ワイヤレスイヤホン、毎日使う人ほど気になるのが「バッテリー持ち」。
外出中に充電が切れてしまった経験、ありますよね?
通勤や通学、リモートワーク、動画視聴、ゲーム…今やイヤホンは生活の一部。
そんな日常の中で“長く安心して使える”イヤホンを選ぶなら、連続再生時間20時間以上を目安にするのがひとつの基準です。
この記事では、バッテリー長持ちで快適に使えるおすすめモデルを5つ厳選。
さらに、選び方のコツや注意点も紹介します。
最後まで読めば、自分にぴったりの“充電を気にせず楽しめる”イヤホンが見つかるはずです。
なぜ「連続再生時間20時間以上」が安心なのか?
まず、イヤホンの「再生時間」には2種類あります。
1つはイヤホン本体の単独再生時間、もう1つは充電ケースを併用した総再生時間。
たとえば「単体で8時間+ケース込みで24時間」といった具合です。
この「合計20時間以上」あれば、1〜2日くらいは充電せずに使えるレベル。
音楽や動画を長時間楽しむ人、移動が多い人には大きな安心材料です。
また、バッテリー持ちがいいということは、充電頻度が少なくなる=劣化しにくいというメリットも。
頻繁に充電・放電を繰り返すとバッテリーは早く劣化します。
長持ちイヤホンなら、結果的に寿命も長く、買い替えのタイミングも遅らせられます。
長持ちイヤホンを選ぶときに見るべきポイント
「20時間以上再生できる」といっても、モデルごとに条件が違います。
チェックすべき項目を整理しておきましょう。
1. ANC(ノイズキャンセリング)のオン・オフ
ANCをオンにすると、周囲の音を打ち消すために電力を多く使います。
そのため、同じイヤホンでも「ANCオンで8時間」「オフで12時間」という差が出ることがあります。
ノイズキャンセリングをよく使う人は、“ANCオン時”の再生時間をチェックしましょう。
2. ケースの充電回数と容量
ケースに何回分の充電機能があるかも大事です。
「イヤホン単体8時間+ケース3回分=合計32時間」なんてモデルもあります。
出張や旅行でも安心して持ち出せます。
3. 充電スピード(急速充電対応)
最近では「10分の充電で1時間再生できる」など、急速充電対応のモデルも増えています。
出かける前のわずかな時間でも使えるようになるので、意外と便利です。
4. 音量・コーデック・環境
高音質コーデック(LDACやaptX)を使うと、通信データが増える分だけ電力消費も増えます。
音量を上げすぎるのも同様。
公称値より短くなる可能性があることを覚えておきましょう。
連続再生時間20時間以上のワイヤレスイヤホンおすすめ5選
ここからは、実際にバッテリー持ちが良く、音質や使い勝手にも優れたモデルを5つ紹介します。
価格帯も幅広くピックアップしているので、用途や予算に合わせて選んでみてください。
1. SONY WF-1000XM5
ソニーのフラグシップモデル。
ANC性能が非常に高く、音質も自然で立体感があります。
バッテリーはANCオンで約8時間、オフで最大12時間。
充電ケースを併用すれば合計24〜36時間使えるという圧倒的なスタミナ。
通勤から長距離移動、在宅ワークまで、あらゆるシーンをカバーします。
ワイヤレス充電やマルチポイント接続にも対応しており、スマートフォンとPCを同時接続可能。
高価格帯ですが、“長く使える完成度の高さ”を考えるとコスパは悪くありません。
2. Bose QuietComfort Earbuds
音質重視の人に根強い人気を誇るBose。
ノイズキャンセリングの自然さでは業界トップクラス。
バッテリーはイヤホン単体で約6時間、ケース込みで最大24時間。
20時間を超える実用的なスタミナを持ちながら、耳への圧迫感も少ない軽い装着感です。
独自の「StayHear Maxチップ」により、長時間でも耳が痛くなりにくいのもポイント。
移動時間が長い人や、静かな環境で集中したい人におすすめです。
3. Anker Soundcore K20i
コスパを重視するならAnker。
手頃な価格ながら、イヤホン単体で約10時間、ケース併用で最大40時間という圧倒的な再生時間を実現。
急速充電にも対応し、10分充電で約2時間使えます。
また、防水性能(IPX5)も備えており、運動中や雨の日の使用も安心。
通話マイクの性能も良く、リモート会議や通話にも活躍します。
初めてワイヤレスイヤホンを買う人にも最適な一台です。
4. JBL Wave Buds
JBLらしい低音の迫力が魅力。
イヤホン単体で約8時間、ケース併用で最大32時間のロングバッテリー。
通勤や通学など、日常使いにちょうどいいモデルです。
タッチ操作のレスポンスがよく、片耳だけの使用にも対応。
カラーバリエーションも豊富で、ファッション感覚で選べるのも楽しいポイントです。
価格も1万円以下と手頃で、コストパフォーマンスは抜群。
5. OPPO Enco Buds3 Pro
コスパと機能のバランスに優れた人気モデル。
イヤホン単体で約9時間、ケース併用で最大36時間と、クラスを超えるバッテリー持ち。
ANCと外音取り込みにも対応し、軽量で装着感も良好です。
Bluetooth 5.3による安定接続で、動画視聴時の遅延も少なめ。
通勤中や動画視聴が多い人にもおすすめできます。
音質もクセが少なく、幅広いジャンルの音楽にマッチします。
長時間再生イヤホンをもっと長く使うためのコツ
せっかく長持ちバッテリーのイヤホンを選んでも、使い方次第で寿命は変わります。
以下のポイントを意識してみてください。
- 使わないときはケースに戻す(放電しっぱなしにしない)
- 高温・低温の場所に放置しない(夏の車内など)
- 定期的に満充電せず、80〜90%程度で使うのも理想
- ファームウェア更新で省電力化が進むこともあるため、アップデートを忘れずに
こうした小さな工夫だけでも、バッテリーの劣化を遅らせることができます。
購入前にチェックしたい注意点
- 「20時間」とはどの条件の時間か?
メーカーによってはANCオフ時やケース併用時の時間を公称値にしている場合があります。
「単体で20時間」なのか「合計で20時間」なのかを確認しましょう。 - ノイズキャンセリングを多用する人は短くなる可能性あり
ANCを常時オンにしていると、バッテリーの減りは速くなります。 - 音量やコーデックで消費電力は変わる
高音質で聴きたいときほど消費は増えるので、使用スタイルを踏まえて選びましょう。 - 価格と機能のバランスを考える
長時間バッテリーを求めると高価格帯になりがちですが、AnkerやOPPOなどコスパの良い選択肢も十分あります。
まとめ:連続再生時間20時間以上のワイヤレスイヤホンで、毎日をもっと快適に
「連続再生時間20時間以上のワイヤレスイヤホン」は、毎日イヤホンを使う人にとって本当に頼もしい存在です。
充電の手間が減り、通勤や長時間作業、旅行中でも安心して音を楽しめます。
今回紹介した5つのモデルは、いずれも“バッテリー長持ち+音質・機能も妥協しない”バランスの良いイヤホンばかり。
ソニーやBoseのように品質を重視するもよし、AnkerやJBLのようにコスパを優先するもよし。
自分のライフスタイルに合った一台を選べば、毎日がもっと快適になります。
長く愛用できるイヤホンを手に入れて、音楽も動画も、途切れない時間を楽しみましょう。
