気がついたら、愛用しているiphoneの画面に黒い点が現れていた……そんな経験、ありませんか?「ゴミかな?」と思って拭いても取れないし、時間が経つと大きくなっている気がする。これはかなり焦りますよね。
でも、ちょっと待ってください。その黒い点、実はいくつかの原因が考えられるんです。しかも、原因によってはすぐにでも行動を起こさないといけないケースもある。逆に「あ、これなら大丈夫かも」というパターンもある。
今回は、iphoneに突然現れた黒い点の正体と、今すぐ試せる対処法をまるっと解説していきます。あなたのiphoneを守るために、できることから見ていきましょう。
まずは落ち着いて。黒い点の種類を見極めよう
黒い点と言っても、じつはいくつかのパターンがあります。症状によって原因も対処法も変わってくるので、まずは目の前の黒い点がどんな状態なのか、よーく観察してみてください。
点々とした小さな黒い点の場合
これは、液晶パネルの一部の画素が壊れてしまっている「ドット欠け」と呼ばれる状態であることが多いです。衝撃や経年劣化で発生することがあって、点の形がはっきりしているのが特徴。
もし点の周りがにじんでいるように見えるなら、液晶が圧迫されている可能性が高い。特にiphoneを落とした記憶があるなら、このパターンかもしれません。
シミのように広がっている場合
黒い点というより「黒いシミ」のように見えるなら、要注意。これはバッテリーが膨張して、画面を内側から押しているサインである可能性があります。
特に画面の中央付近に現れることが多く、iphone本体を横から見たときに、画面が少し盛り上がっていないかチェックしてみてください。これは放置するとかなり危険な状態です。
写真にだけ写り込む黒い点の場合
画面には何も問題がないのに、写真を撮ると必ず同じ場所に黒い点が写り込む。そんな時は、カメラのレンズ部分に異常があると考えられます。
内部にゴミが入り込んでしまったり、レンズに傷がついているケース。レンズを拭いても消えない場合は、カメラユニット自体のトラブルです。
自分で試せる5つの対処法
原因の見極めができたら、実際にできることから試してみましょう。とはいえ、基本的にはハードウェアのトラブルなので、完全に自分で直すのは難しいというのが正直なところ。それでも「もしかしたら……」というケースもあるので、やってみる価値はあります。
1. まずはシンプルに再起動
え、そんなので治るの?と思われるかもしれませんが、たまにあります。システムの一時的な表示バグという可能性もゼロではないので、まずは再起動。
iphoneの機種によって再起動の方法はちょっと違いますが、最新モデルなら「電源ボタンと音量ボタンの同時長押し」で電源オフのスライダーが出てきます。一度完全に電源を切って、数分待ってからもう一度起動してみましょう。
2. 保護フィルムや画面の汚れをチェック
意外と見落としがちなのがこれ。画面に貼っている保護フィルムと画面の間に埃が挟まっていたり、フィルム自体に傷がついて黒い点のように見えているケースがあります。
一度保護フィルムを剥がして、画面自体を清潔なクロスで拭いてみてください。もし黒い点が消えたなら、それは単なるフィルムの問題。新しいフィルムに交換すればOKです。
3. バッテリー膨張の確認
先ほども触れましたが、バッテリーの膨張はかなり危険です。iphoneを平らな場所に置いて、本体がカタカタしないか確認してみましょう。画面が浮いているように見えたり、押すと奥に引っ込む感じがするなら、バッテリーが膨らんでいる可能性が高い。
この場合は自分でどうこうしようとせず、すぐに使用を中止してください。膨張したバッテリーは発熱や発火のリスクがあります。本当に危ないので、ここは真剣に受け止めてほしい。
4. 優しくマッサージ?……いや、やめておこう
ネットで検索すると「画面を優しくマッサージしたら黒い点が消えた」みたいな情報も見かけます。確かに、ごくまれに液晶への圧力が一時的に改善されて症状が和らぐこともあるかもしれません。
でも、これはかなりリスキー。強く押しすぎると故障が悪化するだけじゃなく、他の部分まで壊してしまう可能性があります。正直なところ、僕はおすすめしません。「ダメもとで」と思っても、やらない方が賢明です。
5. ドライヤーは絶対にNG
これ、たまに見かける自己修理の方法なんですが、絶対にやめてください。iphoneの内部は熱に弱い部品の塊です。ドライヤーで熱を加えると、バッテリーが膨張したり、液晶が完全にダメになったりします。
