「そういえば、着信音ってどうやって変えるんだっけ?」
「急にiPhoneから音が出なくなったんだけど、壊れた…?」
こんな風に、iphoneの「音」に関する疑問って、普段は気にしないぶん、いざ困ったときに誰かに聞けなくて悩みますよね。
実は私も先週、電車の中で突然アラームが鳴り出して冷や汗をかきました。サイレントスイッチをオフにしたはずなのに…。調べてみたら、単純な設定ミスでした。
iPhoneのサウンド設定って、奥が深いようでいて、基本さえ押さえれば9割の悩みは自分で解決できるんです。
この記事では、
- 「音が鳴らない!」というトラブルの即効解決法
- 好きな曲を着信音にする裏ワザ
- フォーカスモードを使いこなすコツ
- 実は知られていない音質向上テクニック
まで、iPhoneのサウンド設定を完全網羅しました。
ぜひ最後まで読んで、あなたのiPhoneを“自分の音”にカスタマイズしてくださいね。
まず最初に知っておきたい。iPhoneサウンド設定の「基本の3つ」
iPhoneの音に関する設定は、大きく分けて3つの場所に散らばっています。ここを押さえるだけで、混乱しません。
① 設定アプリ>「サウンドと触覚」
ここが「音の司令部」です。
- 着信音・通知音の変更
- バイブレーションパターンの設定
- サイレントモード時のバイブON/OFF
この画面だけで、電話やメッセージの「鳴り方」はほぼ決まります。
② 物理ボタン(サイドの音量ボタン)
「今、何の音量を調整しているのか?」これ、結構ややこしいんです。
- ゲームやYouTubeを見ている時 → メディア音量
- ホーム画面やロック画面 → 着信音量
- 電話中 → 通話音量
つまり、同じボタンでも「いま何をしているか」で調整対象が変わる。これが分かっていないと、「着信音を大きくしたいのに、ゲームの音ばかり大きくなっちゃう」という事態になります。
③ コントロールセンター
画面右上から下にスワイプ(Face IDモデル)で出てくる、あの画面です。
ここでは主にBluetooth機器の切り替えやフォーカスモードを操作します。「音が出ない!」の原因の多くは、実はここで知らないうちにBluetoothイヤホンに繋がっていた、というケース。
まずはこの3つの場所を頭に入れておくだけで、設定迷子にならずに済みますよ。
「音が出ない!」症状別・原因と即効解決フローチャート
「さっきまで鳴ってたのに…」そんな突然のトラブルに焦った経験、誰にでもありますよね。
症状ごとに、チェックする順番を決めておけば冷静に対処できます。
【全く音が出ない場合】
STEP1: サイレントスイッチを確認。オレンジ色が見えていたら、手前に倒して解除。
STEP2: 音量ボタン上側を何度か押す。ゼロになっていないかチェック。
STEP3: コントロールセンターを開き、Bluetoothマークをタップ。もし白くなっていたら、それは何かと繋がっている証拠。もう一度タップして切断。
STEP4: それでもダメなら再起動。音量上ボタン+電源ボタンを同時に押して「スライドで電源オフ」。
これで直る確率、実は9割以上です。
【電話の着信音だけ鳴らない】
- 設定>サウンドと触覚で、着信音が「なし」になっていないか確認
- 「サイレントモード中の触覚」がONだと、バイブだけで音が鳴らない設定になっている場合も
- 相手が「知らない番号」の場合、iOSの設定で自動消音されることも。設定>電話>「不明な発信者を消音」をOFFに
【アラームだけ鳴らない】
これ、めちゃくちゃ多い相談なんです。
ポイントは、アラーム音量は「着信音と通知音」の音量に連動しているということ。つまり、夜に着信音量を下げて寝ると、朝のアラームも小さくなったまま…という落とし穴。
- 設定>サウンドと触覚>「ボタンで変更」をOFFにするのがおすすめ
- そうすれば、着信音量とメディア音量が独立。いつも一定の音量でアラームが鳴ります
【ゲームや動画アプリだけ音が出ない】
アプリ自体がミュートになっていないか、まずアプリ内設定をチェック。
それでもダメなら、一度アプリを完全に終了(マルチタスク画面から上にスワイプ)して再起動。それでも改善しなければ再インストールを。
着信音・通知音、ぜんぶ自分好みに変える方法
標準の着信音から選ぶなら
設定>サウンドと触覚>着信音
iOSのアップデートで意外と新着信音が追加されていること、知ってました?
