子どもに初めてスマホを持たせるタイミングって、本当に悩みますよね。
「いつが適切なの?」
「壊したりしないかな」
「勝手に課金されない?」
「友達と違うのはかわいそうだけど、最新機種は高すぎる…」
我が家でも小学5年生の娘にiphoneを持たせるまで、夫婦で何カ月も話し合いました。周りのママ友に聞いても答えはバラバラ。ネットの情報も年式が古かったり、いわゆる“キッズケータイ”とiPhoneで情報が混ざってて、正直混乱したんです。
この記事では、そんな迷える保護者の方に向けて、2025年最新の情報をギュッとまとめました。
Apple公式の発表、総務省の調査データ、実際に子どもに持たせている先輩保護者の声をもとに、「失敗しない機種選び」から「スクリーンタイムの落とし穴」「本当に役立つアクセサリー」まで、ぜんぶお伝えします。
まず決めよう。わが子に必要な「ちょうどいい」iPhoneとは
子ども用iPhoneでありがちな失敗が、「とりあえず安いモデル」か「どうせなら最新」の二択で決めてしまうことです。
じつは、子どもの年齢・使い方・成長に合わせた“3つの軸”で選ぶと、失敗がグッと減ります。
選び方の3つの軸
① サポート期間
iPhoneは発売から5〜6年でOSアップデートが終わります。サポートが切れるとセキュリティリスクが高まり、アプリも動かなくなります。
→ 中学生まで使うなら、あと4年以上サポートがある機種が必須。
② 耐久性と修理費
小さな手では落とします。画面割れは覚悟しましょう。
→ 修理代が安い機種 or AppleCare+に加入できる予算か。
③ 操作性
低学年ならホームボタン付き(Touch ID)の方が使いやすい。高学年ならFace IDに慣れてもOK。
この3つを天秤にかけたとき、2025年現在もっともバランスがいいのは「iPhone SE(第3世代)」と「iPhone 13」 です。
年齢別|後悔しないベストな選択肢
【6〜9歳・初めての場合】→ iPhone SE(第3世代)
「まだスマホは早いかな…」という年齢こそ、SEが最適解です。
Touch IDだから顔を角度を変えなくてもロック解除できるし、重さも144gと軽い。ランドセルの肩掛けストラップをつけても負担になりません。
価格も新品で6万円台。Appleの整備済み品なら5万円台で、1年保証付き。バッテリーも新品同様なので、中古の“当たり外れ”を気にしなくていいのが安心です。
「壊れたらどうしよう…」はAppleCare+で解決。
年間2回まで画面修理3,700円。入っておくと、子どもが水没させても「だから言ったでしょ!」じゃなくて「よかったね、入ってて」で済みます(経験談)。
【10〜12歳・長期利用前提】→ iPhone 13 / 14
この年代は、「周りと一緒じゃないと嫌」 期。SEだと「古い」と言われることも。
とはいえ最新の15・16は10万円超え。そこで狙い目なのがiPhone 13。
2026年まではOSアップデート保証、バッテリー持ちも良好、カメラはデュアルレンズ。中古市場も安定しており、Aランク(ほぼ未使用)で7万円台からあります。
14は13とほぼ同じ性能ですが、衛星通信SOS機能がついていて、災害時・山間部で安心。キャンプ好きな家庭や、習い事で遠征が多い子にはこちらもアリです。
【中学生以上】→ iPhone 15 / 16
ここまでくると、もう子ども自身がしっかり選べる年齢。
USB-Cに統一された15以降は、学校のChromebookや家族の周辺機器とケーブルを共有できるメリットも。
ただし「最新ならなんでもいい」は注意。Proモデルはチタニウムボディで軽いですが、修理代が6万円近くかかることも。子ども用には、無印の15か16でじゅうぶんです。
「スクリーンタイム」だけじゃ防げない。令和のペアレンタルコントロール
Appleの「スクリーンタイム」、使ってますか?
