これ、すごく困りませんか?Lenovoのノートパソコン、特にIdeaPadやThinkPadを使っていて、「F5キーを押したのにブラウザが更新されない」「ExcelでF2キーを押してセル編集したいのに、画面が暗くなるだけ…」なんて経験。
Windows 11にアップグレードしてから、余計にわかりづらくなったと感じている人も多いはず。あの便利なファンクションキー(F1~F12)が、なぜか音量や明るさ調整の「メディアキー」としてしか働かなくなるんですよね。
でも大丈夫。この設定は、ほんの少し手を加えるだけで、あなたの思い通りに切り替えることができます。元に戻すのも簡単なので、安心して読み進めてください。今日は、LenovoノートPCでWindows 11のファンクションキーを自在に操る方法を、機種別に徹底解説します。
Lenovoのファンクションキー、なぜ2つのモードがあるの?
そもそも、なぜこんな面倒な仕組みになっているのでしょうか?これは、Lenovoに限らず多くのメーカーのノートPCに見られるトレンドです。
簡単に言うと、「便利さ」と「伝統」の両立を図った結果です。
- メディアキーモード(デフォルト):音楽の再生/停止や明るさ調整など、マルチメディア操作をキーボードの一番上でサッと行えるようにしたモード。ノートパソコンをエンタメや日常用途で使うユーザーにとっては、むしろ便利な仕様です。
- ファンクションキーモード:Excelの「F2」でセル編集、「F5」で更新、プログラミングソフトでのデバッグなど、業務や専門作業での生産性を最大化するための伝統的なモード。
Lenovoは、多くのユーザーが最初に必要とするのは前者だろう、という判断で、デフォルトを「メディアキーモード」に設定しているのです。問題は、その切り替え方があまり目立たないところにあるんです。
まず試して!超時短「Fn + Esc」キー同時押し
最も簡単で即効性のある方法からご紹介します。これは主にThinkPadシリーズで使える王道のショートカットです。
あなたのLenovoパソコンのキーボードを見てください。左下あたりにある「Fn」キーと、キーボード最左上にある「Esc」キーに注目です。
「Esc」キーに、小さな南京錠のマークや「FnLk」という文字が刻印されていませんか?これが目印です。
この「Fn」キーと「Esc」キーを同時に押してみましょう。
画面の隅に小さく「FnLk On」(またはOff)といった通知が表示されるかもしれません。これだけで、ファンクションキーの動作が反転します。
- 押す前:F2キー単体=明るさ調整 / Fn + F2 = セル編集
- 押した後:F2キー単体=セル編集 / Fn + F2 = 明るさ調整
もう一度同じキーを押せば元に戻ります。ThinkPadユーザーなら、まずこれを試すのが鉄則です。
本命はここ!BIOS/UEFI設定で根本解決
「Escキーにマークがない…」「IdeaPadを使っている」という方、また「一度設定したらずっとファンクションキーモードで使いたい」という方には、こちらの方法が確実です。PCの基幹設定であるBIOS(または現代的なUEFI)画面から変更します。少しハードルが高そうに聞こえますが、手順通りに進めれば必ずできます。
ステップ1:BIOS/UEFI設定画面を起動する
- PCを再起動します。
- Lenovoのロゴ画面が表示された直後が勝負です。画面下部に「Press F2 to enter Setup」のようなメッセージが一瞬出る場合もあります。
- F2キーを連打してください(機種によってはF1キーやEnterキーの場合もあります)。Windowsのログイン画面が出てしまったら、タイミングが遅かったので、もう一度最初からやり直します。
ステップ2:設定項目を探す
矢印キーでメニューを移動します。英語の画面ですが、慌てずに次のような項目を探しましょう。
Configuration(設定)Keyboard/Mouse(キーボード/マウス)System Configuration(システム設定)
ステップ3:設定を変更して保存
上記のどれかに入ると、Function Key Behavior や Hotkey Mode という項目が見つかります。これを選択し、Enterキーを押します。
現在の値が Enabled や Media Key になっているはずです。これを Disabled または Function Key に変更します。
これが最も重要なステップです。変更したら、必ず設定を保存します。
通常はF10キーを押すと「Save configuration and exit?」(設定を保存して終了しますか?)と聞かれるので、「Yes」を選びEnterキーを押します。PCが再起動し、Windowsが起動します。
これで、起動後からF1~F12キーは本来のファンクションキーとして動作するようになります。メディア機能を使いたい時だけFnキーを押せばOKです。
サブオプション:Lenovo純正アプリで設定できないか探す
近年のLenovo PCには、Lenovo Vantage や Lenovo Settings という管理アプリがプリインストールされていることがあります。こちらからも設定できる可能性があります。
- スタートメニューから「Lenovo Vantage」を起動します。
- 画面を探して、「ハードウェア設定」や「デバイス」といった項目を見つけます。
- その中に「ファンクションキーの動作」「Fnキーのロック」などの設定項目がないか探してみてください。
こちらから設定できれば、再起動なしで変更可能な場合もあります。
機種別・状況別 お悩み解決Q&A
ここで、作業中によくある疑問やトラブルをまとめておきます。
Q. IdeaPad/YogaでもBIOS設定は同じ?
A. はい、基本は同じです。BIOSに入るキーが「F2」でない可能性はありますが、入ってしまえば Hotkey Mode という名前の項目を探し、Disabled にすればほぼ解決します。マニュアルやLenovoサポートページでご自身の機種名を確認するのが確実です。
Q. 設定を変更したら不具合が出ました。元に戻すには?
A. 全く逆の操作を行えば元に戻せます。BIOS設定なら、先程の項目を Enabled や Media Key に戻して保存。Fn+Escならもう一度同時押し。設定は常に可逆的ですので、ご安心ください。
Q. どうしてもBIOSに入るタイミングがわからない!
A. Windowsが起動してからでも入れます。
1. スタートメニュー → 「設定」 → 「更新とセキュリティ」 → 「回復」を開く。
2. 「PCの起動をカスタマイズする」の下の「今すぐ再起動」をクリック。
3. 青い画面で「トラブルシューティング」 → 「詳細オプション」 → 「UEFIファームウェアの設定」を選べば、BIOS画面に入れます。
Q. Fnキー自体の機能をカスタマイズしたい(例えば、Fn+F5を独自に割り当てたい)
A. その場合は、Microsoftが無料で提供している PowerToys の「Keyboard Manager」機能が非常に強力です。高度なキーカスタマイズが可能で、Fnキーを含むほぼあらゆるキーの動作を変更できます。
Windows 11でも迷わない!Lenovoファンクションキー切り替えまとめ
いかがでしたか?最初はとっつきにくく感じた「Lenovo ファンクションキー 切り替え」も、仕組みがわかれば怖くありません。
おさらいすると、道筋はたったの3つです。
- ThinkPadユーザーで、とりあえず試したい → 「Fn + Esc」キーの同時押しを。
- すべてのユーザーで、確実に恒久的に設定したい → BIOS/UEFI設定で
Function Key Behaviorを変更する。 - サブオプションとして、Lenovo Vantageアプリ内を確認する。
この切り替えができるようになると、Windows 11での作業効率がグッと上がります。特にビジネスやクリエイティブ作業でPCを使い込んでいる方は、一度設定してしまうことを強くおすすめします。
設定はあなたの作業スタイルに合わせて自由に選べる「スイッチ」です。今日を機に、あなたのLenovoノートパソコンをもっと思い通りに、快適に使いこなしてみてください。
