新しいiPhoneを手に入れた瞬間って、本当にワクワクしますよね。でもその後に待っているのが「データ移行」という面倒な作業…。
昔はiTunesにつないだり、iCloudのバックアップから復元したりと、なんだかんだ手間がかかってました。でも今は違います。
そう、iPhone移行の切り札「クイックスタート」を使えば、新旧のiPhoneを近づけるだけで勝手にデータが移っていくんです。
「え、そんなに簡単なの?」「途中で止まったりしない?」「LINEのトーク履歴は大丈夫?」
そんな疑問や不安を持っているあなたのために、この記事ではiPhone移行クイックスタートの正しい手順から、よくあるトラブルの解決策、そして「やってしまいがちな失敗」まで、ぜんぶまとめて解説しちゃいます。
実際に筆者も何度もこの方法で機種変更してきましたが、最初はやっぱり不安でした。でもコツさえ掴めば本当に簡単。しかも時間もかからない。
これを読めば、あなたも今日からiPhone移行のプロになれますよ。
iPhone移行クイックスタートってそもそも何?
まずは基本のおさらいから。
クイックスタートって、簡単に言うと「新しいiPhoneを古いiPhoneの隣に置くだけで、自動的にセットアップが始まる機能」のことです。
Apple公式の説明によると、この機能を使うと:
- 新旧両方のiPhoneをiOS 12.4以降にアップデートしておく
- 互いに近づける
- 自動的にセットアップ画面が表示される
という流れで、ほぼ放ったらかしでデータ移行が完了します。
どんなデータが移行できるの?
クイックスタートで移行できるデータは本当に幅広いんです。
- 写真やビデオ(数千枚あっても大丈夫)
- インストール済みのアプリとそのデータ
- メッセージ(iMessageもSMSも)
- Wi-Fiのパスワード設定
- ホーム画面のアプリ配置(こだわって整理した配置がそのまま!)
- メールアカウントの設定
要するに、古いiPhoneで使っていた環境が、そっくりそのまま新しいiPhoneに引っ越しできるってことです。
逆に移行できないものもある
ここは大事なポイントなので覚えておいてください。
移行されないデータ:
- Apple Payのクレジットカード・Suicaなどの交通系ICカード(セキュリティの関係で再登録が必要)
- 一部の生体認証(Face IDやTouch IDは再設定)
- LINEのトーク履歴(事前バックアップが必要)
特に「Suicaが使えなくなった!」ってなる人が多いので、Apple Pay関連は移行後に再設定が必要ってことを頭に入れておきましょう。
移行前に絶対やるべき5つの準備
「よし、じゃあ早速やろう!」と飛びつく前に、ちょっと待ってください。
クイックスタートをスムーズに成功させるには、事前準備が命なんです。ここを適当にやると、後で泣きを見ることになります。
1. iOSを最新バージョンにアップデート
新旧両方のiphoneを最新のiOSにアップデートしましょう。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
で確認できます。
なぜこれが大事かって?クイックスタートは両方の端末が同じようなバージョンじゃないとうまく動かないことがあるからです。
2. バッテリーはフル充電か充電しながら
移行中にバッテリーが切れると、最悪の場合データが破損するリスクだってあります。
少なくとも50%以上、できれば100%にしてから開始するのがベスト。個人的には充電ケーブルにつないだままやるのが一番安全だと思います。
3. Wi-FiとBluetoothはONにする
当たり前すぎて忘れがちなんですが、クイックスタートはWi-FiとBluetoothを使ってデータを転送します。
機内モードになってないか、Wi-Fiがオフになってないか、今一度チェックしてくださいね。
4. LINEのトーク履歴をバックアップ
これ、マジで重要です。
LINEのトーク履歴って、クイックスタートだけでは完全に引き継げないことがあるんです。いや、正確に言うと「アプリごと移行できたように見えて、新しい端末で開いたらまっさら…」ってパターンが結構ある。
必ず以下の手順でバックアップを取ってから移行しましょう。
- 旧iPhoneのLINEを開く
- 設定 → トーク → トーク履歴のバックアップ・復元
- 「トーク履歴をバックアップ」をタップ
さらに、メールアドレスとパスワードの設定も確認しておくと安心です(新しい端末でのログイン時に必要になります)。
5. eSIMの準備を確認する
最近はeSIMで契約してる人も多いですよね。
キャリアによって対応が違うんですが、クイックスタートだけではeSIMの移行が完了しないケースがほとんどです。
- ドコモ:eSIMの再発行手続きが必要
- au:一部機種はクイックスタートでの移行に対応
- ソフトバンク:オンライン手続き後、プロファイル再ダウンロード
念のため、自分のキャリアの公式サイトで「eSIM 機種変更 手順」と検索して確認しておくのが無難です。
クイックスタートの具体的な手順を画像付きで解説
さて、準備が整ったところで実際の手順に入りましょう。
ステップ1:新旧iPhoneを近づける
新しいiPhoneの電源を入れます。
「こんにちは」という画面が出たら、古いiPhoneを近づけてください。
このとき、両方のiphoneのBluetoothとWi-Fiがオンになっていることを確認しましょう。
ステップ2:アニメーションを読み取る
古いiPhoneの画面に、新しいiPhoneで表示されているのと同じようなアニメーション(くるくる回る模様)が表示されます。
