「最近、iPhoneの動きがなんとなく遅いな」
「アプリを起動してるといきなり落ちちゃうんだけど」
「Safariでページを見てたら、急に再読み込みされちゃった」
こんな経験、ありませんか?
もしかするとそれ、iPhoneのメモリ不足が原因かもしれません。
でも安心してください。多くの場合、ちょっとした設定や習慣を見直すだけで、サクサクした快適な動きは戻ってきます。
この記事では、iPhoneのメモリ不足でお悩みの方に向けて、原因から今すぐ試せる対策、そして「これは買い替えどき?」という判断基準まで、わかりやすくお届けします。
そもそもiPhoneの「メモリ不足」ってどういう状態?
まず知っておきたいのは、iPhoneで言う「メモリ」には2種類あるってこと。
ひとつは写真やアプリのデータを保存する「ストレージ」(いわゆる容量)。そしてもうひとつが、今まさにアプリを動かすための作業スペースである「RAM(ラム)」と呼ばれる実行メモリです。
よくある誤解なんですが、「容量がいっぱいで写真が保存できない」というのはストレージ不足。一方で「アプリがすぐ落ちる」「動作がカクカクする」といった現象は、このRAM(実行メモリ)の不足が原因であるケースがほとんどなんです。
RAMはパソコンで例えると、作業用の机の広さみたいなもの。机が広いほどたくさんの書類を広げて同時に作業できますよね。逆に狭いと、新しい書類を広げようとすると別の書類を片付けなきゃいけなくなる。
iPhoneで言うと、これが「アプリを切り替えたら前のアプリが再起動した」「Safariのページがリロードされた」という状態です。
iPhoneのメモリ不足で起こる5つのトラブル
では具体的に、メモリ不足だとどんな症状が出るんでしょうか?
1. アプリの起動がやたら遅い
アイコンをタップしてから、実際に使えるようになるまで「え、まだ?」って感じるほど時間がかかる。
2. アプリが突然終了する(クラッシュ)
ゲームの途中や、重要なメールを書いてる時に突然ホーム画面に戻される…これ、かなりストレスですよね。
3. スクロールがカクカクする
SNSを眺めてるときに、指の動きに画面がついてこず、カクつく感じがある。
4. Safariのタブがすぐリロードされる
調べ物をしてて他のアプリをチラ見しただけで、戻ったらページが再読み込み。せっかくスクロールした位置も消えちゃう。
5. カメラが起動しない、もしくはエラーが出る
シャッターチャンスを逃すのは本当に悲しいですよね。
これらの症状に心当たりがあるなら、やっぱりiPhoneのメモリ不足を疑ったほうが良さそうです。
なぜiPhoneはメモリ不足になる?主な原因
メモリ不足が起きる原因は、大きく分けて3つあります。
① 一度にたくさんのことをやりすぎている
Safariでタブを20個も30個も開いたまま。ゲームを起動したまま、SNSもチェック。人間だって一度にたくさんのことを頼まれたらパンクしちゃいますよね。
② メモリをたくさん使うアプリを使っている
特に最新の3Dゲームや動画編集アプリは、メモリの消費量が大きいんです。「原神」や「PUBGモバイル」といったゲーム、あるいは「LumaFusion」などの編集アプリを使うと、あっという間にメモリが圧迫されます。
③ 単純にiPhoneが古い
新しいiPhoneは年々搭載されるメモリ容量が増えています。たとえば2015年発売のiPhone 6sは2GBだったのに対し、最新のiPhone 15は6GB。OSやアプリ自体も進化して要求スペックが上がっているので、どうしても古い機種はメモリ不足を起こしやすくなってしまいます。
【今すぐできる】iPhoneのメモリ不足を解消する7つの方法
ここからは実際の対策です。特別なアプリや道具は一切不要。すぐに試せるものばかりなので、ぜひ今日から実践してみてください。
1. とりあえず再起動してみる
これが最もシンプルで効果的な方法です。
iPhoneを再起動すると、メモリ(RAM)に溜まっていた一時的なデータがすべてクリアされて、リセットされます。
やり方
- Face ID搭載のモデル:サイドボタンと音量ボタンのどちらかを同時に長押し → 電源オフのスライダーを動かす → 電源が切れたらサイドボタンを長押しして起動
- Touch ID搭載のモデル:電源ボタンを長押し → 同じくスライダーを動かす
たったこれだけ。週に1回は再起動する習慣をつけると、iPhoneの調子が長持ちしますよ。
2. Safariのタブを全部閉じる
「あとで読もう」と思って溜め込んだタブ、知らないうちに何十個も開いてませんか?それ、しっかりメモリを消費してます。
まとめて閉じる裏ワザ
Safariを開いて、右下のタブボタンをタップ。そのまま「完了」ボタンを長押しすると「◯個のタブをすべて閉じる」というメニューが出てきます。これを選べば一発で全部片付きます。
気持ちいいくらいスッキリするので、ぜひ試してみてください。
3. バックグラウンド更新を制限する
アプリには、使っていない時でも裏でデータを更新してくれる便利な機能があります。でも、これが知らず知らずのうちにメモリを消費していることも。
設定手順
「設定」アプリ → 「一般」 → 「Appのバックグラウンド更新」
ここで「オフ」にするか、本当に必要なアプリだけをオンにしておきましょう。天気アプリやSNSアプリなど、常に最新情報が欲しいものだけ残すのがコツです。
4. 不要なアプリを削除する
もう何ヶ月も、いや何年も起動してないアプリってありませんか?
