「最近、iPhoneの文字が小さくて見えにくい」
「操作が複雑で、間違えて変な画面になっちゃう」
「せっかく子どもに買ってもらったけど、難しくて使いこなせない」
こんなお悩み、ありませんか?
実はiphoneには、高齢者の方でも「見やすく」「使いやすく」するための機能がたくさん隠れているんです。しかも、特別なアプリを入れなくても、初期設定でほとんど対応できちゃいます。
この記事では、70代・80代のシニアの方でも迷わず使えるようになる設定方法を、わかりやすく紹介していきます。文字の大きさから緊急時の対応まで、今日からすぐに試せる内容ばかりですよ。
まずは基本の「見やすさ」から。文字を大きくする方法
シニアの方がスマホで一番困るのが「文字が小さすぎて読めない」という問題。でもiphoneなら、数秒で文字を大きくできます。
文字サイズを最大にする手順
- 「設定」アプリを開く(歯車のマークです)
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」を選ぶ
- 「さらに大きな文字」をオンにする
- スライダーを動かして、見やすい大きさに調整
この設定をするだけで、メールもLINEもニュースも、全部のアプリの文字が一気に大きくなります。「老眼鏡を探すのが面倒」という方には、本当におすすめです。
文字を太くしてさらにはっきり
大きさだけでなく、文字の「太さ」も変えられます。同じく「画面表示とテキストサイズ」の中にある「太文字」をオンにしてみてください。再起動が必要ですが、設定すると文字がくっきりして、ぐっと見やすくなりますよ。
誤操作を防ぐ!タッチ操作の調整方法
「触ったつもりがないのに、勝手にアプリが開いちゃう」
「間違えて電話かけちゃった」
こんな経験、ありませんか?シニアの指は乾燥していたり、力加減が難しかったりして、若い人と同じようにタッチするのが実は大変なんです。
タッチ調整で「反応の敏感さ」を変える
iphoneには、タッチの感度を調整する機能が搭載されています。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」を開く
- 「タッチ調整」をオンにする
- 「ホールド継続時間」を長めに設定(0.3秒〜0.5秒くらいがおすすめ)
これを設定すると、指がちょっと触れただけでは反応しなくなります。しっかり押したときだけ反応するので、「あれ?いつの間にか画面が変わってた」というイライラが減りますよ。
背面タップでよく使う機能を呼び出す
iPhoneの背面をトントンと叩くだけで、好きな機能を起動できる便利な機能もあります。
- 設定方法:「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」
- おすすめの設定:ダブルタップで「スクリーンショット」、トリプルタップで「拡大鏡」
「スクリーンショット」は今の画面を写真として保存する機能。「これを娘に送りたいんだけど…」というときに便利です。「拡大鏡」はiPhoneを虫眼鏡代わりに使える機能。小さな文字を読むときや、薬の説明書きを見るときに重宝しますよ。
聴こえにくさをカバーする機能
年を取ると、高い音が聞こえにくくなったり、電話の声が聞き取りづらくなったりしますよね。そんなときのために、iphoneには聴覚をサポートする機能も用意されています。
LEDフラッシュで着信をお知らせ
「電話がかかってきても気づかない」という方には、光で知らせる機能がおすすめです。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」を開く
- 「LEDフラッシュ通知」をオンにする
これを設定すると、着信や通知があったときにカメラのライトが点滅します。テレビを見ているときや、うとうとしているときでも、光れば気づきやすいですよね。
モノラルオーディオで聞き取りやすく
通常、iPhoneの音は左右のチャンネルに分かれています。でも、片方の耳が聞こえにくい方だと、音がちゃんと聞こえないことがあります。
「モノラルオーディオ」をオンにすると、左右の音をひとつにまとめて、両方のスピーカーから同じ音が出るようになります。イヤホンを使うときも、どちらかの耳だけで全ての音が聞こえるようになるんです。
設定は同じく「オーディオ/ビジュアル」の中にありますよ。
もしもの時に備える緊急機能
一人暮らしの方や、持病がある方にとって、スマホは「命綱」にもなります。iphoneには、緊急時にすぐ使える機能が標準で搭載されています。
緊急SOSの設定
- 「設定」アプリを開く
- 「緊急SOS」をタップ
- 「サイドボタンで緊急通報」をオンにする
これで、サイドボタンを5回続けて押すだけで、自動的に119番や110番に通報できます。同時に、登録した家族にも現在地が通知されるので、「自分は大丈夫」と伝えられないときでも安心です。
医療IDで命を守る情報を保存
もしものときに、救助者があなたの重要な情報を知ることができる「医療ID」も、ぜひ設定しておきましょう。
- 設定方法:「ヘルスケア」アプリ→「医療ID」→「編集」
- 登録しておきたい情報:名前、生年月日、持病、アレルギー、服用中の薬、緊急連絡先
ここで「ロック中に表示」をオンにしておけば、救急隊員や医師がロック画面からでも情報を確認できます。意識がないときでも、適切な治療が受けられる可能性が高まりますよ。
もっと便利に!おすすめのシニア向けアプリ
標準機能だけでも十分使いやすくなりますが、さらに快適に使いたい方は、こんなアプリも試してみてください。
詐欺電話対策「検証くん」
最近増えている特殊詐欺の電話。このアプリを入れておくと、不審な電話がかかってきたときに警告してくれます。「オレオレ詐欺かも?」と不安に思う前に、自動でブロックしてくれるので安心です。
お薬管理「Medisafe」
「さっき薬飲んだっけ?」と不安になることはありませんか?このアプリは、飲む時間になると通知で教えてくれるうえ、飲んだかどうかを記録できます。家族と共有する機能もあるので、遠くに住む子どもが服薬状況を確認することもできますよ。
困ったときは家族と画面を共有
「説明されても、なかなか覚えられない…」
そんなときは、遠隔地にいる家族に画面を見てもらいながら操作を教えてもらうこともできます。
iOS 15以降のiphoneなら、FaceTimeで画面共有が可能です。お子さんやお孫さんとビデオ通話をしながら、「今この画面なんだけど、次はどこを押せばいい?」と聞けば、相手の画面にこちらの画面が映るので、的確に教えてもらえます。
まとめ:まずは一つの機能から試してみて
いかがでしたか?iphoneのシニア向け機能は、一度に全部やろうとすると逆に混乱してしまいます。
まずは今日、「文字を大きくする」 設定だけでも試してみてください。「あら、こんなにはっきり見えるのね」という発見があるはずです。
慣れてきたら、「背面タップ」 や 「緊急SOS」 にも挑戦してみましょう。
テクノロジーは、私たちの生活を便利で安全にするための道具です。使いこなせないと諦めずに、自分に合った設定を見つけて、長く快適にお付き合いくださいね。
「これを設定してから、スマホがすごく使いやすくなったよ」
そんな声が聞けることを、楽しみにしています。