あれ、便利なんだけど完璧じゃないんです。
落とし穴① Webサイトのフィルタリング
「成人向けWebサイトを制限」にチェック入れても、17歳以上設定だとほぼ機能しません。
最も確実なのは「特定のWebサイトのみ許可」のホワイトリスト方式。
Yahoo!きっず、NHK for School、おうちの人が厳選した学習サイトだけ見られるようにしてしまいましょう。
落とし穴② ダウンタイム中でも使える機能
ダウンタイム(使用禁止時間)を設定しても、電話・メッセージ・FaceTimeは使えます。
これは緊急連絡用だからですが、夜中に友達とLINEはできないけど電話はできる、という状態に。
わが家では「夜9時以降はリビングの充電ステーションに置く」ルールで解決しました。物理的に触れなくするのが一番です。
落とし穴③ 課金はApp Store制限で防げる…が
スクリーンタイムの「App内購入」を「許可しない」にすれば、アプリ内課金はブロックできます。
でも、Webブラウザからクレジットカード情報を入力すれば課金できてしまうんです。
対策はシンプル。iPhoneにクレジットカードを登録しない。
ファミリー共有で保護者のカードに紐づけ、購入のたびに承認を求める設定にすれば、子どもだけで課金することは絶対にできません。
先輩パパママの「やらかし」に学ぶ、初期設定の鉄則
Yahoo!知恵袋やAppleコミュニティで見つけた実際の失敗談、ぜひ参考にしてください。
「子どものApple IDを大人の年齢で作っちゃった」
→ ファミリー共有に追加できず、最初からやり直し。地味に手間。
「スクリーンタイムのパスコードを子どもに教えちゃった」
→ 制限の意味なし。しかもパス忘れてApple IDリセット。
「中古で買ったらアクティベーションロックがかかってた」
→ 返品に1ヶ月。保証のある販売店ならではのリスク。
ぜったい守るべき3か条
- 子どものApple IDは正確な生年月日で作成する
- スクリーンタイムのパスコードは子どもの知らない数字に
- 中古はApple整備済み品か大手販売店の保証付きAランクを選ぶ
「位置情報」は見守りか、監視か。うまく付き合うコツ
「探す」アプリで子どもの居場所がわかる。これはもうiPhoneの大きなメリットです。
でも、常にピッタリ監視されていると子どもは窮屈に感じます。
わが家では「帰宅時間のお知らせだけ共有する」ルールにしています。
「学校終わったよ」
「塾着いたよ」
「友達の家で遊んでるよ」
この3つだけLINEで送ってくれたら、こっちから位置確認しない。約束を守れるなら、信じて見守る。
テクノロジーは“監視”ではなく“安心”のために使う。そのスタンスが、子どもとの信頼関係を壊しません。
機種選びで迷ったら。結論の早見表
・とにかく安く、壊されても泣かない価格で
→ iPhone SE(第3世代)+AppleCare+
・あと4年は使わせたい。でも予算は抑えたい
→ iPhone 13(中古Aランク)+ケースはオッターボックス
・子どもが「上位機種じゃなきゃイヤ」と言う
→ iPhone 15。15なら値頃感あり。USB-Cも便利
・サポート期間最優先。最新OSを長く使わせたい
→ iPhone 16。16なら2030年まで余裕で戦える
どうしても覚えておいてほしい、たったひとつのこと
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
いろいろ書きましたが、最後にこれだけはお伝えしたい。
iPhoneはあくまで“道具”です。
どれだけ高性能なフィルタリングをかけても、どれだけ高価なケースで守っても、
子どものネットリテラシーは、親との会話でしか育ちません。
「それ、誰と話してるの?」
「そのゲーム、なにが楽しいの?」
「今日、学校でLINE見せ合いっこした?」
週末の5分でもいい。画面をのぞき込むのではなく、子どもが見ている画面を一緒に見て、「どう思う?」と聞く時間をつくってください。
スクリーンタイムの設定より、親の“目と時間”が最高のペアレンタルコントロールです。
最初は不安でいっぱいだった子ども用iPhoneも、正しく選んで、正しく向き合えば、
学校と家をつなぐ安心の連絡手段になり、調べものや創作の道具になり、やがては子ども自身を守る盾になります。
この記事が、あなたとお子さんの「はじめてのiPhone」の、ほんの少しでもお役に立てたら嬉しいです。
