車の中でタブレットを使ってナビ代わりにしたり、音楽や動画を楽しんだりしたい――そんな人にぴったりなのが「1DIN対応タブレットホルダー」。
この記事では、1DINスペースを活用してスマートにタブレットを設置できる方法と、おすすめ製品7選を紹介します。
1DIN対応タブレットホルダーとは?
「1DIN(ワンディン)」とは、カーステレオなどの標準サイズ規格のこと。高さ約5cm×幅約18cmのスペースを指し、オーディオを外した際などに空く場所です。
このスペースを利用してタブレットを固定できるのが「1DIN対応タブレットホルダー」です。
吸盤や両面テープのようにダッシュボードに貼り付ける必要がなく、車の構造を活かしてしっかり固定できるのが特徴。
見た目もスッキリして、まるで純正ナビのような仕上がりになります。
メリット:スマートで安全な車内レイアウトを実現
1DIN対応ホルダーの一番の魅力は、固定力とデザイン性の両立です。
- ダッシュボードがスッキリ見える
- 走行中の振動でもズレにくい
- ナビ位置が自然で見やすい
また、1DINスペースは視線移動が少なく、運転中の視認性にも優れています。
一方で、両面テープタイプや吸盤式だと落下や視界の妨げが起こりやすいので、「安全面」を重視する人にもおすすめです。
取り付け方法:1DINボックスに差し込むだけ
取り付けは意外と簡単。多くの製品では、空いた1DINボックスに差し込んでネジで固定するだけです。
車の改造や配線加工が不要なタイプも多く、DIY初心者でも取り付けやすい構造になっています。
モデルによっては、角度調整や高さ調整が可能なものもあり、好みの視界に合わせて調整できます。
ただし、車種によってはDINスペースがない場合もあるので、事前にサイズと構造を確認しておきましょう。
選び方のポイント
1DIN対応ホルダーといっても、形状や機能はさまざま。購入前にチェックしたいポイントをまとめました。
1. 対応サイズと耐荷重を確認
7インチから10.5インチまで対応するモデルが主流ですが、タブレットの重量にも注意。
重すぎると走行中に角度がズレたり、ホルダーがたわんだりすることがあります。
2. 角度調整機能があるか
走行中の視認性を確保するために、上下や前後の角度調整機能は非常に重要。
特に背の高い車や視界が広い車では、微調整できるモデルが快適です。
3. 固定方式と安定性
差し込み固定型やネジ留め式など、構造がしっかりしているかを確認。
高速走行や悪路でも揺れにくいタイプが安心です。
4. 取り外しのしやすさ
通勤・配送などでタブレットを頻繁に持ち出す場合は、ワンタッチで脱着できるタイプが便利です。
5. 車種への適合性
一部車種ではDINスペースが特殊形状のため、取付金具が合わないことも。購入前に「1DIN互換」と明記されているかを確認しましょう。
注意点:安全性と法令遵守
タブレットを車内に固定する際は、以下の点に注意が必要です。
- 運転中の操作は禁止(停車中に設定・操作する)
- 視界を妨げない位置に取り付ける
- エアバッグ展開範囲に干渉しないようにする
また、直射日光や高温下ではタブレットが熱暴走するおそれもあるため、日除けや通気を工夫するのもポイントです。
おすすめの1DIN対応タブレットホルダー7選
ここでは、実際に人気があり評価の高い7モデルを厳選しました。
純正風の仕上がりからコスパ重視まで、それぞれの特徴を紹介します。
① ビートソニック BSA132
1DINスペースにガッチリ固定できる安定型スタンド。
7〜10.5インチまで対応し、角度調整機能付き。金属製で耐久性にも優れています。
純正風に仕上げたい人にぴったり。
② ビートソニック BSA133
BSA132の上位モデル。ホルダー部分を交換でき、スマホ用やワイヤレス充電タイプにも対応。
長く使える拡張性が魅力です。
③ ビートソニック BSA122
DINスペースを活かしたコンパクトホルダー。見た目がすっきりしていて、インテリアに馴染みやすい。
シンプルな構造で取り付けも簡単。
④ ヤック VP-D13
価格が手ごろでコスパ重視のモデル。上下の角度調整ができ、10インチタブレットまで対応。
DIY派にも人気が高い製品です。
⑤ カーメイト ZR312
DINボックス差し込み型で、工具不要。ホールド部は滑り止め素材でしっかり固定。
軽量タブレットやiPad miniユーザーにおすすめ。
⑥ FANAUE タブレットホルダー 車載 iPad スタンド
DIN固定ではないが、ベースにRAMボールを組み合わせて使う高剛性タイプ。
業務車両やオフロードなど、揺れが多い環境で高い安定性を発揮します。
⑦ サンワダイレクト 車載ホルダー
DINスペースがない車でも代替できる吸盤式タイプ。
角度調整自由で、使い勝手を優先したい人に最適です。
他方式との比較:吸盤・CDスロット・ヘッドレスト型
1DIN対応モデル以外にも、タブレットを固定する方法はいくつかあります。
- 吸盤式:手軽だが夏場に外れやすい
- CDスロット差し込み型:視認性が良く、取り付け位置が自然
- ヘッドレスト取付型:後部座席用に最適(子どもの動画視聴など)
- ドリンクホルダー型:低い位置で視界を妨げない
これらと比較すると、1DIN対応は見た目の一体感と固定力で優れています。
取り付け時のコツとメンテナンス
1DIN対応ホルダーを長く快適に使うために、以下の点を意識すると良いです。
- 固定ネジの緩みを定期的にチェック
- タブレット装着時は両手で支えて入れる
- ケーブル類は運転操作の邪魔にならないよう整理
また、タブレットを外した状態でもスタンドが目立たないデザインを選ぶと、普段使いにも自然に溶け込みます。
車内でタブレットを安全・快適に使うために
ナビや音楽、ドライブレコーダー表示など、タブレットを車内で活用するシーンは増えています。
ただし、**「固定力」と「視界確保」**は安全に直結するポイント。
1DIN対応タブレットホルダーなら、その両方をバランス良く実現できます。
走行中の操作を避け、しっかり固定して、安全で快適なドライブを楽しみましょう。
まとめ|1DIN対応タブレットホルダーおすすめ7選!車載で便利な固定方法を解説
1DIN対応タブレットホルダーは、車内の限られたスペースを有効活用しながら、見た目も機能性もアップできる優れたアイテムです。
純正風に設置できるビートソニック製から、手軽なヤックやカーメイトまで、選択肢は多彩。
使う目的や車種に合わせて選べば、タブレットがまるでカーナビのように使えるようになります。
あなたの車に合う1DIN対応タブレットホルダーを見つけて、より快適なドライブライフを楽しんでください。
