「ストレージ容量がいっぱいで写真が撮れない」
「新しいアプリをダウンロードしようとしたら容量不足でエラーが出た」
「なんとなくiPhoneの動作が重い気がする……」
こんな経験、ありませんか?
実はそれ、使っていないアプリが原因かもしれません。
でも「消していいのかな」「消し方がわからない」「後で必要になったらどうしよう」と悩んでいる方も多いはず。
今回はiPhoneの不要なアプリを削除する正しい方法から、知っておきたい注意点までまるっと解説します。
ホーム画面から消すのと削除するのは何が違うの?
まず最初に知っておきたいのが「ホーム画面からアイコンを消すこと」と「アプリを完全に削除すること」の違い。
実はこの2つ、まったくの別物なんです。
ホーム画面から消すだけ…アプリは本体に残ったまま、アイコンが表示されなくなるだけ。App Libraryからは引き続き使えます。
アプリを削除する…アプリ本体と、そのアプリに関連するデータがiPhoneから完全に消えます。
「使ってないけど、また使うかも?」というアプリは前者、「もう二度と使わない」というアプリは後者を選ぶのが正解です。
iPhoneの不要なアプリ削除、基本の3つの方法
1. ホーム画面からサクッと消す方法
一番カンタンなのがこの方法。
消したいアプリのアイコンを長押し→出てきたメニューから「Appを削除」をタップ→「削除」を選ぶだけ。
アイコンが揺れ始めたら、左上の「−」マークをタップしても同じ操作ができます。
この方法のいいところは、アプリを1つずつ選んで削除できること。「このアプリはもう使わないな」と判断しながら進められるので、整理整頓したい人に向いてます。
2. 設定から一括で管理する方法
「どのアプリがどれだけ容量を使ってるか確認しながら削除したい」という人は、設定からの方法がおすすめ。
「設定」アプリを開いて「一般」→「iPhoneストレージ」と進みます。
すると、容量を多く使っている順にアプリがリストアップされます。
ここで各アプリをタップすると、最終使用日も確認できるんです。
「去年の12月から一度も開いてない…」なんてアプリは、思い切って削除の対象に。
3. 複数のアプリをまとめて削除する技
「100個近くアプリがあって、1つずつやってられない!」という声もよく聞きます。
実は、iPhoneストレージ画面には「使っていないApp」という項目が表示されることがあります。ここをタップすると、長期間起動していないアプリが一覧で出てくるので、まとめて削除するのに便利。
ただし完全な自動ではないので、最終確認は自分でしましょう。
「Appを取り除く(オフロード)」って何?削除との使い分け方
iPhoneには「Appを取り除く」というちょっと変わった機能があります。
英語では「Offload」と呼ばれるこの機能、知ってるようで意外と正しく理解されていません。
オフロードと削除、何が違うの?
削除…アプリ本体も、アプリ内のデータもぜんぶ消える
オフロード…アプリ本体だけ消える。でも、書類やデータは残る
つまりオフロードすると、アイコンはホーム画面に残って(クラウドマーク付きになる)、後からタップすればすぐ再ダウンロード。しかもデータが残ってるから、ログインし直したり設定をやり直したりする必要がないんです。
こんな時はオフロードが便利!
1. iOSのアップデートをする時
アップデートに必要な一時的な空き容量が足りない…そんな時は重いゲームアプリをオフロード。アップデートが終わったらすぐにタップするだけで元通り。データも消えません。
2. また使うかもしれない大型アプリ
旅行用に一時的に入れたアプリや、シーズンもののゲーム。次に使う時までデータを残しておきたいなら、オフロードが正解です。
3. 動作が不安定なアプリの再インストール
調子が悪いアプリは、一度オフロードしてから再ダウンロードすると直ることがあります。アンインストールほど大げさじゃなくて、でもリセットしたい時にぴったり。
自動オフロード機能もある!
「設定」→「App Store」と進むと「未使用のAppを取り除く」というスイッチがあります。
これをオンにしておくと、ストレージ容量が少なくなった時、iPhoneが自動で使ってないアプリをオフロードしてくれるんです。
「気づいたらアイコンにクラウドマークが付いてた!」という経験がある人は、この機能が働いていた可能性大。知らずに動いてくれるので、ストレージ管理が苦手な人には助かる機能です。
削除できない標準アプリはどうすればいい?
