iPhoneを使っていると、ふとした瞬間に「あれ、登録した年齢が違うかも?」って気づくこと、ありませんか?アプリをダウンロードしようとしたら年齢制限でブロックされたり、ファミリー共有で子どものアカウントを管理していると「もうすぐ13歳になるけど、設定はどうなるんだろう?」なんて疑問も出てきます。
でも実際に設定アプリをあちこち触ってみても「生年月日を変更する」なんて項目、なかなか見つからないんですよね。しかもネットで調べると「Apple IDの生年月日は変更できません」なんて記事がたくさん出てきて、もうお手上げ…。
実はこの問題、「変えられない」という事実を知ることと「どうしても変えたい場合の正しい対処法」を知っておくだけで、スッキリ解決できるんです。この記事では2024年最新の情報をもとに、iphoneの年齢まわりの設定を完全に理解して、あなたの状況にぴったりの解決策を見つける方法をまとめました。
まず知っておきたい!iPhoneの「年齢」に関する2つの設定
ここ、めちゃくちゃ重要なので最初にしっかり押さえておきましょう。iphoneの「年齢」に関する設定には、まったく別物の2種類が存在します。
1つ目はApple IDに登録された生年月日。これはいわば「公式の年齢証明書」みたいなもので、Appleのサービスを利用する上でのあなたの身分を決める超重要な情報です。
2つ目はスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシー制限」。これはどちらかというと「子どもの使いすぎを防ぐための家庭内ルール」みたいなもの。例えば「12歳以上向けのアプリはブロックする」といったフィルターをかけるための設定です。
この2つを混同して「なんで年齢が変えられないんだ!」って悩んでいる人が本当に多いんです。でも仕組みが違えば、変更できるかどうかも対処法も全然違ってきます。まずはこの違いを頭に入れて、次のステップに進みましょう。
Apple IDの生年月日は本当に変更できないの?【公式見解】
結論から言うと、Apple IDに登録した生年月日は、基本的には変更できません。
「えーっ、そんなの困る!」って思いますよね。でもAppleがこういうルールにしているのには、ちゃんと理由があるんです。
なぜAppleは生年月日の変更を認めないのか
最大の理由はセキュリティと本人確認にあります。生年月日は、あなたが「本当にこのアカウントの持ち主です」と証明するための重要な鍵のひとつ。たとえばパスワードを忘れてしまったとき、アカウントを復旧するための確認情報として使われるんです。
もし生年月日を簡単に変更できてしまうと、悪意のある誰かがあなたのアカウントを乗っ取って、自分の生年月日に書き換える…なんてことも可能になってしまいます。それを防ぐために、Appleはこの情報を「一度決めたら簡単には変えられない」という設計にしているんですね。
もうひとつは年齢確認が必要なコンテンツの保護。Apple MusicやApp Store、Apple TV+などでは、年齢制限のある映画や音楽、アプリがたくさんあります。もし後から生年月日を変更できてしまうと、たとえば13歳の子どもが大人の年齢に書き換えて、制限コンテンツを見放題…なんてことが起きかねません。これは各国の法律や規制にも関わる問題なので、Appleとしても厳格に運用しているんです。
それでも変更できる例外ケースってあるの?
「基本的には無理」と言いましたが、例外がゼロではありません。Appleサポートに直接連絡をして、どうしても変更しなければならない正当な理由とそれを証明する書類を提出できた場合のみ、例外的に変更が認められる可能性があります。
実際に変更が認められたケースとして、こんな例が報告されています。
- アカウント作成時に明らかな入力ミス(例:1990年生まれのはずが2000年生まれになっていた)があり、公的な身分証明書で確認が取れた
- 養子縁組や性別適合手術に伴う法的な名前と生年月日の変更があった
- 未成年だったユーザーが成人に達したため、親の同意が必要なアカウントから一般アカウントに移行したい(ただしこれもケースバイケース)
逆に「単に気分で変えたい」「年齢を若く見せたい」といった理由では、まず認められないと思っておいたほうがいいでしょう。
スクリーンタイムの年齢制限は自分で変更できる
さて、ここからは自分でサクッと変更できる設定の話です。「子どものアカウントの年齢制限を変えたい」「ダウンロードできるアプリのレーティングを調整したい」といった場合は、こちらの手順を試してみてください。
ファミリー共有で管理している子どものアカウントの場合
ファミリー共有でお子さんのアカウントを管理している場合、年齢に応じて制限を変えたいときがありますよね。たとえば「もう12歳になったから、もう少し自由に使わせたい」みたいなケース。
この場合、変更するのは「スクリーンタイム」の設定です。
- ファミリーの主催者(たいていは親)のiphoneで「設定」アプリを開く
- 画面上部の「ファミリー」をタップ
- 設定を変更したいお子さんの名前をタップ
- 「スクリーンタイム」をタップ(まだ有効にしていない場合は「スクリーンタイムをオンにする」)
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしてオンにする
- 「コンテンツ制限」→「ストア、Web、Siriなど」と進む
- 「国または地域のレーティング」で日本を選び、「制限するコンテンツ」でそれぞれの項目(映画、音楽、アプリなど)の許可する年齢レーティングを変更する
ここで設定するのはあくまで「このiphoneで表示・ダウンロードを許可するコンテンツの基準」。お子さんのApple IDそのものの生年月日が変わるわけではありません。
自分のiPhoneでダウンロード制限を変えたい場合
「自分はもう大人なんだけど、なぜか17+のアプリがダウンロードできない…」そんなときは、スクリーンタイムの設定がオンになっていないかチェックしてみてください。
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」がオンになっている場合は、一度オフにする
- または「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして、「iTunes & App Store 購入」→「Appのインストール」を「許可」に変更
