「海外に行くんだけど、iphoneのローミング設定ってどうすればいいの?」
「データローミングをオフにすれば安心って聞いたけど、それだけで本当に大丈夫?」
こんな不安を抱えていませんか?
せっかくの海外旅行なのに、スマホのことで頭がいっぱいじゃもったいないですよね。
実は、たった3つのポイントを押さえるだけで、高額請求の恐怖から解放されて、海外でも快適にiphoneを使いこなせるようになります。
この記事では、これから海外に出発する方、まさに今海外にいて困っている方、そして帰国後に「請求が怖い…」と不安になっている方まで、すべてのiphoneユーザーに向けて、今すぐ実践できるローミング設定のすべてをお届けします。
【最初の関門】そもそも海外ローミングって何?初心者が絶対に知っておきたい3つの基本
海外ローミングを簡単に言うと、「日本のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の契約をそのまま海外で使うこと」です。
でも、ここで絶対に理解しておきたいポイントがあります。
1. ローミングには「3種類」ある
- データ通信:地図アプリやInstagram、LINEのメッセージ送信などに使うもの。これが一番料金がかかりやすい
- 音声通話:電話をかけたり受けたりすること
- SMS:ショートメッセージのこと
大事なのは、これらは全部「別々」に動くということ。
「データローミングをオフにしたから全部大丈夫」とはならないんです。
2. ローミングがオフでも「圏内」にはなる
多くの人が勘違いしているのがこれ。
データローミングをオフにしても、iphoneは海外のキャッチフレーズを掴もうとします。「圏外」にならない限り、電話の着信やSMSの受信はできてしまうんですね。
3. ローミング ≠ 高額 になりつつある
「昔は1メガバイトで何千円も取られた…」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
でも今は、各キャリアがお得な定額プランを出しています。
楽天モバイルなら追加料金なしで月2GBまで使えるし、ドコモやau、ソフトバンクも1日あたり数千円〜の定額で使える時代です。
とはいえ、「定額のはずが上限超えた…」というケースもあるので、設定はしっかりやっておきたいですね。
【キャリア別】知っておくべき海外ローミングサービスの実態
「うちのキャリアはどうなの?」という疑問にズバリ答えていきます。
ここはキャッシュバックなどではなく、純粋に「そういうサービスがある」という事実だけをお伝えしますね。
ドコモ:海外パケ・ホーダイ / 世界そのままギガ
- 特徴:今のデータ容量をそのまま海外で使うか、1日定額で使うかを選べる
- 注意:料金プラン(irumoかギガホかなど)で適用条件が変わる
- 裏技:ドコモ電話帳アプリがバックグラウンドで通信することがあるので、海外に行く前にアプリの通信をオフにしておくと安心
au:海外パケット定額 / 世界データ定額
- 特徴:対象のプラン(使い放題MAX 5Gなど)なら追加料金なしで使える場合がある(速度は遅め)
- 注意:24時間単位の課金システムなので、夜中にちょっと使っただけでも「1日分」カウントされることがある
ソフトバンク:海外パケットし放題 / アメリカ放題
- 特徴:アメリカ・ハワイ・カナダ・メキシコなら対象プランでそのまま使える「アメリカ放題」がめちゃくちゃ便利
- 注意:アメリカ放題の対象機種かどうかを必ず事前に確認しないと、とんでもない料金になる可能性が…
楽天モバイル:海外ローミング
- 特徴:これが衝撃的。月額料金だけで200以上の国と地域で月2GBまで無料。超過しても速度が遅くなるだけ
- 注意:現地の「パートナー回線」に制限されるので、主要都市以外では繋がりにくいこともある。「使えたらラッキー」くらいの気持ちでいると良いかも
【これが本題】iPhone海外ローミング設定の完全手順(最新iOS対応)
さて、ここからが本番です。
実際にiphoneの画面を見ながら設定していきましょう。
絶対に外せない!基本のデータローミング設定
これができていないと、空港に着いた瞬間に高額請求…なんてことも。
必ず出発前に確認してくださいね。
- 設定アプリを開く
- モバイル通信をタップ
- 使っている回線(「メイン」「旅行用」など)を選ぶ
- データローミングのスイッチを確認する
ここで超重要!