そういうアプリは削除してしまいましょう。ストレージの節約にもなるし、バックグラウンドで勝手に動く心配もなくなります。
ホーム画面でアプリアイコンを長押し →「Appを削除」でOKです。
5. 視覚効果を減らす
iPhoneには、フォルダを開くときのアニメーションなど、いろんな視覚効果が使われています。これらは見た目がきれいな反面、ちょっとだけメモリと処理能力を使っているんです。
設定手順
「設定」 → 「アクセシビリティ」 → 「動作」
ここで「視差効果を減らす」と「透明度を下げる」をオンにしてみてください。動作が軽くなったと感じるはずです。
6. iOSを最新版にアップデートする
Appleは定期的にiOSのアップデートを配信しています。そこにはメモリ管理の改善やパフォーマンス向上が含まれていることが多いんです。
確認方法
「設定」 → 「一般」 → 「ソフトウェア・アップデート」
新しいバージョンがあったら、ぜひアップデートしておきましょう。ついでにApp Storeでアプリのアップデートも全部やっておくと、さらに効果的です。
7. ストレージに余裕を作る
先ほどRAMとストレージは別物と言いましたが、ストレージが極端に足りないと、システムの動きにも影響が出ることがあります。
写真の最適化がおすすめです。
「設定」 → 「写真」 → 「iPhoneストレージを最適化」をオンにすると、本体には小さめの写真だけ残して、元の高画質写真はiCloudに預けてくれます。
それでもダメなら?買い替えのタイミング
ここまで紹介した対策を一通り試しても改善しない場合、もしかするとハードウェアの限界かもしれません。
こんな状態なら買い替えを検討しよう
- 使っているのがiPhone X以前のモデル(2017年以前発売)
- 日常的に使うアプリ(LINEやSNSなど)が頻繁に落ちる
- カメラを起動しようとすると毎回エラーが出る
- バッテリーの最大容量が80%を切っている(「設定」→「バッテリー」で確認できる)
バッテリーが劣化すると、iPhoneは予期せぬシャットダウンを防ぐために、あえて処理速度を落とすことがあるんです。これも「動きが遅い」と感じる原因のひとつ。
新しいiPhoneに買い替えるか、あるいはバッテリー交換だけでもかなり改善する可能性があります。
まとめ:iPhoneのメモリ不足は習慣で予防できる
いかがでしたか?
iPhoneのメモリ不足は、特別なトラブルというより「使い方のクセ」が原因であることがほとんどです。
- 定期的に再起動する
- 使わないSafariタブはこまめに閉じる
- アプリは必要なものだけ残す
- iOSは常に最新に保つ
この4つを習慣にするだけで、メモリ不足に悩まされる頻度はグッと減るはずです。
それでもどうしても調子が悪いなら、新しいiPhoneへの買い替えも前向きに検討してみてください。最新モデルはメモリもたっぷりで、カメラもバッテリーも全部が進化していますから、ストレスフリーなiPhoneライフが待っていますよ。
あなたのiPhoneが、またサクサク快適に動くようになりますように。
