あなたはこんなこと、感じたことありませんか?
「夜、暗い部屋でiPhoneを見てると目がチカチカする…」
「色の判別がしづらくて、地図アプリのルート表示がわかりにくい…」
「設定アプリを開いて、いちいち画面設定を変えるのが面倒くさい…」
実はこれ、iPhoneカラーフィルターのショートカットを使えば一発解決なんです。
しかもこの機能、色覚特性のある人だけのものじゃありません。
目の疲れを減らしたい人、バッテリーをもう少し持たせたい人、SNSのダラ見を減らしたい人……ほぼすべてのiPhoneユーザーにメリットがある、めちゃくちゃ使える機能なんですよ。
でも、多くの人が「設定画面が難しそう」「どこにあるかわからない」って理由で使わずじまい。
そこで今回は、設定方法から時短テク、実はこんな使い方もあるんだ!という活用法まで、ぜんぶまとめてお届けします。
そもそも「カラーフィルター」って何?どんなときに役立つの?
iphoneの「カラーフィルター」は、もともとアクセシビリティ(誰でも使いやすくする補助機能)のひとつ。
画面全体の色合いを変えたり、白黒にしたり、特定の色を見分けやすくする機能です。
代表的なフィルターはこの6つ。
- グレースケール:画面がモノクロに。目に優しい&バッテリー節約
- 赤/グリーンフィルター:赤と緑の判別がしやすくなる(第一色覚異常向け)
- グリーン/レッドフィルター:緑と赤の判別サポート(第二色覚異常向け)
- ブルー/イエローフィルター:青と黄色の判別サポート(第三色覚異常向け)
- カラーティント:好きな色味を画面全体に重ねられる
- カラーインバージョン(反転):白黒を逆転させる(※スマート反転は画像以外を反転)
「へえ、そういう人向けの機能なんだね」
……で終わらせるのは、めちゃくちゃもったいない。
実際には、こんな使い方ができるんです。
- 寝る前の読書:グレースケール+輝度を下げると、目がギラつかない
- 電車でのスマホ:白黒にすると画面が目立ちすぎない
- 在庫わずかの赤文字:色覚特性がなくても、赤と黒のコントラストを強調したい
- バッテリー残り15%:白黒に切り替えるだけで、あと1時間もつことも
そう、この機能、誰にとっても便利なんです。
カラーフィルターを1秒でON/OFFする「ショートカット」3選
ここが本題。せっかく便利な機能でも、「設定 → アクセシビリティ → 画面表示とテキストサイズ → カラーフィルター…」
なんて辿ってたら、使う気なくなりますよね。
だからこそ「ショートカット」が命なんです。
① サイドボタン・トリプルクリック(これが最速)
もっともオーソドックスで、もっとも確実な方法。
設定手順
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」→ 一番下の「アクセシビリティショートカット」
- 「カラーフィルター」をオン(ほかの機能にチェックが入ってたら、いったん全部外すとわかりやすい)
これで、電源ボタン(サイドボタン)を3回連続で押すだけで、カラーフィルターのON/OFFが切り替わるようになります。
慣れると0.5秒で切り替えできるんで、ストレスゼロ。
「夜だけ白黒にしたい」って人は、この設定だけでも入れる価値ありますよ。
② コントロールセンターに追加する
「トリプルクリックは電話に出ちゃうことがある…」という人にはこちら。
設定手順
- 「設定」→「コントロールセンター」
- 「アクセシビリティショートカット」を追加(+ボタンをタップ)
すると、画面右上から下げるコントロールセンターに、人のマークのアイコンが出現。
これをタップすると、登録したアクセシビリティ機能が一発起動します。
視覚的にボタンを押したい派の人にはこっちがおすすめ。
③ バックタップ(背面ダブルタップ/トリプルタップ)
これ、意外と知られてないんですが、iPhoneの背面をコンコン叩くだけでカラーフィルターがONになるんです。
設定手順
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」
- 一番下までスクロールして「バックタップ」
- 「ダブルタップ」か「トリプルタップ」を選び、「カラーフィルター」を割り当てる
ケースをつけてても反応するし、誤爆も少なめ。
片手で持ちながら、人差し指でトントンってやるだけで切り替わる感覚、慣れるとめちゃくちゃ気持ちいいですよ。
【実践編】目的別・最強のカラーフィルター設定
「ショートカットはわかった。でも、結局どの設定にすればいいの?」
そう思いますよね。
というわけで、目的別の“答え”を用意しました。
ケース1:夜間の読書・SNS閲覧で目を守りたい
おすすめ設定:グレースケール + 輝度を下げる
白色LEDのブルーライトだけをカットするより、画面の色情報ごと削っちゃう方が、物理的に目に入る光の量は減ります。
