ガーミン165（Forerunner 165）は、ランニング初心者から健康管理をしたい人まで幅広く使えるスマートウォッチです。
ここでは、購入したばかりの人やこれから検討している人に向けて、設定方法や活用のコツ、便利な機能までをやさしく解説します。
読み終えるころには「今日から自分でも使いこなせそう」と思えるはずです。
ガーミン165とは？軽くて見やすい万能GPSウォッチ
ガーミン165は、Garminの中でもエントリーモデルに位置づけられるGPSランニングウォッチ。
最大の特徴は、1.2インチのAMOLEDディスプレイを搭載していること。色鮮やかで視認性が高く、屋外でもしっかり見えるのが魅力です。
また、本体の重さはわずか約39g。一日中つけていても違和感がなく、睡眠中や長時間のランニングでも快適。
防水性能は5ATM（50m防水）なので、汗や雨も気にせず使えます。
バッテリー持ちは、スマートウォッチモードで約11日間、GPSモードで約19時間。
充電の手間が少なく、日常使いにもぴったりです。
初心者でも簡単！ガーミン165の初期設定とスマホ連携
1. 電源を入れる
箱から取り出したら、まず「LIGHT」ボタンを長押しして電源を入れましょう。
言語設定や単位（km・mile）を選び、画面の指示に従って進めます。
2. Garmin Connectアプリとペアリング
ガーミンのすべての機能を使うには、スマートフォンとの連携が必須。
App StoreまたはGoogle Playで「Garmin Connect」アプリをダウンロードし、
アプリからペアリング設定を行います。
（Bluetooth設定画面から直接接続しようとすると不安定になることがあるため、必ずアプリ経由で行うのがポイントです。）
3. アップデートを確認
初回起動後は、システムソフトウェアの更新がある場合があります。
Garmin Connectを通してアップデートを実施しておくと、動作が安定します。
4. 通知やSuicaの設定
ペアリングが終わったら、スマホ通知（電話・LINE・メールなど）やSuicaを設定しておくと便利。
特にSuica対応モデルなら、ランニング後に財布を持たずにコンビニへ寄れる手軽さが人気です。
ガーミン165でできること：主要機能をやさしく解説
ランニング・ウォーキング記録
ガーミン165はGPS精度が高く、走った距離・時間・ペースを正確に記録できます。
ウォッチのボタンを押すだけでスタートでき、終了後は「Garmin Connect」アプリに自動保存。
マップ上でルートを確認したり、ペースの変化をグラフで見ることもできます。
ランニング以外にもウォーキング、ヨガ、サイクリング、室内トレーニングなど複数のアクティビティに対応。
用途に合わせて使い分けられます。
トレーニング支援機能
「ペース配分」や「VO2 Max（最大酸素摂取量）」など、走力を数値化する機能を搭載。
練習の効果や疲労の状態も把握でき、走るモチベーションアップにつながります。
特に初心者ランナーにとっては、「今の自分の体力を見える化」できる点が大きな魅力です。
健康管理とライフログ
ガーミン165は、ランニング専用ではありません。
心拍数、ストレスレベル、血中酸素（SpO₂）、Body Battery（体のエネルギー残量）などを常時モニタリング。
睡眠中も自動で計測し、「睡眠スコア」で質をチェックできます。
こうしたデータはアプリ上で一括管理でき、日々の体調の変化や疲労の溜まり具合を把握しやすくなります。
スマート機能も充実
スマホ通知、音楽コントロール、天気予報、アラーム、タイマーなど、
日常で便利な機能もしっかり搭載。
仕事中でもスマホを取り出さず通知を確認でき、ランニング中も音楽の再生や停止をウォッチから操作できます。
操作の基本：タッチとボタンの両立が便利
ガーミン165は、タッチスクリーンと物理ボタンの両方で操作できます。
普段の操作はタッチが便利ですが、ランニング中や手が汗で濡れている時などはボタン操作が確実です。
- 右上ボタン：アクティビティ開始・決定
- 右下ボタン：戻る
- 左上ボタン：ライト・メニュー呼び出し
- 左下ボタン：スクロール（上下移動）
操作に慣れてくると、タッチとボタンを組み合わせてスムーズに動かせます。
自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。
活用のコツ：ガーミン165を最大限に使いこなす方法
- アクティビティデータを振り返る
走ったあとにGarmin Connectアプリでグラフをチェック。
ペースや心拍の変化を見れば、自分の成長や課題がわかります。 - 睡眠の質を意識する
就寝・起床時間を自動記録してくれるので、
睡眠不足の傾向やストレスの溜まり具合を可視化できます。 - 通知設定をカスタマイズ
仕事中はLINE通知をオフ、運動中だけオンなど、状況に合わせて通知を調整。
集中したい時間とリラックスしたい時間を分けて使うのがコツです。 - Suicaを設定して手ぶら生活
Suicaを登録すれば、ランニング後のコンビニや通勤にもスマートに対応。
スマホを取り出さず支払いができるのは一度使うと手放せません。 - 定期的なソフトウェア更新
不具合修正や機能改善が含まれることがあるため、アプリ経由での更新を忘れずに。
他モデルとの違い：Forerunner 165は“ちょうどいい”バランス型
上位モデルのForerunner 265などに比べると、
Forerunner 165はトレーニングレディネスや高度なランニングダイナミクスには非対応。
ですが、その分価格が抑えられ、ランニング初心者や日常使い中心の人にとってはコスパ抜群です。
「必要な機能はしっかりある」「余計な設定は少ない」という設計が、
初めてのガーミンユーザーにも優しいポイントです。
使って感じるメリットと注意点
メリット
- 軽くてつけ心地が良い
- AMOLEDディスプレイが鮮やかで見やすい
- バッテリーが長持ち
- 健康データのトラッキングが正確
- 通知や音楽操作など日常でも便利
注意点
- マルチスポーツ対応や高度な解析機能はなし
- GPSのマルチバンド非対応
- Suicaは地域や設定環境によって使えない場合がある
自分の使い方が「日常＋運動中心」なら、ガーミン165は非常に満足度の高いモデルです。
逆に「トライアスロンや登山など本格派のトレーニング分析がしたい」場合は、上位モデルを検討しても良いでしょう。
ガーミン165を長く使うためのメンテナンスとコツ
- 汗や水に触れたあとは、柔らかい布で軽く拭く
- 週1回はバンドを洗って清潔に保つ
- アプリでバックアップを取っておくと安心
- 長期使用時はバッテリーの充電サイクルを整える（満充電放置を避ける）
これらを心がけることで、長く快適に使い続けられます。
ガーミン165の使い方完全ガイドまとめ
ガーミン165の魅力は、「誰でも気軽に始められて、続けやすい」こと。
高精度なGPSと健康モニタリング機能を備えながら、軽くてバッテリーも長持ち。
ランニング、ウォーキング、日常生活のあらゆるシーンで活躍してくれます。
最初の設定さえ済ませれば、あとは毎日腕につけておくだけでOK。
使えば使うほど、自分の体調や生活リズムが数字で見えてくるのが楽しくなるでしょう。
ガーミン165を相棒に、健康的でアクティブな毎日をスタートしてみてください。
