ランニングや通勤中に「スマホを持たずに音楽を聴けたらいいのに」と感じたこと、ありませんか?
そんなニーズに応えるのが、Garmin(ガーミン)の「Forerunner 165 Music(フォアランナー165ミュージック)」です。
本体に音楽を保存できるだけでなく、軽量で防水性にも優れたこのモデルは、ランナーやフィットネス愛好者の間で注目を集めています。
この記事では、ガーミン165ミュージックの特徴、音楽再生機能の使い方、スマホやストリーミングサービスとの連携方法まで、徹底的に解説します。
ガーミン165ミュージックとは?基本仕様と特徴
ガーミン165シリーズには「通常モデル」と「Musicモデル」があり、音楽再生に対応しているのは「Forerunner 165 Music」だけです。
その名の通り、ウォッチ単体で音楽を再生できるのが最大の特徴です。
ディスプレイは1.2インチのAMOLED(有機EL)で、解像度は390×390ピクセル。
屋外の日差しの下でもくっきり見える高精細ディスプレイを採用しています。
重さはわずか約39gと非常に軽く、ランニング中も腕への負担がほとんどありません。
また、防水性能は5ATM(50メートル防水)に対応。雨の日のランやスイムでも安心して使用できます。
バッテリーはスマートウォッチモードで最大11日間、GPS+音楽再生モードでも5時間以上動作するため、日常使いにも十分です。
音楽再生機能の魅力:スマホなしで完結
ガーミン165ミュージックの最大の魅力は、「スマホを持たずに音楽を聴ける」こと。
音楽データを本体に直接保存できるため、Bluetoothイヤホンさえあればウォッチ単体で再生が可能です。
保存容量は約4GBで、最大450〜500曲を保存できます。
お気に入りのプレイリストをウォッチに入れておけば、スマホのバッテリーや通信状況を気にせずに音楽を楽しめます。
対応している音楽ソースは以下の3種類です。
- パソコン経由で転送した音楽ファイル(MP3、M4Aなど)
- ストリーミングサービス(Spotify、Amazon Music、Deezerなど)
- スマホに保存された音楽を操作(スマホ連携再生)
特にSpotify対応はユーザーからの評価が高く、事前にプレイリストを同期しておくことで、オフラインでも再生可能です。
Wi-Fi接続環境でウォッチ内にプレイリストをダウンロードすれば、外出時にスマホを持たなくても好きな音楽が楽しめます。
イヤホン接続と再生操作の流れ
音楽を聴くには、Bluetoothイヤホンとのペアリングが必要です。
手順はシンプルで、以下の通りです。
- イヤホンをペアリングモードにする
- ガーミン165ミュージックで「設定」→「音楽」→「イヤホンの追加」を選択
- 検出されたデバイスを選び、接続完了
一度ペアリングしておけば、次回からは自動で接続されます。
再生・一時停止、曲送り、音量調整などの操作はウォッチの物理ボタンで行えます。
ランニング中でもタッチ操作に頼らず直感的に操作できるのがガーミンの強みです。
ランニング中の使用感:軽さと操作性のバランス
ガーミン165ミュージックは、ただの音楽プレーヤーではありません。
本格的なランニングウォッチとしての機能も充実しています。
GPS、GLONASS、Galileoの3種の衛星測位に対応し、位置精度も高い。
さらに、ペース、距離、心拍数、ランニングパワーなど、トレーニングに欠かせないデータをしっかり記録します。
走りながら音楽を楽しみ、同時にトレーニング効果を可視化できるのは非常に便利。
スマホを持たずに「時計とイヤホンだけ」で完結できるこの快適さは、一度体験すると手放せません。
音楽再生に関する注意点と設定のコツ
便利な一方で、初回設定時にはいくつか注意点があります。
まず、音楽機能が使えるのは「Music」モデルのみ。
通常のForerunner 165では音楽再生機能が搭載されていないので注意が必要です。
また、Spotifyなどのストリーミングサービスを利用する場合、Garmin Connect IQアプリを経由してウォッチにプレイリストを同期します。