「株価」「ボイスメモ」「計算機」…使わないApple純正アプリ、ホーム画面にずっと居座られてるの、なんか嫌ですよね。
実はこれら、削除できるものとできないものがあるんです。
削除できる標準アプリの例
- 計算機
- カレンダー
- 株価
- ボイスメモ
- 天気
- メール
- ミュージック(Apple Music)
- ポッドキャスト
- メモ
- リマインダー
これらのアプリは、サードパーティ製アプリと同じ方法で削除OK。ホーム画面から長押し→「Appを削除」で消せます。
削除できない標準アプリ
- 電話
- Safari
- メッセージ
- App Store
- 設定
- カメラ
- 時計
- ヘルスケア
- 探す
これらのアプリは、iPhoneの根幹に関わる機能なので削除できません。
でも、ホーム画面からは消せる!
削除できないアプリでも、ホーム画面からは消せます。
アイコンを長押し→「ホーム画面を編集」→アイコン左上の「−」→「ホーム画面から取り除く」を選べばOK。
するとアプリはApp Libraryにだけ存在するようになって、ホーム画面はスッキリ。電話やSafariなどの必須アプリも、使わないならホーム画面に表示させないようにできるんです。
削除する前に知っておきたい!3つの注意点
ここからは、ちょっとだけ注意してほしいポイントをまとめます。
注意1:データが完全に消えるものがある
ゲームアプリの場合、セーブデータがサーバー保存なのか端末保存なのかを確認しましょう。
例えば人気ゲームの多くはアカウントに紐付いてサーバー保存されてることが多いですが、中には端末内にしかデータがないアプリも。
削除前に「引き継ぎ設定」や「データのバックアップ」を確認しておくと安心です。
注意2:再ダウンロードできなくなるリスク
一度削除したアプリが、将来App Storeから消えている可能性もゼロじゃありません。
サービス終了したアプリや、開発元が撤退したアプリは再ダウンロードできなくなります。「いつでもまた入れられる」と思わずに、本当に必要ないかどうか考えてから削除するのがおすすめ。
また、無料だったアプリが有料化してることも。過去にダウンロード済みなら再ダウンロードは無料の場合が多いですが、仕様変更で有料になってるケースもあるので注意が必要です。
注意3:オフロードしてもログイン情報が消えることがある
「オフロードならデータは残るはずなのに、再ダウンロードしたらログインし直しになった…」という声もチラホラ。
これはアプリの仕様によるところが大きく、すべてのアプリで完全にデータが復元されるわけじゃありません。特に銀行系や認証が必要なアプリは、セキュリティの関係で再ログインが必要になるケースが多いです。
もっとストレージを増やす!アプリ削除だけじゃない裏ワザ
アプリを削除したのに、思ったよりストレージが増えない…そんな経験ありませんか?
実は、アプリ本体じゃなくて「アプリが溜め込んだキャッシュ」が容量を圧迫していることが多いんです。
Safariのキャッシュを消す
「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」で、数十MB〜数GBのキャッシュが消えます。ブックマークや保存したパスワードは消えないので安心してOK。
LINEのキャッシュを消す
LINEの「設定」→「トーク」→「キャッシュデータを削除」をタップ。
トーク履歴は消えずに、画像や動画のキャッシュだけが削除されます。長年使ってる人は、ここで1GB以上解放できることも。
メッセージの保存期間を短くする
「設定」→「メッセージ」→「メッセージの履歴を保持」を確認してみてください。
初期設定は「無制限」になっていることが多く、何年分もの画像や動画が溜まってる可能性が。
これを「1年」や「30日」に変更すると、古いメッセージの添付ファイルが自動的に削除されます。
「最近削除した項目」を空にする
写真アプリで削除した写真や動画は、すぐには消えません。「アルバム」→「最近削除した項目」に30日間残る仕組み。
ここから「すべてを削除」することで、完全に消えて容量が解放されます。写真をたくさん削除した時は、忘れずにチェックを。
iPhoneの不要なアプリ削除、最後に確認したいこと
ここまでいろんな方法を紹介してきましたが、最後にまとめます。
こんなアプリは削除でOK
- もう二度と使わないアプリ
- サービスが終了したアプリ
- データを引き継ぐ必要がないゲーム
こんなアプリはオフロードがおすすめ
- また使うかもしれないアプリ
- 一時的に容量を空けたい時の大型ゲーム
- 動作が不安定で再インストールしたいアプリ
ホーム画面からだけ消すのもアリ
- 削除できない標準アプリはApp Libraryに追い出してスッキリ
容量不足で困る前に、定期的なアプリの見直しが大切です。
「そういえばこれ、いつ使ったっけ?」というアプリが見つかったら、今日が整理のチャンス。
スッキリしたiPhoneで、快適なデジタルライフを送りましょう!