- 日本のキャリアだけで通信するなら:オフ
- 海外用のeSIMだけで通信するなら:海外用eSIM側を選んでオン
- 日本のキャリアの定額プランを使うなら:日本の回線側を選んでオン
間違えて「両方オン」にしてしまうと、どっちの回線で通信しているかわからなくなるので注意してくださいね。
今どき必須!デュアルSIM(物理SIM+eSIM)の最強設定
最近は「日本のSIMはそのままにして、現地用のeSIMを追加する」という方が増えています。
この場合、iphoneの中に2枚のSIMカードが入っている状態になります。
ここでやっておきたい設定が3つあります。
1. モバイルデータ通信のデフォルト回線を選ぶ
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」
ここで海外用eSIMを選びます。
こうすることで、地図もネットも全部eSIM側で通信するようになります。
2. 通話のデフォルト回線を選ぶ
「設定」→「モバイル通信」→「デフォルトの音声回線」
ここでは日本のキャリア(あなたの電話番号)を選びましょう。
電話をかけるときに毎回「どっちでかけますか?」と聞かれなくなります。
3. モバイルデータ通信の切り替えはオフ
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信の切り替え」
ここはオフが正解です。
オンにしていると、海外eSIMの電波が悪くなった時に「自動的に日本のキャリアで通信しよう」としちゃうんですね。
これでローミングが発生してしまうので、絶対にオフにしましょう。
【知らないと怖い】データローミングだけじゃ防げない3つの落とし穴
「データローミングはオフにしたから完璧!」
そう思っている人ほど陥る、3つの罠を紹介します。
落とし穴1:iMessageとFaceTimeのアクティベーション
海外に着いてWi-Fiに繋いだ瞬間、iphoneが「おっ、新しいSIM入ったね。この番号でもiMessage使えるようにしておくよ!」と裏で動くことがあります。
この時、確認のSMS(キャリア通信)が発生するんですね。
データローミングはオフでも、SMS自体は別なので、キャリアによっては数円〜数十円かかることも。
対策:
- 出発前に「設定」→「App」→「メッセージ」→「送受信」で、電話番号のチェックを外してApple IDのメールアドレスのみにする
- これでSMSでの確認作業が発生しにくくなる
落とし穴2:キャリアからの「おもてなしSMS」
海外に着陸して電源を入れた瞬間、現地のキャリアから「Welcome to 〇〇!」というSMSが自動で届くことがあります。
これはだいたい無料ですが、中には「開封確認」で課金されるケースもあるとか。
心配な方は、飛行機の中で機内モードにしてから電源を入れると防げますよ。
落とし穴3:位置情報サービスのシステム通信
これはマニアックな話ですが、iphoneの「システムサービス」という部分が、こっそり通信していることがあるんです。
具体的には、電波状況の改善とか、正確な位置情報を測るためのデータ送信。
対策:
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」
- 一番下の「システムサービス」をタップ
- 「セルラー位置情報」と「ネットワークとワイヤレス」をオフにする
→ これだけでシステムレベルの余計な通信をほぼシャットアウトできます。
【もしもの時】海外でiPhoneが繋がらない!トラブルシューティング
「設定したはずなのに、ネットに繋がらない…」
「さっきまで使えてたのに、急に圏内になった…」
こんな時は、落ち着いて次の順番でチェックしてみてください。
ケース1:データローミングがオフなのに「圏外」じゃない
これは正常です。
海外ローミングをオフにしている場合、キャリアの電波は掴んでいるけど「データ通信だけ拒否している」状態。
通話やSMSはできるかもしれませんが、データ通信はできません。
ケース2:データローミングをオンにしたのに繋がらない
- 機内モードのオン/オフをしてみる(電波を掴み直す)
- キャリアの選択を手動にする
- 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」
- 「自動」をオフにして、使いたい現地キャリアを手で選ぶ
- APN設定が必要な場合も(まれに)
- 海外の格安eSIMなどは、プロファイルのインストールが必要なこともあるので、購入時の説明書を確認してみて
ケース3:Wi-Fiには繋がるけど、キャリア通信だけダメ
これもよくあるパターン。
その場合は、先ほど説明した「モバイルデータ通信の切り替え」がオンになっていないか確認してみてください。
【帰国後も安心】ローミング設定を戻すの忘れてない?
海外から帰ってきて、ホッとした瞬間にやってほしいことがあります。
それは「設定の日本仕様への戻し忘れ確認」です。
帰国後のチェックリスト
- データローミングがオフになっているか
特に、海外で日本のキャリアの定額プランを使っていた人は、帰国後もオンになったままかもしれません。
「設定」→「モバイル通信」→該当回線で確認しましょう。 - 機内モードのオン/オフをしてみる
これをすると、iphoneが日本のキャリアを再検索してくれます。
「docomo」「au」「Softbank」「Rakuten」の表示が出たらOK。 - モバイルデータ通信の切り替えをオンに戻す
海外ではオフにしていたこの機能。
帰国後はオンに戻しておかないと、日本の電波状況が悪い場所で自動切り替えが働かず不便なことも。 - システムサービスの設定を戻す
位置情報のシステムサービスをオフにしていた人は、帰国後にオンに戻してもOKです。
ただ、プライバシー保護のために常にオフにしている人も多いので、お好みで。
【究極の選択】ローミング vs 海外SIM vs ポケットWiFi、どれが正解?
最後に、海外での通信手段を迷っている人に向けて、ざっくりとした選び方をまとめておきます。
日本のキャリアのローミングが向いている人
- 面倒な手続きが嫌い
- 今の電話番号をそのまま使いたい(着信が大事な仕事をしているなど)
- 短期間(数日間)の旅行
海外eSIMが向いている人
- とにかく安く済ませたい
- デュアルSIMの設定に抵抗がない
- 少しでも多くのデータ容量を使いたい(動画を見まくりたいなど)
ポケットWiFiが向いている人
- 複数台のデバイス(iPadやノートパソコンも)で通信したい
- iphoneのバッテリーを節約したい(WiFiルーターは別バッテリー)
- グループ旅行でみんなで割り勘したい
さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたか?
海外ローミングって「難しそう」「怖い」というイメージがあるかもしれません。
でも、実際には
- データローミングのオン/オフを正しく設定する
- デュアルSIMなら使う回線を明確に分ける
- iMessageやシステムサービスの「隠れ通信」に注意する
この3つを押さえておけば、怖いものは何もありません。
海外旅行は非日常の連続で、それだけでエネルギーを使います。
せっかくならスマホの心配をしないで、目の前の景色や美味しいご飯、素敵な出会いを100%楽しんでくださいね。
この記事が、あなたの快適な海外iphoneライフの役に立てたら嬉しいです。
素敵な旅を!
