海外旅行に行くとき、楽しみな気持ちと同じくらい「スマホってどうなるんだろう…」って不安になりますよね。
飛行機を降りたら「データローミングをオンにしてください」って表示が出て焦った経験、ありませんか?私も初めての海外で同じ経験をしました。「このボタン押したら高額請求されるんじゃ…」って指が止まったんです。
でも大丈夫。今のiPhoneなら設定はとっても簡単。しかも、やり方次第で通信費をグッと抑えられます。
この記事では、iPhone海外ローミングについて、これから旅行に行く方が知りたいことをぜんぶまとめました。「何をすればいいのかわからない」「高額請求が怖い」という不安を、ぜひここで解消してくださいね。
iPhone海外ローミングってそもそも何?基本のキホン
まずは用語のおさらいから。専門用語が並ぶと難しく感じますが、仕組みはシンプルです。
ローミングとは「借りる」こと
「ローミング」って言葉、聞いたことはあっても「何となく高いやつでしょ?」くらいのイメージかもしれません。
簡単に言うと、海外の通信会社の電波を借りて、日本で使っているiPhoneをそのまま使う仕組みのこと。普段ドコモやau、ソフトバンクを使っている人は、海外では現地の通信会社(例えばハワイならAT&TやT-Mobile)の回線をお借りするイメージです。
この時、借りるための手数料が「ローミング料金」として発生するわけですね。
「データローミング」のオンオフで何が変わる?
iphoneの設定画面でよく見る「データローミング」。これのオンオフで何が変わるのでしょうか。
- オフ:海外の電波を使ったインターネット通信が一切できなくなる(Wi-Fiは使えます)
- オン:海外の電波を使ってインターネットが使えるようになる
つまり、海外でGoogleマップを見たり、Instagramを投稿したりしたいなら「オン」にする必要があります。
でもここで一つ注意。このボタンをオンにするだけでは、あとでびっくりするような請求が来ることも…昔は本当に怖い話があったんです。でも今は各キャリアが「上限設定」を用意してくれているので、そのあたりも含めて詳しく見ていきましょう。
これで迷わない!目的別・iPhone海外ローミングの選び方
「じゃあ実際、何を選べばいいの?」というのが本音ですよね。旅行のスタイルによってベストな選択肢は変わります。代表的な3つのパターンを見てみましょう。
パターン1:キャリアの海外ローミングサービスを使う
一番カンタンなのが、今使っているキャリアのサービスをそのまま利用する方法。NTTドコモなら「世界そのままギガ」、auなら「世界データ定額」、ソフトバンクなら「世界対応ケータイ/データ定額」といった名前のオプションです。
料金の目安:1日あたり980円~(午前0時まで)
こんな人におすすめ:
- 設定が面倒なのは絶対イヤ
- 電話番号をそのまま使いたい(着信が大事)
- 旅行中も日本のキャリアのサポートを受けたい
特にビジネスで海外に行く方や、高齢の家族と連絡を取り合いたい方には、この方法が安心です。「何かあった時にキャリアに問い合わせできる」という心強さがあります。
パターン2:格安プラン(ahamo/povo/LINEMO)を活用する
最近は大手キャリアの格安ブランドも、海外ローミングに強いんです。
- ahamo:追加料金なしで20GBまで海外利用OK
- povo:24時間330円からのトッピングを購入
- LINEMO:24時間980円の「世界データ」オプションあり
こんな人におすすめ:
- すでにこれらのプランを使っている
- そこそこデータを使うけど、コストは抑えたい
特にahamoは「追加料金なし」というのが本当に大きくて、20GBあれば動画を見まくらない限り十分足りるはず。すでにahamoユーザーなら、申し込み不要でそのまま使えるのも嬉しいポイントです。
パターン3:海外eSIM(AiraloやHolafly)を入れる
ここ数年で一気に普及したのが「eSIM」。物理的なSIMカードを入れ替えずに、データ通信だけ現地の契約にする方法です。
料金の目安:アメリカ7日間で1,500円~(Airaloの場合)
こんな人におすすめ:
- とにかく安く抑えたい
- データ通信だけでいい(電話はLINEでOK)
- テクノロジーに抵抗がない
Airaloは世界190以上の国・地域に対応していて、アプリでサクッと購入できます。Holaflyは「データ無制限」プランが魅力で、動画をたくさん見たい人に人気です。
ただし注意点も。eSIMによってはテザリング(インターネット共有)が使えなかったり、サポートが英語のみだったりするので、購入前にしっかり確認しましょう。
【超重要】出発前にやるべきiPhone設定5ステップ
ここからが本番。旅行前にやっておくべき設定を、順番に説明します。
ステップ1:SIMロックを確認する
「設定」アプリ→「一般」→「情報」と進み、「SIMロック」の項目をチェック。「キャリアロックなし」と表示されていればOKです。
もし「SIMロックあり」と出たら、今使っているキャリアに連絡してロック解除をお願いしましょう。最近のiphoneは最初から解除済みの場合が多いですが、中古で買ったものなどは要注意です。
ステップ2:料金プランを確認する
自分のキャリアの海外ローミングがどうなっているか、一度マイページなどで確認しておきましょう。
- 海外定額オプションに申し込む必要があるか
- 上限金額はいくらか
- 対象国・地域に渡航先が含まれているか
この確認を怠ると、あとで「知らなかった…」という悲しいことになりかねません。
