子どもにiPhoneを持たせたい。
でも、依存しないか、変なサイトを見ないか、勝手に課金しないか――。
そんな不安、めちゃくちゃわかります。
実際、私も最初は「制限ってどうやるの?」「スクリーンタイムって聞くけど難しそう…」と、設定画面を開いては閉じるを繰り返してました。
でも結論から言うと、iPhoneには最初から「キッズモード」と呼べる機能がしっかり揃っています。
しかも、一度ちゃんと設定してしまえば、あとはあなたのiPhoneから子どもの使い方をまるっと管理できる。まるで魔法みたいに。
この記事では、実際に子どもにiPhoneを持たせている親のリアルな悩みと、Apple公式の最新機能をもとに、今日からすぐに使える設定手順をまるごとお届けします。
どうせ設定するなら、「なんとなく制限」じゃなくて、効果があって、しかも親の手間がかからない方法がいいですよね。
それでは、さっそく始めましょう。
H2:そもそも「iPhoneキッズモード」ってどこにあるの?
まず、多くの方が勘違いしているポイント。
iPhoneには「キッズモード」という名前のスイッチは存在しません。
Androidの「ファミリーリンク」のような専用アプリをインストールするわけでもない。
じゃあ、どうやって設定するのか?
答えは、標準搭載の「スクリーンタイム」と「ファミリー共有」。
この2つを組み合わせることで、完全無料でキッズモードが完成します。
「スクリーンタイムって、週末に『先週のスクリーンタイムが◯時間でした』って通知が来るだけじゃないの?」
そう思ってた私、本当にバカでした。
スクリーンタイムは「レポート機能」ではなく「制限機能」が本体なんです。
しかも、ここ数年でファミリー共有の仕組みが大きく進化。
親のiPhoneから子どものiPhoneを遠隔操作できるようになりました。
子どものiPhoneを触らなくても、あなたのiPhoneだけで設定が完結する。
もう、子どもの機嫌を損ねながらスマホを取り上げて設定する必要はありません。
H2:まずは「ファミリー共有」で子ども用アカウントを作成する
iPhoneキッズモードの第一歩は、子ども専用のApple IDを作ること。
ここを適当にやると、あとで「Ask to Buy(購入リクエスト)」が効かなかったり、年齢制限がうまくかからなかったりします。
手順はこちら↓
- あなたの[iphone]で「設定」アプリを開く
- 一番上にある自分の名前をタップ
- 「ファミリー共有」→「メンバーを追加」
- 「子供用アカウントを作成」を選択
ここで子どもの正しい生年月日を入力するのが絶対条件。
もし13歳未満で登録すると、自動で「Ask to Buy」がオンになり、App Storeでのダウンロードや課金はすべてあなたの承認が必要になります。
「え、でもうちの子もうすぐ13歳だけど…」
大丈夫です。
13歳以上でも、ファミリー共有グループに入っていれば、あとからAsk to Buyをオンにできます。
課金トラブルを防ぐ最後の砦だと思って、中学生までは絶対にオンのままにしてください。
H2:スクリーンタイムで「何を」「いつまで」使うかを決める
子ども用アカウントができたら、次はスクリーンタイムの設定です。
ここで大事なのは、「ダウンタイム」と「App使用時間の制限」は別物だということ。
この2つを混同している解説サイトが多いので、はっきり区別しておきましょう。
H3:ダウンタイムは「スマホをおやすみモードにする」機能
ダウンタイムは、決めた時間帯になると特定のアプリしか使えなくなる設定です。
例えば…
・21:00〜7:00は電話とメッセージだけ使える
・それ以外のアプリはアイコンが薄くなって開けない
これ、想像以上に効果あります。
「あと5分だけ!」の攻防が物理的に発生しなくなるからです。
設定のコツ:
「常に許可」の欄に、電話、メッセージ、マップなど緊急時に必要なアプリだけを入れる。
ゲームやSNSは絶対に入れないこと。
H3:App使用時間の制限は「ジャンルごとに時間制限」をかける機能
ダウンタイムが「時間帯での制限」なら、こちらは「カテゴリ別の利用時間制限」。
めちゃくちゃ便利なのが、「ゲーム」カテゴリを選ぶと、RobloxもMinecraftもPokémon GOも全部まとめて制限できるところ。
「ゲームは1日1時間まで」
「SNSは1日30分まで」
こんなふうに、ざっくり制限できるので、アプリ1個ずつ設定する手間がゼロです。
H2:やっておかないと危険!コンテンツ制限とプライバシー設定
「時間だけ制限すればOK」と思っていませんか?