これでほとんどの場合は解決します。もしこれでもダメなら、次の章に進んでください。
どうしてもApple IDの生年月日を変えたい場合の対処法
さて、ここからが本番です。「やっぱりApple IDの生年月日そのものを変えたい!」というあなたのために、取れる選択肢を全部まとめました。
Appleサポートに相談する(唯一の公式ルート)
生年月日変更の可能性があるとしたら、このルートだけです。
連絡先:Appleの公式サポートページから、電話またはチャットで問い合わせ
必要なもの:
- Apple ID(メールアドレス)
- 現在登録されている氏名と生年月日
- 変更したい正しい生年月日が確認できる公的な身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 変更しなければならない正当な理由(先ほど挙げたような例外ケースに該当するもの)
サポートに連絡するときのポイントは、感情的にならずに事実だけを冷静に伝えること。「間違って登録しちゃったんです」よりも「アカウント作成時に入力ミスがあり、身分証明書で確認が取れる状態です」のほうが、担当者も動きやすくなります。
ただし、繰り返しになりますが必ず変更できるわけではないということは覚悟しておいてください。サポート担当者によって対応が異なる可能性もあり、あくまで「ケースバイケース」です。
【最終手段】新しいApple IDを作成する
どうしても生年月日を変えたい、でもAppleサポートに断られた…そんな場合の最終手段が、新しいApple IDを正しい生年月日で作り直すことです。
ただし、これは本当に最後の手段。なぜなら、以下のような大きなデメリットがあるからです。
- これまでに購入したアプリ、音楽、映画などがすべて使えなくなる(無料アプリも含む)
- iCloud写真やメモ、連絡先などは新しいアカウントに引き継げない(手動で移行する必要がある)
- 新しいメールアドレスが必要な場合がある(今使っているメールアドレスが旧アカウントと紐付いていると使えない)
- 友達や家族と共有しているコンテンツが使えなくなる
こんなに大変なら「もう今の年齢のままでもいいかな…」と思うかもしれませんね。
でも、どうしても新しいアカウントを作る場合は、こんな手順になります。
- 現在のiphoneからサインアウトする(設定アプリ>画面上部のあなたの名前>一番下の「サインアウト」)
- サインアウトするときに、iCloudデータのコピーをiphoneに残すかどうか聞かれるので、必要に応じて選択
- 設定アプリに戻り、「iphoneにサインイン」を選び、「Apple IDを持っていませんか?」から新規作成
- 正しい生年月日を入力してアカウントを作成
新旧アカウントをファミリー共有でつなぐ技
もし新しいApple IDを作った場合でも、ファミリー共有を設定すれば、旧アカウントで買ったアプリや音楽を新しいアカウントで共有できる可能性があります。
- 新しいアカウントで「設定」>「ファミリー」>「メンバーを追加」
- 旧アカウントを家族として招待
- 「購入したものを共有」をオンにする
ただし、これはあくまで「共有」であって「引き継ぎ」ではありません。旧アカウントで買ったものは旧アカウントで管理することになるので、将来的に旧アカウントを完全に消してしまうと、せっかく買ったコンテンツがすべて消えるリスクがあることも覚えておきましょう。
年齢変更でよくある質問とその答え
最後に、読者のみなさんからよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. 子どもの年齢が13歳になりました。何か設定を変える必要がありますか?
A. はい、いくつか確認しておきたいポイントがあります。13歳(国によってはそれ以上)は、Apple IDを「子ども用」から「一般用」に切り替えられる年齢です。ファミリー共有の設定で、お子さんのアカウントを「大人用に移行」するオプションが表示されることがあります。ただし、これも完全に自動ではなく、国や地域の法律によって異なるので、Appleのサポートページで最新情報をチェックするか、サポートに問い合わせるのが確実です。
Q2. 間違った年齢でアカウントを作ってしまった子どもが、もうすぐ13歳になります。このまま待っていれば大丈夫?
A. 登録した生年月日が間違っている場合、「13歳になった」とシステムが認識しません。たとえば実際は12歳なのに10歳で登録していると、永遠に「子ども用アカウント」のままです。この場合はやはりAppleサポートに相談して、正しい生年月日に訂正してもらう必要があります。
Q3. App Storeで「年齢確認が必要です」と出てダウンロードできません。
A. まずはこの記事で説明した「スクリーンタイム」の設定を確認してみてください。それでもダメなら、Apple IDに登録されている生年月日が原因の可能性が高いです。もし明らかに間違っているなら、Appleサポートに相談するか、新しいアカウント作成を検討しましょう。
Q4. ファミリー共有で、子どものアカウントの生年月日を変更する方法は?
A. ファミリー共有で管理している子どものアカウントの生年月日そのものは、やはり基本的には変更できません。これは先ほど説明したApple IDのルールと同じです。もし変更したい場合は、これまで通りAppleサポートに相談するしかありません。
まとめ:iPhoneの年齢変更は「できない」を前提に対処法を知っておこう
ここまで長々と書いてきましたが、一番伝えたかったのは「Apple IDの生年月日は基本的に変えられないけど、状況に応じた対処法はちゃんとあるよ」ということです。
もし今、iphoneの年齢設定でお困りなら、まずは自分が直面している問題が「Apple IDの生年月日」の問題なのか、それとも「スクリーンタイムの制限」の問題なのかを切り分けてみてください。それだけで、やるべきことがグッと明確になります。
どうしてもApple IDの生年月日を変えたいなら、Appleサポートに誠実に相談するのが唯一の道。もしそれが難しそうなら、新しいアカウントを作るという最終手段もあります。でもその前に、今のアカウントでどこまでできるのか、本当に新しいアカウントが必要なのか、よく考えてみてくださいね。
この記事が、あなたのiphoneライフをちょっとだけ快適にするお手伝いになれば嬉しいです。
