ゲームを楽しむなら、やっぱり「どこでも快適にプレイできる環境」を作りたいですよね。最近はゲーミングノートPCだけでなく、小型のゲーミングPCやハンドヘルド型PCも増えており、場所を選ばず高性能なゲームが楽しめる時代になりました。
そんなときに活躍するのが「モバイルモニター」。軽くて持ち運べるサブディスプレイがあれば、旅先やカフェでも自分だけのゲーミング環境を作れます。
ここでは、ゲーミングPCとの相性が良いモバイルモニターを選ぶポイントと、実際に人気のあるおすすめ5機種を紹介します。
ゲーミングPCにモバイルモニターを組み合わせるメリット
まずは「なぜゲーミングPCにモバイルモニターがあると良いのか」を整理しておきましょう。
- どこでもゲームができる:ホテル・カフェ・友人宅など、電源と机さえあればプレイ環境を再現可能。
- デュアルモニター化が簡単:外出先でも、メイン画面+サブ画面の2画面構成にできる。
- ノートPCやゲーム機とも共有できる:Switch、PS5、スマホなど、多くのデバイスと接続可能。
- 軽量・薄型で持ち運びやすい:厚さ1cm以下、重量1kg前後のモデルも登場しており、カバンにもすっきり入る。
つまり、据え置きモニターの制約を超えて「自由に遊べる画面」を持ち歩けるのが最大の魅力です。
モバイルモニターを選ぶポイント
1. サイズと解像度のバランス
ゲーミング用途では15〜17インチが主流。画面が小さすぎると迫力に欠けますが、大きすぎると携帯性が落ちます。
解像度はフルHD(1920×1080)が標準で、映像重視なら2.5Kや4Kも検討できます。FPSやMOBAなどの競技系タイトルをプレイするなら、描画の軽快さを優先してフルHD×高リフレッシュレートを選ぶのがベストです。
2. リフレッシュレートと応答速度
ゲームの滑らかさを左右する重要ポイント。
最低でも144Hz、できれば165Hz〜240Hzあたりのモデルを選びましょう。応答速度は1〜3ms程度が理想。ティアリングや残像を減らし、快適なプレイが可能です。
「高リフレッシュレート × 低遅延」は、FPS・格闘・レーシングなど動きの速いゲームに欠かせません。
3. 接続方式と電源の取り回し
モバイルモニターの多くはUSB-C(DisplayPort Alt Mode対応)またはHDMIで接続します。
USB-C対応なら映像・給電・音声をケーブル1本で完結できるので非常に便利。
また、バッテリー内蔵型なら電源確保が難しい場所でも使用できます。ASUSの上位モデルでは約3時間駆動するものも。
4. パネルの種類と画質
IPSパネルは発色・視野角ともに優れ、ゲームや映像編集に向きます。
sRGBカバー率100%以上を謳うモデルなら色味も安定。
屋外や明るい部屋で使う場合は、輝度300nit以上を目安にすると映り込みが少なく快適です。
5. 重量・厚さ・スタンドの利便性
1kgを切る軽量モデルなら、バックパックに入れても負担が少ないです。
また、スタンド一体型やカバー兼スタンドが付属していると、どこでもすぐに設置可能。角度調整ができるタイプを選ぶとプレイ姿勢を崩さずに済みます。
ゲーミングPCにおすすめのモバイルモニター5選
ここからは、実際に人気のあるモバイルモニターを5つ紹介します。いずれも高リフレッシュレートや発色の良さ、携帯性を兼ね備えた製品です。
1. ASUS ROG Strix XG17AHPE
17.3インチ/フルHD/240Hz/応答3ms/内蔵バッテリー
モバイルゲーミングモニターの代表格。世界最速クラスの240Hzリフレッシュレートを誇り、競技FPSでも遅延を感じにくいです。内蔵バッテリーで最大3時間駆動、USB-C・Micro HDMI対応。
重さは約1kg強ですが、その分パフォーマンスは圧倒的。外でも本格的なゲームプレイを求める人に最適です。
2. JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR
17.3インチ/フルHD/240Hz/HDR対応
国内ブランドJAPANNEXTが展開するハイリフレッシュモデル。発色の良いIPSパネルを採用し、HDR対応で映像の奥行きも豊か。
コストパフォーマンスに優れ、据え置きに近い感覚で遊びたい人におすすめです。やや大型ですが、薄型設計で持ち運びも想定されています。
3. Intehill 15.6インチ モバイルモニター 240Hz
15.6インチ/フルHD/240Hz/IPSパネル
コスパ重視で選ぶならこのモデル。軽量・薄型ながら240Hz駆動が可能で、USB-C給電にも対応。
画質・応答速度ともに安定しており、初めてモバイルモニターを導入する人にも扱いやすい一台です。
出張やカフェでの作業兼ゲーム用途にもぴったり。
4. MagicRaven 16インチ 2.5K 240Hz
2560×1600/240Hz/高解像度IPS
2.5Kの高精細表示と240Hzのリフレッシュレートを両立した、ハイエンドクラスのモバイルモニター。
ゲーミングだけでなく動画編集・イラスト制作にも活躍します。
高解像度で映像の美しさを求めたい人、仕事と趣味を両立したい人におすすめ。
5. Arzopa Z1FC 16.1インチ 144Hz
フルHD/144Hz/軽量設計/USB-C対応
人気の中価格帯モデル。144Hzの高リフレッシュレートで、FPSやRPGなど幅広いジャンルに対応。
約1.1kgの軽量ボディで、付属のカバーがスタンドにもなる便利設計。
「コスパ重視でそこそこ性能が欲しい」という人に最適な選択です。
モバイルモニターを活かす実践的な使い方
● ゲーム+作業のデュアル環境を作る
モバイルモニターはゲーム用サブ画面としてだけでなく、チャット・配信管理・攻略情報閲覧などにも活用できます。
ゲーミングPCに接続すれば、デスクでも出先でも2画面構成が即座に実現。
● ケーブルと電源を工夫する
USB-C給電対応でも、PC側が十分な電力を供給できないケースがあります。
その場合はACアダプタ付きのハブを利用するか、外部バッテリー搭載モデルを選ぶと安心です。
特に高リフレッシュレート機種は消費電力が増えるので注意。
● 携帯時はカバーとポーチを活用
画面保護は必須。純正カバーやクッションケースを使えば、バッグ内での傷や圧迫を防げます。
モニターの角や端子部は特に壊れやすいため、持ち運ぶ際は平らな面にして収納しましょう。
モバイルモニター導入で広がるプレイスタイル
ゲーミングPCとモバイルモニターの組み合わせは、「固定環境からの解放」です。
例えば、リビングのテーブルでプレイしたり、出張先で息抜きにゲームをしたり。
限られたスペースでも快適な画面を確保できるので、生活のリズムに合わせて柔軟にゲームを楽しめます。
また、コンテンツ制作者にとっても「出先での編集作業」や「イベント現場での動作チェック」など、多用途に使えるのも魅力です。
ゲーミングPCにおすすめのモバイルモニターで、自分だけの快適環境を作ろう
ゲーミングPCにモバイルモニターを組み合わせれば、「いつでもどこでもゲームを楽しむ」という理想がぐっと現実的になります。
選ぶときはサイズ・リフレッシュレート・接続方式の3つを軸に、自分のプレイスタイルに合うものを見つけましょう。
高性能モデルなら外でも本格的に、軽量モデルなら気軽に。
どちらを選んでも「持ち運べる快適なゲーミング環境」が手に入ります。
ぜひお気に入りのモバイルモニターを見つけて、あなたのゲームライフをもっと自由に楽しんでください。
