ゲームを快適に楽しむために欠かせないのが「ゲーミングPC」。最近では、ヨドバシカメラのオンラインサイトや店舗でも多彩なモデルが並び、初心者から上級者まで選びやすい環境が整っています。この記事では、ヨドバシで注目を集めているゲーミングPCの最新ランキングをもとに、性能や価格のバランス、そして選び方のポイントを分かりやすくまとめました。
ヨドバシで今売れているゲーミングPCの傾向
ヨドバシの売れ筋ランキングを見ていくと、最新世代のCPUとGPUを搭載したモデルが上位を占めています。特に「Core i7-14700F」や「Ryzen 7 7800X3D」などの高性能CPUと、NVIDIAの「GeForce RTX 4060〜4080 SUPER」あたりが人気の中心。
デスクトップ型では20〜40万円台、ノート型では15〜30万円台が主流で、いわゆる“コスパ良好ゾーン”のモデルがよく選ばれています。
さらに特徴的なのは、ヨドバシ限定モデルの存在。たとえばMSIの「Katana-17-B13VFK-1506JP」はCore i7+RTX 4060+144Hzディスプレイという構成で、最新ゲームを快適に動かせるバランスモデルとして注目を集めています。
ゲーミングPC選びで注目したいスペックのポイント
ゲーミングPCを選ぶ際に見るべきスペックは主に6つ。初心者の方でもわかりやすく、それぞれの役割とおすすめ水準を紹介します。
CPU(プロセッサー)
ゲームの処理全体を担う“頭脳”部分。
2025年現在、人気はIntelの「Core i7 / i9」シリーズ、もしくはAMDの「Ryzen 7 / 9」。
FPSやオープンワールドなどの重いタイトルを遊ぶなら、最低でもCore i5またはRyzen 5以上を選びましょう。
GPU(グラフィックボード)
映像描写の要。ここがゲーム体験のクオリティを大きく左右します。
NVIDIAの「GeForce RTX 4060」「4070」「5070 Ti」「4080 SUPER」などが多くのランキング上位モデルに搭載されています。
4Kやレイトレーシング対応の最新ゲームを狙うなら、RTX 4070以上を目安に。
メモリ(RAM)
複数タスクを同時にこなす力を支えるパーツ。
16GBでも遊べますが、快適さを求めるなら32GBが理想。配信や動画編集も考えるなら迷わず増設を。
ストレージ(SSD)
ゲームデータの読み込み速度に直結するのがSSD。
1TBクラスのSSDを搭載したモデルが主流で、ローディングもスムーズ。
複数タイトルをインストールする人は2TB構成を検討しても良いでしょう。
ディスプレイ性能(ノート型のみ)
144Hz以上の高リフレッシュレートディスプレイは、動きの速いFPSなどで違いがはっきり出ます。
最近のゲーミングノートは240Hz対応モデルも登場しており、プロ志向のプレイヤーにも人気です。
冷却性能
高性能パーツを積んだPCほど発熱が増えます。
ASUSやMSIなどの上位モデルでは、独自の冷却システムを搭載しており、長時間のプレイでも安定したパフォーマンスを維持します。
人気ブランド別の特徴
ヨドバシのラインナップを見ていくと、いくつかのブランドが特に目立ちます。それぞれの特徴を押さえておくと、選びやすくなります。
ASUS(ROG / TUF)
世界的に有名なゲーミングブランド。ROGシリーズは高性能志向、TUFシリーズはコスパ重視の設計。冷却性能やデザイン性が高く、eスポーツ志向のゲーマーから厚い支持を得ています。
MSI(Katana / MAG / Raider)
ゲーマー御用達の王道ブランド。ヨドバシ限定モデルもあり、性能バランスと価格の両立に優れています。特に「Katana」シリーズは入門〜中級者層から人気。
GALLERIA(ガレリア)
国内ブランドの安心感が魅力。拡張性が高く、サポートも丁寧。デスクトップ中心の展開で、配信や動画編集にも対応できる安定した構成が特徴です。
Alienware(エイリアンウェア)
DELLのハイエンドゲーミングブランド。性能・デザイン・存在感すべてが一線を画す高級志向のモデルで、上級者や配信者から特に人気があります。