ステップ3:eSIMを事前にインストールする
eSIMを使う場合は、日本にいる間にインストールまで済ませておくのが鉄則。
Airaloなどのアプリで購入したら、QRコードをスキャンするか、プロファイルをインストールします。この時、回線に名前をつけておくと便利。「メイン(日本)」と「旅行用(アメリカ)」みたいに区別できるようにしておきましょう。
ステップ4:iCloudの設定を見直す
海外で怖いのが、写真の自動アップロード。せっかく撮った写真がバックグラウンドで同期されて、気づいたらデータ量を使い切っていた…なんて話をよく聞きます。
「設定」→「写真」→「モバイルデータ通信」をオフにしておきましょう。これでWi-Fi接続中だけ同期されるようになります。
ステップ5:航空会社のアプリをダウンロード
これは裏ワザ的ですが、飛行機に乗る前に航空会社のアプリを入れておき、搭乗券を保存しておくと便利。現地でうっかり通信できなくなっても、スマホ一つで飛行機に乗れます。
現地に到着!iPhoneの設定手順(これを見ながらやってね)
さあ、いよいよ現地到着。ここからの手順を間違えると「繋がらない…!」となるので、しっかり見ていきましょう。
キャリアローミングを使う場合
- 飛行機を降りたら、まず機内モードをオフに
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「モバイルデータ通信」で自分のキャリアが選ばれていることを確認
- 「データローミング」をオンにする
たったこれだけ。これで日本のキャリア経由でインターネットが使えるようになります。
eSIMを使う場合
- 同じく機内モードをオフに
- 「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、インストールしたeSIMの回線を選択
- 日本のキャリアの回線は「データローミング」をオフにしておく(通話だけ使いたい場合は回線自体はオンでもOK)
ここで重要なのが、「どちらの回線でデータ通信するか」 を明確に選んであげること。両方オンにすると、どっちの料金が発生するかわからなくなっちゃいますからね。
もし繋がらなかったら…
焦らずに、以下の順番で試してみてください。
- 機内モードをオン→オフしてみる
- iphoneを再起動する
- 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をオフにして、手動で現地キャリアを選んでみる
- eSIMの場合はAPN設定が必要なことも。購入元の説明書をもう一度確認
たいていはこのどれかで直ります。それでもダメなら、空港のWi-Fiを使ってeSIMのサポートに問い合わせるのが確実です。
知らないと怖い!うっかり高額請求を防ぐ7つのポイント
最後に、これだけは絶対に知っておいてほしい注意点をまとめます。
1. SMS受信も課金されることがある
「データローミングをオフにしたから大丈夫」と思っていませんか?実は、SMS(ショートメッセージ)の受信はデータ通信とは別扱い。銀行の認証コードなどが突然届いて、1通あたり約100円の課金が発生することがあります。
対策は…正直、完全には防げません。でも、知っておくだけでも「あ、請求来てるかも」と心の準備ができますよね。
2. 動画視聴は別料金の場合も
キャリアの「○○見放題」といったサービス、海外でも対象かどうか要確認です。「日本では見放題だったのに、海外ではギガを消費した」というパターンが結構あります。
3. Wi-Fi通話(VoLTE)の落とし穴
ホテルのWi-Fiから日本に電話したら「国際通話料金」がかかった…という話も。Wi-Fi経由でも、発信元が海外とみなされると追加料金が発生することがあります。
4. 船上・機内は別世界
クルーズ船や飛行機の中での通信は、通常のローミングと全くの別物。衛星通信を使うため、桁違いの料金になることがあります。船の上では迷わず機内モードにしておきましょう。
5. テザリングの制限
キャリアの海外定額プランでも、テザリング(パソコンなどを繋ぐ機能)は対象外の場合あり。eSIMも「テザリング不可」のプランがあるので、必要なら事前に確認を。
6. 国境付近は要注意
ヨーロッパを列車で移動する時など、隣国の電波を拾って「ローミング開始」のSMSが大量に届くことがあります。電波の切り替わりが多い場所では、機内モードにして必要な時だけオンにするのが安心です。
7. 帰国後は設定を戻すのを忘れずに
日本に帰ってきたら、データローミングはオフに戻しましょう。そのままにしておくと、次に海外に行った時(またはうっかり外国の電波を拾った時)に通信が始まってしまいます。
使わなくなったeSIMは削除してもOK。でも「次回も使うかも」という場合は、そのまま残しておいても問題ありません。
まとめ:準備と設定で海外スマホライフはぐっと快適に
iPhone海外ローミングって、ちょっと構えてしまうかもしれません。でも、やることはシンプルです。
- 出発前:自分のプランを確認し、必要ならeSIMを準備
- 現地:目的に合った回線を選んでデータローミングをオン
- 注意点:SMSや動画、テザリングの落とし穴を知っておく
最初は少し面倒に感じても、一度やってしまえば次からはカンタン。「海外でもスマホが使える安心感」は、旅行の楽しさを何倍にもしてくれますよ。
あなたの旅が、素敵な思い出でいっぱいになりますように。快適なiPhoneライフで、素晴らしい海外旅行を楽しんでくださいね!

