突然、iPhoneの画面が虹色にチカチカ……。あるいは、起動したらカラフルな縞模様が表示されて動かない——。
初めて見る現象に「え、何これ、壊れた!?」って焦りますよね。私も昔、iPhone 6sで同じ経験をしたことがあって、その時の衝撃は今でも覚えています。でも、落ち着いてください。この「レインボーに光る」現象、正しい対処法を知っていれば、意外と簡単に直ることも多いんです。
今回は、実際にAppleサポートコミュニティや修理店の口コミを徹底調査してわかった本当に効く直し方を、順番に紹介していきます。
そもそも「iPhoneがレインボーに光る」ってどんな状態?
まず知っておいてほしいのは、この現象の正体。これはコンピューターでいう「ブルースクリーン」と同じようなもので、iPhoneのシステムがどうしても回復できないエラーに直面した時に表示されるんです。
専門用語では「カーネルパニック」と呼ばれる状態で、システムが安全を確保するために強制的に再起動をかけようとしているんですね。だから、一見すると故障のように見えても、実はiPhoneが必死に自分を守ろうとしている証拠でもあるんです。
よくある症状パターン
- 電源を入れたらリンゴマークの代わりに虹色の画面になる
- 使用中に突然、画面がカラフルな縞模様になって操作不能になる
- 画面が点滅するように虹色に光る
この記事では、こんな症状に悩むあなたのために、今すぐ自宅で試せる方法から、プロに頼むべきケースまでを徹底的に解説します。
なぜiPhoneはレインボーに光るのか?考えられる原因
原因は大きく分けて「ソフトウェアの問題」と「ハードウェアの問題」の2つ。あなたの[iphone]がどのパターンに当てはまりそうか、チェックしてみてください。
ソフトウェアが原因の場合(約8割はコレ)
- iOSのアップデート失敗: アップデート中に通信が切れたり、容量不足だったりすると、システムファイルが壊れることがあります
- 特定アプリの競合: 最近インストールしたアプリが、システムと喧嘩している可能性も
- ストレージ容量の限界: 「空き容量がほぼゼロ」だと、システムが正常に動けなくなります
- バックアップからの復元ミス: 復元作業中にデータの整合性が取れず、エラーになるケースも
ハードウェアが原因の場合
- 基板(ロジックボード)の故障: 落下の衝撃や経年劣化で、基板上の電子部品がダメージを受けると発生します
- バッテリーの異常: 純正じゃないバッテリーに交換した後や、バッテリーが極端に劣化していると、電力供給が不安定になってエラーを引き起こすことが
- 液体浸入の影響: 知らない間に水没していた…なんてことも
原因がわかると、ちょっと落ち着きませんか?それでは、具体的な直し方に入っていきましょう。
【直し方1】まずは強制再起動を試す
どんなトラブルでも、最初に試すべきはこれ。強制再起動は、iPhoneのシステムを根本からリセットする方法で、多くのソフトウェア的な問題を解決してくれます。
【機種別】正しい強制再起動の手順
ここ、すごく大事なので、あなたの[iphone]の機種を確認しながらやってみてください。
iPhone 8以降(SE第2世代/第3世代含む)
- 「音量を上げるボタン」をパッと押してすぐ離す
- 続けて「音量を下げるボタン」をパッと押してすぐ離す
- 最後に、右側面の「サイドボタン」をAppleロゴが表示されるまで押し続ける(約10秒)
iPhone 7 / 7 Plus
- 左側面の「音量を下げるボタン」と右側面の「サイドボタン」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
iPhone 6s以前 / SE(第1世代)
- 画面下の「ホームボタン」と、本体上部または右側面の「電源ボタン(トップボタン)」を同時に、Appleロゴが出るまで押し続ける
ポイントは、Appleロゴが出たらすぐにボタンを離すこと。これだけで直るケース、本当に多いんです。
【直し方2】充環境を見直す
意外と見落としがちなのが、充電関連の問題。
- ケーブルは純正またはMFi認証(Appleが認証したサードパーティ品)を使っていますか?
- 断線しかけているケーブルを使っていませんか?
- 充電ポートにホコリが詰まっていませんか?