Wi-Fi接続が必要なため、最初の設定時は自宅など安定した通信環境で行うのがコツです。
さらに、音楽+GPSを同時に使用するとバッテリーの減りが早くなる点にも注意。
長距離ランやマラソンなどでは、音楽再生をオフにして走るなど、用途に応じて切り替えるのがおすすめです。
ヘルスケア機能も充実:日常管理にも最適
ガーミン165ミュージックは、トレーニングウォッチでありながら、健康管理機能も豊富です。
心拍数、血中酸素(Pulse Ox)、睡眠の質、ストレスレベル、Body Battery(体のエネルギー残量)などを計測できます。
これらのデータを日常的に記録することで、自分の体調のリズムを客観的に把握できます。
音楽を聴きながらのウォーキングや軽い運動でも、心拍数やストレス状態を自動でモニタリングしてくれるため、無理のないトレーニングが可能です。
また、AMOLEDディスプレイは通知や天気情報の表示にも適しており、ビジネスシーンでも違和感のないデザインです。
他モデルとの比較:165と165ミュージックの違い
ガーミン165シリーズには2つのモデルがあります。
- Forerunner 165:音楽機能なし
- Forerunner 165 Music:音楽保存・再生機能あり
それ以外のスペックはほぼ共通で、画面サイズやセンサー性能、防水性能も同じです。
したがって、「音楽を聴くかどうか」が購入時の最大の分かれ目です。
価格差はおおよそ5,000〜6,000円程度。
この差額で「スマホなしで音楽が聴ける快適さ」を得られると考えれば、コストパフォーマンスは高いといえます。
ガーミン165ミュージックはこんな人におすすめ
次のような人には特におすすめです。
- スマホを持たずにランニングやトレーニングをしたい
- Spotifyなどの音楽サービスを日常的に使っている
- 軽量で多機能なスマートウォッチを探している
- 初心者でも簡単に使えるモデルが欲しい
- 健康管理と音楽機能を両立させたい
逆に、「音楽再生はスマホで十分」という人や、「バッテリーを長持ちさせたい」人には、通常のForerunner 165でも満足できるでしょう。
実際の使い心地と評判
レビューを見ると、ディスプレイの鮮明さや軽さ、操作性の良さが高く評価されています。
特に「屋外での視認性が抜群」「軽くてつけているのを忘れる」といった声が多く見られます。
音楽機能に関しても、「Spotifyのオフライン再生が便利」「スマホを持たずに走れるのが最高」という意見が多い一方で、
初回の同期設定や音楽転送に少し時間がかかるとの指摘もあります。
ただ、一度設定してしまえば使い勝手は非常に良く、普段のジョギングや通勤にも自然に取り入れられます。
ガーミン165ミュージックの購入を検討する前に
購入を検討する際は、次の点を確認しておきましょう。
- 「Music」モデルかどうか(通常モデルには音楽機能なし)
- 利用予定の音楽サービスが対応しているか(Spotify・Amazon Music など)
- Bluetoothイヤホンを持っているか
- スマホとWi-Fi接続環境で初期設定を行えるか
これらを満たしていれば、165 Musicの魅力を最大限に活かせます。
また、公式サイトやAmazon・ヨドバシカメラなどの正規販売店で購入すれば、保証やサポートも安心です。
ガーミン165ミュージックの機能徹底解説のまとめ
ガーミン165ミュージックは、音楽再生機能とトレーニングサポートを融合した、非常にバランスの取れたスマートウォッチです。
スマホを置いても音楽を楽しめる自由さ、軽量で高精細なディスプレイ、そして充実した健康管理機能。
これらが揃った165 Musicは、まさに「走る」「聴く」「整える」を1台で叶えるモデルといえます。
初めてのランニングウォッチにも最適で、日常使いでも活躍する万能モデル。
ガーミン165ミュージックがあれば、毎日のランや通勤時間が、もっと快適で楽しくなるはずです。