それは、すごく危ない。
子どもを守るためには、「何を見せるか」「誰と話させるか」の制限が絶対に必要です。
H3:Webサイトは「許可リスト制」が安心
スクリーンタイム → コンテンツとプライバシー制限 → コンテンツ制限 → Webコンテンツ
ここで「許可されたWebサイトのみ」を選ぶと、登録したサイトしか開けなくなります。
・Yahoo!きっず
・NHK for School
・Wikipedia
この3つだけ登録しておけば、少なくとも下の子がアダルトサイトに迷い込むリスクはゼロ。
「小学生にはこれで十分」という声、実際めちゃくちゃ多いです。
H3:YouTubeのコメント欄を見せたくない問題
これ、めちゃくちゃ聞かれます。
「YouTube Kidsは幼稚すぎるし、かといって通常のYouTubeはコメントが怖い…」
正直なところ、技術的に「YouTubeのコメントだけ」を制限する方法はありません。
だから私は、「YouTubeはSNSカテゴリとして時間制限をかけ、親が選んだ動画だけを共有する」運用にしています。
もしくは、Web版YouTubeを許可リストに追加して、アプリ自体は使わせない。
この方法なら、コメント欄は表示されても、書き込みはできません。
H2:「課金させない」仕組みを作る
「子どもが勝手に課金してた…」
この相談、Appleサポートコミュニティに山のようにあります。
でも、Ask to Buyがオンなら、この悲劇は100%防げます。
H3:Ask to Buyってどんな機能?
子どもがアプリをダウンロードしようとすると…
- 子どものiPhoneに「承認待ち」と表示される
- 親のiPhoneに通知が来る
- 親が「承認」か「拒否」を選ぶ
これだけ。
無料アプリでも、再ダウンロードでも、アプリ内課金でも、すべて親の承認が必要。
もう、知らない間にカードに請求が来ることはありません。
H3:スクリーンタイムパスコードは絶対に子どもに教えない
「パスコードを設定したのに、子どもに突破された…」
それ、誕生日や1234などの簡単な番号にしてませんか?
スクリーンタイムのパスコードは、Apple IDのパスワードとは別の、ランダムな4桁に設定してください。
そして、絶対に子どもに教えない。
iOS17以降では、親のiPhoneから子どものスクリーンタイムパスコードをリセットできます。
もう、「パスワード忘れた!」と子どもに泣きつかれる心配もありません。
H2:子どもが制限を突破する「抜け穴」をすべて塞ぐ
どんなに完璧に設定しても、子どもは抜け道を見つけてきます。
ここでは、よくある突破方法とその対策をまとめます。
H3:日付を変えて制限リセット作戦
ゲームの時間制限に引っかかった子どもが、設定アプリから日付を1日進めてしまう。
すると、スクリーンタイムのカウントがリセットされて、また遊べちゃう。
対策:
コンテンツとプライバシー制限 → 日付と時刻 → 「変更不可」に設定
これで、自動設定以外の時刻変更ができなくなります。
H3:アプリを消して入れ直し作戦
「時間切れになったから、一旦アプリ消して、また入れ直せばいいじゃん」
…そう考える子ども、本当にいるんです。
対策:
- App Storeの削除を禁止する(コンテンツ制限で可能)
- Ask to Buyをオンにする
Ask to Buyがオンなら、再インストール時にも親の承認が必要。
「消して入れ直し」の無限ループを防げます。
H2:年齢別!おすすめ設定シナリオ
ここまでの内容を踏まえて、年齢別のベストプラクティスをまとめました。
うちの子は何歳から何を制限すべき?の答え合わせに使ってください。
H3:6〜8歳(低学年)… インターネットはほぼ見せない
- Webサイトは「許可リスト制」で3サイトのみ
- ダウンタイムは20時〜7時
- Ask to Buy:オン(絶対)
- Safariは削除してしまうのもアリ
この時期は電話と学習アプリだけの運用がおすすめです。
友達との連絡より、親との連絡手段としてのスマホ。
H3:9〜12歳(中学年〜高学年)… SNSデビュー準備期
- ゲーム・SNSカテゴリに時間制限(各1時間/日)
- コミュニケーション制限で「連絡先のみ」に設定
- 位置情報は「家族と共有」のみ許可
- Ask to Buyは中学生でも絶対オン!
この年代のトラブルで多いのが知らない人とのDM。
ゲーム内チャットからLINEに移行するケースもあるので、連絡先以外からのメッセージは受け取れない設定が安心です。
H3:13歳以上(中学生)… 自律と監視のバランス期
- スクリーンタイムパスコードは親が管理
- 週に1回、レポートを一緒にチェックする習慣を
- Ask to Buyは本人と相談。でも16歳まではオンの家庭が多い
ここで大事なのは、「制限」から「対話」へのシフト。
「今週はゲームやりすぎたね。来週はどうする?」と、自分で考えさせる材料としてスクリーンタイムを使いましょう。
H2:まとめ|iPhoneキッズモードは「教育ツール」である
iPhoneキッズモードは、子どもを監視するための道具ではありません。
デジタル機器とどう付き合うかを、親子で学ぶための道具です。
スクリーンタイムのレポートを見ながら、
「このアプリ、結構使ってるね。そんなに面白いの?」
「宿題の時間が減ってるけど、どうしたらいいかな?」
こんな会話ができたら、制限は「抑圧」ではなく「自立のサポート」に変わります。
完璧な設定は、最初だけちょっと大変です。
でも一度作ってしまえば、あとはアップデートされるたびに微調整するだけでOK。
今日、この記事を読んだのをきっかけに、お子さんの[iPhone]をのぞいてみてください。
そして、「守る」から「信じて任せる」へ、一歩ずつステップアップしていきましょう。
あなたとあなたの子どもにとって、iPhoneがもっと安心で、もっと便利なツールになりますように。