さらに、iphoneの「ホワイトポイントを下げる」という機能を合わせると、めちゃくちゃ目に優しい読書端末に変身します。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→「ホワイトポイントを下げる」をON(お好みで80%くらいまで)
これを夜間のショートカットにセットしておけば、寝る前のベッドで眩しさに悩まされることはなくなります。
ケース2:バッテリーを少しでも長持ちさせたい
おすすめ設定:グレースケール
iphoneの有機ELディスプレイ(iPhone X以降)は、黒色を表示しているときは画素が消灯します。
つまり、白黒表示にすると全体的に発光量が減るので、バッテリーの消費が物理的に抑えられるというカラクリ。
実際の検証では、最大15%ほどバッテリー持ちが改善したというデータもあります。
「あと少しだけバッテリーもたせたい」という窮地で、このショートカットは強力な味方になりますよ。
ケース3:赤と緑、青と黄色の区別をつけやすくしたい
おすすめ設定:各色覚特性に対応した専用フィルター
ここは本来の「アクセシビリティ」の本領発揮。
- 赤と緑が見分けにくい → 赤/グリーンフィルター または グリーン/レッドフィルター
- 青と黄色が見分けにくい → ブルー/イエローフィルター
さらに「カラーティント」で色相や強度を微調整すれば、自分だけの「見やすい画面」が作れます。
このフィルターのすごいところは、写真や動画そのものは一切加工していないという点。
スクリーンショットを撮っても反映されますが、あくまで画面上の見え方だけ変えてるので、元データが壊れる心配はゼロです。
これで差がつく!中級者向け“ショートカットアプリ”連携術
ここまではiPhone標準機能の話。
でも、「ショートカット」アプリを使うと、さらに一歩先の自動化ができるんです。
時間で自動切り替え
たとえばこんなオートメーション。
- 18:00になったら → グレースケールON
- 07:00になったら → グレースケールOFF
「ショートカット」アプリの「オートメーション」タブから、「時間の設定」+「カラーフィルターを設定」を選ぶだけで完成。
寝る前の操作がいっさい不要になります。
「習慣化できない」をテクノロジーで解決する、まさに理想的な使い方です。
特定アプリ起動時だけ白黒にする
- 「Twitter(X)」を開いたときだけグレースケール
- 「カメラ」アプリでは自動的に解除
これもオートメーションで可能です。
やり方はこう。
- 「ショートカット」アプリ → 「オートメーション」
- 「App」を選択 → 対象アプリを選ぶ
- 「開いたとき」に「カラーフィルターをオン」
- 「閉じたとき」に「カラーフィルターをオフ」
SNSの無駄スクロール防止に、僕はこれを使っています。
画面が白黒だと、なんとなく「もういいかな」って気持ちになるんですよね。色って情報量が多いんだな、と実感します。
知らないと損する…よくある疑問とトラブル対処法
Q. カラーフィルターを切っても画面が元に戻らない
A. 「カラーティント」がONのままになっていませんか?
カラーフィルターは「グレースケール」と「カラーティント」が別々に設定できるんですが、両方ONになってると見た目が変なままになることがあります。
解決策
- アクセシビリティショートカットを起動
- いったん「カラーフィルター」をオフ
- 設定アプリから「カラーフィルター」画面を開き、「カラーティント」をオフ
これで基本的には直ります。
Q. バックタップが過敏に反応する
A. ダブルタップではなくトリプルタップにしてみて
バックタップは便利ですが、机に置いた振動で反応しちゃうことも。
そんなときは「ダブルタップ」から「トリプルタップ」に変更すると誤爆が激減します。
Q. 写真アプリだけはカラーで見たい
A. オートメーションの「アプリを閉じたとき」を活用
先ほど紹介した「アプリごと切り替え」の逆パターン。
写真アプリを開く前にカラーフィルターをオフにして、閉じたらオンに戻す設定にすれば、見たいときだけ自然な発色で鑑賞できます。
まとめ:iPhoneカラーフィルターのショートカットは“最強の時短ツール”
最初は「アクセシビリティ機能でしょ?」と思っていたこの機能。
でも実際に使いこなしてみると、毎日のストレスがひとつ減るだけでなく、バッテリー持ち・目の疲れ・集中力までコントロールできる万能ツールだと気づきます。
しかも、それを1秒、0.5秒で呼び出せるショートカットと組み合わせれば、やらない手はない。
この記事で紹介したのはほんの一部。
トリプルクリックやバックタップに慣れてきたら、今度はショートカットアプリで自動化に挑戦してみてください。
「あの機能、実はこんなに便利だったんだ」
——知らなかっただけで、もったいないことってけっこうあるんですよね。
ぜひあなたも、自分だけの“最強の見え方”を見つけてみてください。
