共有できるオプションです。
- 月額料金:1,100円(税込)
- 通信容量:親回線(ahamo)のデータを共有
- 通話機能:なし(データ通信専用)
たとえば、スマホでahamo 30GBプランを契約していれば、そのデータをタブレットでも利用できます。別途データ専用プランを契約するよりコスパが良いのが魅力です。
ただし、データプラス単体では申し込みできません。必ずahamo本契約が必要です。
タブレットでahamoを使うメリット
1. ドコモの高速ネットワークをフル活用できる
ahamoはドコモの5G/4Gネットワークを利用しており、エリア・速度ともに安定しています。動画視聴やオンライン授業、リモートワークにも十分対応。
2. シンプルでわかりやすい料金体系
プランが2種類だけなので、料金計算が簡単。通信量の追加購入もオンラインで完結します。
3. 海外利用にも強い
短期の海外旅行であれば、別途SIMを用意せずに現地でそのままデータ通信が使えます。
4. eSIM対応モデルなら契約がスムーズ
ahamoはeSIM対応。物理SIMの郵送を待たずに、申し込み後すぐ開通できるのが便利です。
ahamoでタブレットを使うときの注意点
メリットが多い一方で、いくつかの制限もあります。
- タブレット専用プランは存在しない
データ通信しか使わなくても音声契約が必要。コスト面では格安SIMのデータプランより高め。 - 動作保証は一部端末のみ
公式サイトに掲載されていない機種は自己責任。特に海外製Androidタブレットは注意。 - SIMロック解除が必要な場合あり
他キャリアで購入した端末は、SIMロック解除を行ってから利用しましょう。 - APN設定を手動で行う必要がある機種もある
通信がうまくいかない場合は、「spmode.ne.jp」をAPNに設定すると改善することがあります。
ahamoをタブレットで使う手順
- 対応タブレットを用意する
SIMスロットまたはeSIM対応の機種を確認。 - ahamo公式サイトで契約する
オンライン専用サービスなので、店舗では契約できません。 - SIMカードまたはeSIMを設定する
SIMを挿入し、必要に応じてAPN設定を入力。 - データプラスを追加する場合
My docomoやahamoサイトで申し込み可能。タブレット用に別SIMを発行してもらいます。
どんな人におすすめ?
- 外出先で動画や電子書籍を楽しみたい人
- iPadをメイン端末として使う人
- スマホとタブレットをまとめて1つのデータ容量で運用したい人
- シンプルな料金体系がいい人
特に「スマホはahamo、タブレットでも同じデータを使いたい」という人には、データプラスを組み合わせるのがベストです。
まとめ:ahamoで使えるタブレットまとめ!対応機種とおすすめプランを徹底解説
ahamoはスマホ向けプランですが、タブレットでも快適に利用できる通信サービスです。
ドコモの高速ネットワークを使いながら、シンプルな料金で大容量通信が可能。
iPadやAndroidタブレットを持っている人なら、SIMを挿すだけで手軽にモバイルデータ環境を整えられます。
タブレットをもっと自由に使いたい人は、ahamo+データプラスの組み合わせを検討してみてください。
外出先でも、自宅でも、動画も仕事もサクサク進む。
ahamoでタブレットライフをもっと快適にしてみましょう。