このアニメーションを、古いiPhoneのカメラで読み取るように新しいiPhoneにかざしてください。ちょうどQRコードを読み取るようなイメージです。
ステップ3:Apple IDの設定
「新しいiPhoneでApple IDを設定」という画面が出たら、古いiPhoneに表示されているApple IDのアカウント名を確認し、「続ける」をタップ。
古いiPhoneのパスコードを新しいiPhoneに入力します。
ステップ4:Face ID / Touch IDの設定
新しいiPhoneでFace IDまたはTouch IDを設定します。
これは移行ではなく、新しい端末での初期設定ですね。
画面の指示に従って、顔認証や指紋認証を登録してください。
ステップ5:データ移行開始
「データをiphoneから新しいiphoneに転送します」という画面が表示されたら、いよいよ移行スタートです。
画面には「残り時間」が表示されますが、これはあくまで目安。データ量やWi-Fi環境によって大きく変わります。
ステップ6:待つだけ
ここからはひたすら待ちます。
この間、絶対にやってはいけないこと:
- 新旧iPhoneを離さない(近くに置いておく)
- 画面をオフにしない
- Wi-Fiルーターから離れない
筆者の経験では、100GBくらいのデータで30〜40分くらいでした。でも写真が少なければ10分で終わることもあります。
よくあるトラブルとその解決策
ここからがこの記事の核心部分です。
ネット上の記事は「簡単にできます」で終わってることが多いんですが、実際にはトラブルも起きます。だからこそ、その対処法を知っておけば慌てずに済みます。
「進まない」「止まった」場合の対処法
症状:「データを移行しています」の画面から何十分も進まない
残り時間の表示が動かない
解決策:
- まずは我慢(15分くらい)
実は内部で動いてることも多いんです。あまりに気になるなら別の対処を。 - 両方のiPhoneを再起動
一番簡単で効果的な方法。強制再起動(音量上→音量下→サイドボタン長押し)を試してみてください。 - Wi-Fiルーターを再起動
ルーターの調子が悪いと転送速度が極端に落ちます。 - 機内モードのオンオフ
通信をリフレッシュする効果があります。 - VPNを切る
VPNを使ってると転送がブロックされることがあります。
「ソフトウェア・アップデートが必要です」のループ
症状:アップデートしても同じ画面が繰り返し表示される
解決策:
これはけっこう厄介なんですが、原因はたいてい「旧iPhoneが最新じゃない」か「新しいiPhoneの初期バージョンが古すぎる」のどちらかです。
思い切って、一度新しいiPhoneのセットアップを中断して、Wi-Fiにつないでシステムアップデートをかけてからやり直すと解決することもあります。
移行後に「LINEが真っ白」になった
症状:LINEを開いたらトーク履歴がない、友だちリストだけはある
解決策:
これは事前のバックアップを忘れた場合に起こります。
もし旧iPhoneがまだ手元にあるなら、すぐにそちらでバックアップを取ってください。
旧iPhoneを初期化してしまった場合は…残念ながら復元は難しいです。これが「LINEの事前バックアップが最重要」と言われる理由です。
写真が全部移行されてない気がする
症状:明らかに写真の枚数が足りない
解決策:
iCloud写真をオンにしている場合、すべての写真がiPhone本体にダウンロードされる前に移行が終わってしまうことがあります。
しばらく新しいiPhoneをWi-Fiにつないだまま充電して放置しておくと、バックグラウンドでiCloudからダウンロードが進みます。焦らず待ちましょう。
移行が終わったらやることリスト
データ移行が完了したら、やっぱり嬉しくてすぐに使いたくなりますよね。
でも、ちょっと待って。以下のチェックリストを確認してから使い始めると、後々のトラブルを防げます。
1. Apple Payの再設定
Suicaやクレジットカードは移行されていません。
ウォレットアプリを開いて、カードを再度追加しましょう。
Suicaの場合は、元のiPhoneでSuicaを削除してから新しいiPhoneで追加する必要がある場合もあるので注意が必要です。
2. LINEの動作確認
トーク履歴がちゃんと引き継がれているか確認。
もし「復元」ボタンが出ていたらタップしてバックアップから復元してください。
3. 各種アプリのログイン確認
銀行アプリやクレジットカードのアプリなど、セキュリティの高いアプリは再ログインが必要なことが多いです。
4. 古いiPhoneの初期化
新しいiPhoneで一通りの動作確認が終わったら、古いiPhoneを初期化しましょう。
設定 → 一般 → 転送またはiphoneをリセット → すべてのコンテンツと設定を消去
これをしないと、古いiPhoneを下取りに出したときに個人情報が残ったままになっちゃいます。
まとめ:クイックスタートでストレスフリーなiPhone移行を
いかがでしたか?
iPhone移行クイックスタートは、本当に便利な機能です。正しい手順と事前準備さえ押さえておけば、誰でも簡単にデータを移行できます。
最後にもう一度、成功のポイントをおさらいしておきましょう。
- 事前準備を徹底する(iOSアップデート、バッテリー、LINEのバックアップ)
- 移行中はそっと見守る(離れない、電源切らない)
- トラブル時は落ち着いて再起動(大概のことは再起動で解決)
- 移行後のチェックを忘れずに(Apple Pay、LINE、各種ログイン)
新しいiphoneでの生活、ぜひ快適にスタートさせてくださいね。
何か困ったことがあれば、この記事を読み返してみてください。きっと解決のヒントが見つかるはずです。
それでは、素敵な新しいiPhoneライフを!