mouse computer(G-Tune / DAIV)
国産ブランドとして定評あり。ゲームだけでなくクリエイター用途も意識した設計で、動画編集や3DCG制作にも向いています。
実際に注目されているモデルをピックアップ
ここでは、ヨドバシのランキングでも話題になっているモデルを紹介します。
- MSI MPG Trident AS AI 2NVL5-024JP
Core Ultra 5 225F/RTX 5060/16GB/SSD1TB。価格は約26万円前後。コンパクトな筐体に最新構成を詰め込み、ミドルレンジながら優秀なコスパが魅力。 - ASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X102W
Ryzen 7 9800X3D/RTX 5070 Ti/64GB/1TB。価格約44万円。最新世代のGPUを積んだハイエンドデスクトップ。配信・編集用途にも十分対応。 - G-Tune DGI5G60YC25DNHB3
Core i5-14400F/RTX 4060/32GB/SSD500GB。約23万円で購入可能な入門向けデスクトップ。手頃な価格で最新タイトルを快適に遊びたい人にぴったり。 - ASUS ROG Strix SCAR 18 G835
約63万円のハイエンドノート。18インチ大型ディスプレイ+RTX 4090構成で、もはや“持ち運べるデスクトップ”。本格派ゲーマー向け。 - Alienware Aurora ACT1250
Core Ultra 7 265KF/RTX 5080/32GB/SSD1TB。価格は約79万円。圧倒的な処理能力と未来的デザインが特徴で、最高レベルのゲーム体験を求めるユーザー向け。
予算と用途から見るおすすめライン
ゲーミングPCは価格帯によってできることが大きく変わります。ここでは目的別の目安を簡単にまとめます。
20〜25万円前後:ライトゲーミング層
FPSやMMOなどを高画質で楽しみたい人に最適。RTX 4060クラスが目安で、コスパと性能のバランスが良いゾーンです。
25〜40万円:ミドル〜ハイパフォーマンス層
144Hz以上のモニターを活かしたり、配信や動画編集も楽しみたい人におすすめ。RTX 4070〜5070 Tiあたりが標準。
40万円以上:ハイエンド・プロ志向層
4KやVR、レイトレーシングを最高設定で動かしたいならこのクラス。RTX 5080や5090を搭載したモデルが該当します。冷却・電源・筐体品質も重視される領域です。
ヨドバシで買うメリットと注意点
ヨドバシカメラでゲーミングPCを買うメリットは、何といってもポイント還元。10%還元のモデルも多く、たとえば25万円のPCを買えば2万5千ポイントが付与されることも。
また、オンライン注文でも在庫状況や配送日時が明記されており、「翌日お届け」対応モデルも増えています。
ただし、購入時にはいくつか注意も必要です。
- 実際のスペックを確認して、自分のモニターや周辺機器と相性をチェックする
- 消費電力や発熱対策を考慮して設置スペースを確保する
- ノート型の場合は冷却スタンドなどの周辺アクセサリーも合わせて検討する
特に高性能モデルは熱と電力をしっかり管理することが長持ちのコツです。
まとめ:ヨドバシで人気のゲーミングPC最新ランキングを見極めよう
ヨドバシで人気のゲーミングPCランキングを見ていくと、明確にトレンドが見えてきます。
「Core i7 × RTX 4070」あたりの構成がボリュームゾーンで、20〜40万円台が最も売れ筋。
ハイエンド層ではRTX 5080や5090を積んだAlienware Aurora ACT1250・ROGクラスが支持され、
一方でエントリー層にはG-Tune DGI5G60YC25DNHB3やMSIのコスパモデルが根強い人気です。
ゲームを存分に楽しむなら、性能だけでなく価格・用途・環境のバランスが重要。
ヨドバシのランキングをうまく活用して、自分にぴったりのゲーミングPCを見つけてください。
快適なプレイ環境は、間違いなくあなたのゲームライフを一段上へ引き上げてくれます。
