「あれ、充電したばかりなのにすぐ減る…」
「使っている途中で突然シャットダウンする…」
もしかしたら、それは長年連れ添ったあなたのiphoneのバッテリーが、寿命を告げているサインかもしれません。発売からかなりの年数が経った名機、iphone 5s。まだまだ現役で使いたい気持ちは山々だけど、バッテリーの問題は切実ですよね。
この記事では、そんなiphone 5sのバッテリー交換を考えているあなたに、すべての選択肢と、その正しい選び方をお伝えします。
「自分で安く交換できるかな?」
「どこのお店に頼めば安心?」
「そもそもまだ修理してもらえるの?」
そんな疑問に、一つ一つお答えしていきます。
iphone 5s バッテリー交換、3つの選択肢を徹底比較
バッテリーを交換する方法は、大きく分けて3つの道があります。それぞれに、まったく違う特徴と注意点があるんです。
選択肢1:Appleの公式サービスに依頼する(確実性と安心の王道)
まず最初に考えたいのが、生みの親であるAppleに頼む方法です。
最大のメリットは、なんと言っても「確実性」。純正の部品を使い、専門のトレーニングを受けた技術者が修理を行います。修理後も公式の保証がつくので、万が一の時も安心です。
しかし、ここで知っておくべき大切なことがあります。
それは、iphone 5sのようなかなり前の機種については、公式の修理サポートが終了している可能性が非常に高いということです。Appleの公式サイトを見ると、「ハードウェア修理サービスがすでに終了している場合があります」という注記が。
つまり、まずは最寄りのApple StoreやApple正規サービスプロバイダ(AASP)に、事前に問い合わせることが絶対条件になります。
「まだ対応してくれるの?」「いくらくらいかかるの?」ということを、まずは電話やオンラインで確認してみましょう。過去には税抜き8,800円程度での修理実績がありましたが、現在の状況はお店によって異なります。
おすすめするのはこんな人
- とにかく確実で安心できる方法を選びたい
- 費用よりも、正規品による修理品質を最優先する
- 自分で調べたりするのが面倒で、信頼できる場所に一任したい
選択肢2:街のスマホ修理専門店を利用する(スピードとコスパのバランス)
「公式はもう終了してた」「もう少し手頃な価格で済ませたい」。
そんな時に現実的な選択肢となるのが、街にあふれるスマホ修理専門店です。
「スマホスピタル」や「リンゴ屋」など、全国にチェーン展開しているお店が代表的ですね。
ここでの最大の武器は「スピード」と「アクセスの良さ」です。
多くのお店が即日対応(早ければ30分〜1時間程度)をウリにしており、駅前やショッピングモールなど、通いやすい場所にあることが多いです。費用の相場は5,000円から7,000円前後。公式サービスに比べると、手が出しやすい価格帯と言えるでしょう。
ただし、注意点もきちんと知っておきましょう。
- 使用部品は「互換品」:ほとんどの場合、Apple純正ではない互換バッテリーが使われます。性能や寿命にばらつきがある可能性があります。
- 技術力は店舗・技術者によって差がある:チェーン店でも、実際に作業するスタッフの腕前はまちまち。口コミなどを参考に、信頼できるお店を選ぶ目が必要です。
- 保証内容を必ず確認:修理後の保証は、店舗ごとに内容や期間が異なります。特に「バッテリー持ちが悪い」といった微妙な不満は保証対象外になりがちです。修理前に、「何がどうなったら保証されるのか」をしっかり聞きましょう。
おすすめするのはこんな人
- できるだけ早く、その日のうちに直したい
- 費用と確実性のバランスを考えたい
- 家や職場の近くに便利な修理店がある
選択肢3:自分で交換キットを買って挑戦する(挑戦と節約、しかしリスクも)
「工具も部品も全部自分で揃えて、思い切って自分で直してみよう!」
そう考えるDIY好きな方も少なくないはず。ネットショップでは、iphone 5s バッテリー 交換 キットが2,000円〜4,000円ほどで販売されています。交換用バッテリーに加えて、必要な小さなドライバーや吸盤、へらなどの工具が一式セットになっているのが便利なところ。
最大の魅力は、何と言ってもその「安さ」と「達成感」。
成功すれば、部品代のみで済むので最も経済的ですし、自分で愛機を蘇らせた喜びはひとしおでしょう。
しかし、この道は「一番の節約術」であると同時に、「一番の危険と困難が待つ道」でもあることを、心に刻んでおいてください。
実際にキットを購入した方々の声を聞いてみると…
- 成功の声(約6割):「YouTubeの動画を見ながら、なんとかできた!」「付属の工具で全部作業できて便利だった」「交換後、明らかにバッテリー持ちが良くなった!」