iOS17では「レーダー」「アルゴリズム」など、ちょっと近未来的な音が増えています。
連絡先ごとに着信音を変える
これは設定しておくと、電話に出る前に「あ、〇〇さんだ」と分かるので超便利。
- 電話アプリを開く
- 「連絡先」タブから該当する人を選ぶ
- 右上の「編集」をタップ
- 下の方にある「着信音」を選んで、好きな音に変更
好きな曲を着信音にする(GarageBandを使う方法)
「どうしてもこの曲を着信音にしたい!」という願望、叶えます。
- App StoreからGarageBand(無料)をインストール
- アプリを開き、トラック再生画面で曲を取り込み
- 曲の頭を16〜30秒に編集
- 左上の「マイ曲」→長押し→「共有」→「着信音として書き出し」
これ、PC不要でiPhoneだけで完結します。難しそうに聞こえますが、YouTubeで検索すると手順動画がたくさん出てくるので、一度挑戦してみてください。自分だけの特別な着信音、テンション上がりますよ。
フォーカスモードを「設定」じゃなく「戦略」で考える
iOS15から導入されたフォーカスモード。「おやすみモードの進化版」と思われがちですが、実はもっと賢いヤツです。
よくある誤解
❌「フォーカスモードにすると着信も通知も全部止まるんでしょ?」
正解
✅ 「必要な人・必要なアプリだけ許可する」フィルター
たとえば私の設定を公開しますね。
【仕事フォーカス】(平日9:00〜18:00)
- 許可する人:上司、チームメンバー5名
- 許可するアプリ:メール、Slack、カレンダー
- それ以外の通知はロック画面に表示すらしない
【睡眠フォーカス】(毎日23:00〜7:00)
- 許可する人:家族のみ(緊急時は2回続けて電話をかけると鳴る設定に)
- すべての通知を消音
- ロック画面も暗く
設定>フォーカスで、「状況」ごとにプロフィールを作成。
時間・場所・アプリ起動をトリガーにして自動切り替えもできます。
「仕事中なのにゲームの通知が来るストレス」から、これで解放されました。
音質オタクじゃなくても知っておきたい。聞こえ方が変わる設定
「せっかくのiphone、もっといい音で聴きたい」
そんな願い、お金をかけずに叶えられます。
イコライザ(EQ)は“かけるもの”ではなく“選ぶもの”
設定>音楽>イコライザ
「フラットが原音に近い」と思っていませんか?実はこれ、間違いです。
- イコライザを「オフ」 → 音響処理なしの原音
- イコライザを「フラット」 → 実は全帯域フラットにするDSP処理アリ
つまり、イコライザは「使わない」のも選択肢のひとつ。
でも、聴く音楽によってはプリセットが驚くほど効きます。
- ボーカルを聴かせたい → 「ボーカルブースター」
- 低音を効かせたい → 「低音」
- 小さな音でも聞こえやすく → 「ラウドネス」or「深夜」
ただし、イコライザをONにすると最大音量が少し下がる仕様です。「音が小さい」と感じる時は、一度イコライザをオフにしてみてください。
知っておくべき「ロスレスオーディオ」の真実
Apple Musicのロスレス設定、皆さんONにしてますか?
事実1: Bluetoothイヤホン(AirPods含む)ではロスレス転送はできない
事実2: ハイレゾロスレスを聴くにはUSB-DACという外部機器が必要
事実3: それでも、ロスレス設定にしておくとWi-Fi環境では明らかに音が違う
「どうせワイヤレスだから」と諦めず、設定>ミュージック>オーディオ品質で「ロスレスオーディオ」ONにしておく価値は十分あります。
聴こえにくさを感じたら。アクセシビリティ設定が実は最強
「年だから耳が…」と諦めるのはまだ早い。
iPhoneには、誰でも聞こえやすくなる設定が山ほどあります。
ヘッドフォン調整(これ、めちゃくちゃ使えます)
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル>ヘッドフォン調整
ここをONにして「会話明瞭化」を選ぶと、人の声の周波数を強調してくれます。
- ポッドキャストが聞き取りやすくなった
- ドラマのセリフがクリアに聴こえる
実際に使った知人は「新しいイヤホン買ったかと思った」と驚いてました。
左右のバランス調整
イヤホンの左右で聞こえ方が違う、そんな時は…
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル>バランス
スライダーを左右に動かすだけで、音量バランスを調整できます。
バックグラウンドサウンド
設定>アクセシビリティ>オーディオ/ビジュアル>バックグラウンドサウンド
雨音、海の波音、川のせせらぎ…。環境音を再生し続けてくれる機能です。
集中したい時、寝付きたい時に、わざわざアプリを起動しなくてもiPhoneが音を流してくれます。
サイレントスイッチに関する「3つの誤解」を解いておきます
誤解1:サイレントスイッチでアラームも止まる
→ 止まりません。アラームは必ず鳴ります。安心してください。
誤解2:サイレントスイッチでゲームの音も消える
→ 消えません。ゲームや動画の音はメディア音量。サイレントスイッチは電話/通知の着信音専用です。
誤解3:サイレント=バイブも鳴らない
→ 鳴らせます。設定>サウンドと触覚>「サイレントモード時に触覚を作動」をONにすればOK。
この誤解、結構な数の人がしています。恥ずかしがらずに、今一度確認してみてくださいね。
耳を守る設定。大人として知っておきたい常識
音量をガンガン上げて聴く習慣、実は耳にとってはかなりの負担です。
「ヘッドフォン通知」をONにする
設定>サウンドと触覚>ヘッドフォン安全性
ここで「大きな音を抑える」をONにし、上限を85dBか90dBに。
WHO(世界保健機関)の基準では、85dBで週40時間以上聴くと難聴リスクが上がると言われています。
イヤホンで音楽を聴くのが日常の人ほど、この設定は必須です。
ヘルスケアアプリで聴覚データをチェック
ヘルスケアアプリを開いて「聴覚」を見てみてください。
イヤホンの音量レベルが記録されています。
「え、私こんなに大きい音で聴いてたの…?」と気づくきっかけになりますよ。
「iPhoneサウンド設定」、本当に必要なのはたった3つ
長々と書いてきましたが、覚えることをギュッと圧縮します。
① トラブル時は「サイレントスイッチ→音量→Bluetooth→再起動」
② フォーカスモードは「遮断」より「許可」で考える
③ イコライザより先に「ヘッドフォン調整」を試す
もう二度と「音が出ない!」で焦らない。
着信音は自分だけのオリジナル。
必要な人からの連絡だけは確実に受け取る。
そんなスマートなiphoneライフ、始めてみませんか?
設定を変えるだけで、毎日のちょっとしたストレスが減って、iPhoneがもっと“自分だけの相棒”になるはずです。
さあ、まずは設定アプリを開いてみてください。
「サウンドと触覚」の画面をじっくり眺めるだけでも、新しい発見があるかもしれませんよ。