一度、純正のケーブルとアダプタに変えて、30分以上充電してから再度強制再起動を試してみてください。特に、雨の日に外で使った後などは、端子部分が湿気でショートしている可能性もあるので、完全に乾かしてから試すのも効果的です。
【直し方3】リカバリーモードで復元する
強制再起動でも直らない場合、次に試すのはパソコンを使った復元作業です。
リカバリーモードの入れ方
- パソコンでiTunes(macOS Catalina以降ならFinder)を開く
- [iphone]をケーブルでパソコンに接続
- 接続したまま、強制再起動と同じ手順を行う(Appleロゴが出るまでではなく、「復元モード」の画面が出るまでボタンを押し続ける)
すると、画面にパソコンとケーブルのアイコンが表示されます。ここでパソコン側に「復元」か「アップデート」を選ぶ画面が出るので、まずは「アップデート」を選んでみてください。
アップデートなら、データを消さずにiOSだけを再インストールしようと試みます。これで直ればラッキー。ダメだった場合、最終手段として「復元」(初期化)を選ぶことになります。
【直し方4】DFUモードでファームウェアを書き換える
「DFUモード(Device Firmware Update)」って聞いたことありますか?これはリカバリーモードよりもさらに深いレベルで、iPhoneのファームウェアを再インストールする方法です。
正直、手順はちょっと複雑なんですが、リカバリーモードでも直らなかった深刻なソフトウェア問題を解決できる可能性があります。
注意: この作業を行うと、データはすべて消えます。バックアップを取っていない場合は、これが最後の手段だと思ってください。
機種によって細かい手順が違うので、Appleの公式サイトで「DFUモード [あなたの機種名]」と検索して、手順を確認しながら慎重にやってみましょう。
【直し方5】直前にインストールしたアプリを疑う
「そういえば、この症状が出る前に○○っていうアプリを入れたな…」という記憶があるなら、そのアプリが原因かもしれません。
残念ながら、iPhoneが起動すらしない状態でアプリを削除するのは難しいです。ただ、セーフモードのような機能はないものの、以下の方法で切り分けができることも。
- リカバリーモードでアップデートを試みて、何とか起動できるようになったら、すぐに問題のアプリを削除する
- 別のApple IDでログインしているアプリが原因のことも。App Storeからサインアウトしてみる
ユーザーの口コミを見ていると、特定の壁紙アプリや、システムに深く関わるユーティリティ系アプリが原因だったケースが報告されています。
【直し方6】バックアップから戻す(データ復旧)
もし、強制再起動や復元作業でiPhoneが使えるようになったものの、動作が不安定なら、一度バックアップからデータを戻してみるのも手です。
- iCloudバックアップ: 設定 → [あなたの名前] → iCloud → iCloudバックアップ から復元
- iTunes/Finderバックアップ: パソコンに繋いで、「バックアップを復元」を選択
「問題が起こる前の状態」に戻すことで、エラーの原因になったデータをリセットできる可能性があります。
【直し方7】修理に出す(正規 vs 非正規)
ここまで試してもダメだった場合、残念ながらハードウェアの故障である可能性が高いです。
修理の選択肢
Apple正規サービス(Apple Store / 正規サービスプロバイダ)
- メリット: 信頼性が高い、純正部品を使う、修理後もメーカー保証が続く
- デメリット: 料金が高め、基板修理ではなく本体交換になることが多い(データは消える)
街の修理店
- メリット: 比較的安価、データ復旧に強いお店もある、基板の部分修理(マイクロソルダリング)に対応している店もある
- デメリット: 店舗によって技術力にばらつきがある、非純正部品を使うリスク、メーカー保証が受けられなくなる
特に、「同じ症状が何度も出る」「特定の動作(カメラ起動時など)で必ずレインボーになる」という場合は、基板故障の可能性が高いです。街の修理店でも基板修理に対応しているところなら、本体交換より安く済むケースもあるので、症状をしっかり伝えて相談してみてください。
再発を防ぐために今日からできること
せっかく直った[iphone]、また同じ目に遭いたくないですよね。最後に、予防策を3つだけおさらいしておきます。
- iOSは常に最新に: アップデートにはバグ修正が含まれています。「後でいいや」がトラブルの元
- 信頼できるアクセサリを使う: 安物のケーブルは、電力供給を不安定にして思わぬエラーを引き起こすことがあります
- 定期的にバックアップ: iCloudでもパソコンでもいいので、「いざという時」のために必ずバックアップを。これだけで安心感が全然違います
まとめ
「iPhoneがレインボーに光る」現象、見た目のインパクトが大きいだけに焦ってしまいますよね。でも、落ち着いて原因を探り、今回紹介した直し方を順番に試せば、ほとんどのケースで解決します。
まずは強制再起動。これで直らなければリカバリーモード。それでもダメなら修理店に相談——この流れを覚えておけば、もう怖くありません。
あなたの[iphone]が一日も早く元通りになりますように。そして、困ったときはひとりで悩まず、Appleのサポートや信頼できる修理店に相談してくださいね。