- 失敗や困難の声(約4割):これが、まさに注意すべきポイントです。
- 「古いバッテリーが剥がせない!」:バッテリーは強力な両面テープで固定されています。無理にこじると、バッテリーが破れて発火・発煙する危険性があります。ドライヤーで本体を温めたり、高濃度のアルコールをスポイトで垂らして接着剤を緩めたりする、繊細な作業が必要です。
- 「配線を壊してしまった!」:特に細くて繊細な、ホームボタン(Touch ID)のケーブル。これを切ったり傷つけたりすると、指紋認証機能が永久に使えなくなります。画面のケーブルを傷つければ、画面が映らなくなることも。
- 「部品の品質に不安が…」:付属の安価な工具(特に吸盤)がすぐに壊れて作業が困難になったり、PSEマークのない安全性不明なバッテリーが届いたという報告もあります。
おすすめするのはこんな人
- 細かい作業が好きで、手先に自信がある
- 費用を最小限に抑えたいという意思が強い
- 「最悪、失敗して使い物にならなくなっても覚悟がある」と、リスクを完全に理解している
ケース別・最適なiphone 5s バッテリー交換ルートの選び方
3つの道を紹介しましたが、「結局、自分はどれを選べばいいの?」と迷いますよね。
あなたの状況や考え方に合わせて、最適なルートを見極めるための判断基準をお伝えします。
最優先は「安全性」!バッテリーが膨張していたら絶対NG
交換を考える前に、まずあなたのiphone 5sをよーく観察してください。
画面が盛り上がっていたり、本体の継ぎ目に隙間ができていたりしませんか?
これは、内部のリチウム電池が劣化してガスが発生し、物理的に「膨張」している状態です。これはただの不具合ではなく、重大な安全上の危険信号です。
バッテリーが膨張している(または疑いがある)場合は、絶対に自分で触ろうとせず、使用もすぐに中止してください。
衝撃を与えたり、無理に取り外そうとすると、発火や破裂のリスクが高まります。この場合、選択肢は一つ。バッテリーの危険物処理に対応している、信頼できる修理専門店に相談することです。事前に電話で「バッテリーが膨張しているのですが、対応可能ですか?」と確認をとりましょう。
「時間・お金・手間」のどれを一番重視する?で道が決まる
安全性に問題がなければ、次はあなたの「譲れない条件」で選びましょう。
- 「とにかく確実に、安心して直したい」 → 公式サービス(対応していれば) or 評判の高い専門店
- 技術や部品の品質に一番こだわりたい方向け。公式が無理なら、ネットの口コミで評判が高く、保証内容が明確な専門店を時間をかけて探しましょう。
- 「できるだけ早く、手軽に済ませたい」 → 駅前などの修理専門店
- 仕事や日常生活でスマホが手放せない方に。駅の帰り道にサッと預けて、その日のうちに受け取れる利便性は最大のメリットです。
- 「費用は絶対に抑えたい、挑戦してみたい」 → 自分での交換(※リスクを厳重に認識して)
- もしあなたが「細かいプラモデルや精密機械を組み立てるのが好き」「万一失敗しても、それはそれで経験だと思える」という方なら、DIYに挑戦する価値はあります。その場合は、iFixitなどの信頼できる海外の修理情報サイトのガイドを、事前に何度も読み込むことから始めてください。
修理に出る前にやっておくべき、たった一つの最重要事項
どの道を選ぶにせよ、修理に出す前には必ずやっておくべき、たった一つのことがあります。
それは 「データの完全なバックアップ」 です。
修理の過程で、思いがけずデータが初期化されてしまったり、ごく稀にですが、修理が失敗して端末が起動しなくなる可能性がゼロではありません。
思い出の写真、大切な連絡先、アプリのデータ…すべてを失わないために、「iCloud」への自動バックアップ設定を確認するか、パソコンのiTunes(またはFinder)を使って、必ずローカルに完全バックアップを取得してからにしましょう。
「修理に出してから後悔する」ことのないよう、これは鉄則です。
さようなら、突然のシャットダウン。iphone 5s バッテリー交換で再び快適な日常を
いかがでしたか?iphone 5sのバッテリー交換には、一つの正解はありません。
あなたの状況や、何を一番大切にしたいかによって、選ぶべき道が変わってきます。
「壊れるかもしれないリスクを背負ってまで自分でやりたいかな?」
「多少高くても、確実な道を選びたいな」
そう自分に問いかけてみてください。
かつてないほど薄く、美しく、そして指紋認証という革命をもたらした名機iphone 5s。
バッテリーが新しくなれば、まだまだあなたの生活を支えてくれる相棒に生まれ変われるはずです。この記事が、あなたとiphone 5sにとって、最良の選択をするための一助となれば幸いです。