「温めてから押し出す」なんて情報もありますが、これはもう都市伝説レベル。むしろ状況を悪化させるだけなので、手を出さないようにしましょう。
修理に出す場合の選択肢と費用
自分でどうにもならなければ、修理に出すことになります。ここが一番悩むところですよね。どこに頼むのが正解なのか、しっかり整理しておきます。
Apple正規サービスプロバイダに依頼する
まず間違いないのが、Apple Storeや正規の修理店に出す方法。
メリットは、純正の部品を使うこと、修理後にしっかりとした保証がつくこと。それに修理後の防水性能もキープできる可能性が高い。データが消えるかどうかも、ちゃんと説明してくれます。
デメリットは、料金が高めなことと、予約が取りにくいことがある点。でもiPhoneのことを考えるなら、やっぱりここが安心です。
携帯電話キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に依頼する
携帯ショップでも修理の受付をしています。キャリア独自の保証サービス(故障安心パックみたいなやつ)に入っていれば、安く修理できるケースも。
ただ、基本的にはショップで預かってメーカーに送る形になるので、修理完了まで時間がかかることが多いです。代替機が必要かどうかも確認しておきましょう。
街のスマホ修理店に依頼する
最近増えているのが、このパターン。「即日修理」「安い」というフレーズに惹かれてしまう気持ち、すごくわかります。
でもね、ここには大きなリスクがあることも知っておいてほしい。
まず、使う部品が純正とは限りません。非純正の液晶に交換すると、画質が落ちたり、タッチの感度が悪くなったりすることも。それに修理の技術もお店によって全然違うから、後日また同じ場所が故障した……なんて話もよく聞きます。
そして一番の問題は、一度非正規店で修理してもらうと、その後Appleの正規サービス(有償でも)を受け付けてもらえなくなる可能性が高いこと。それと、修理で防水機能はほぼ確実に失われます。
どうしても急ぎで、かつ覚悟の上で……というなら別ですが、できれば正規ルートをおすすめしたい。
気になる修理費用の目安
で、実際いくらかかるの?という話ですよね。これは機種によって全然違いますが、Apple公式サイトの情報をもとにざっくりお伝えします。
例えばiPhone 15 Pro Maxの画面修理だと、Apple正規だと5万円台中盤〜後半くらい。iPhone 15なら4万円前後。iPhone SEなら2万円くらいで収まることも。
ここで大事なのが、AppleCare+という保険みたいなサービスに入っているかどうか。これに入っていれば、画面修理なら数千円で済むケースも多い。もし入っているなら、絶対に活用しましょう。
バッテリー膨張が原因なら、バッテリー交換だけなら1万円台で済むことも。ただ、液晶までダメージが及んでいると、セットでの交換になるので高くなります。
修理に出す前に絶対やるべきこと
もし修理に出すと決めたら、やっておくことがあります。
必ずバックアップを取る
修理内容によってはデータが消えることがあります。「画面交換だけだから大丈夫でしょ」と思っても、万が一ということがある。iCloudかパソコンにバックアップを取ってから修理に出すのが鉄則です。
SIMカードは抜いておく
念のため、SIMカードは自分で抜いて保管しておきましょう。なくしたり、入れ替わったりする心配がなくなります。
「探す」をオフにする
修理に出す前に、iphoneの「設定」から「探す」をオフにするのを忘れずに。これをオフにしないと、修理店側で初期化などの作業ができません。
まとめ:放置が一番のリスク
いかがでしたか。iphoneに黒い点が現れる原因は、液晶の故障、バッテリー膨張、カメラの異常など様々。でも共通して言えるのは「放置すると悪化する」ということ。
特にバッテリー膨張は安全に関わる問題なので、もし身に覚えのある症状があれば、すぐに使用を中止してください。
「まだ使えるから」「面倒だから」とそのままにしていると、症状が広がって修理費用も高くなるし、最悪の場合、データが全部飛んでしまうことも。早めに専門家に相談するのが、結果的にiphoneを長く使うコツです。
あなたのiphoneが少しでも良い状態で長く使えますように。もし困ったら、この記事を思い出して、まずは落ち着いて症状を確認してみてくださいね。
