新しいiPhoneに機種変したから、そろそろフィルムを交換したいな。でも、どうやって剥がせばいいんだろう? そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実はこの「フィルム剥がし」、ちょっとしたコツを知っているかどうかで、その後の仕上がりが大きく変わってくるんです。間違った方法で剥がしてしまうと、画面に糊がベッタリ残ってしまったり、最悪の場合、画面自体を傷つけてしまうことも。
今回は、iPhoneフィルムの剥がし方について、気泡や糊残りを防ぐ裏ワザをたっぷり交えながらご紹介します。初めての方でも安心してできる方法から、割れてしまったフィルムの対処法まで、まるっと解説していきますよ。
フィルム剥がしで失敗しないために。まずは準備をしっかりと
「え、剥がすだけなのに準備なんていらないんじゃない?」と思われるかもしれません。でも、ここをサボると後悔することになるんです。
特に大事なのは、剥がす前にフィルムの状態をチェックすること。これだけで、使う道具や方法が変わってきます。
用意しておきたいアイテムリスト
- ヘアドライヤー:接着剤を柔らかくするのに使います
- 薄いプラスチックカード:クレジットカードやポイントカードでOK
- セロハンテープ:糊残り対策や割れたフィルムの回収に大活躍
- 爪楊枝:細かい隙間を作るときにあると便利
- マイクロファイバークロス:仕上げの拭き取り用
- 保護メガネ:割れたガラスフィルムを扱うときは必須です
フィルムの種類をチェックしよう
iPhoneの保護フィルムには大きく分けて2種類あります。
PETフィルム(硬質プラスチック製)
薄くて軽いのが特徴。比較的剥がしやすいですが、破れると細かい破片になりやすいので注意が必要です。
ガラスフィルム
今の主流はこちら。硬くて丈夫ですが、割れると危険です。剥がし方も少しテクニックが必要になります。
自分のiPhoneに貼ってあるフィルムがどちらか、まずは確認してみてください。これだけで、これからの作業がグッと楽になりますよ。
【基本編】普通に剥がせるiPhoneフィルムの正しい剥がし方
フィルムにひび割れがなく、キレイな状態で剥がせるなら、この方法が一番簡単です。ゆっくり、優しくが合言葉ですよ。
ステップ1:端っこを持ち上げる
まずはフィルムの四隅のどこかに、爪楊枝や薄いカードをそっと差し込みます。このとき、絶対に爪を立てないでくださいね。
「え、なんで?」と思われるかもしれませんが、爪を立てるとiPhone本体の画面に傷がつくことがあるんです。それに、フィルムに余計な力がかかって割れる原因にもなります。
隙間ができたら、そこにカードを差し込んで、少しずつ浮かせていきましょう。焦らないのが一番です。
ステップ2:温めてゆっくり剥がす
もし端がなかなか浮かなくなってきたら、ドライヤーの出番です。
温風を画面全体に20〜30秒ほど当ててみてください。フィルムを貼っている両面テープの接着剤が柔らかくなって、剥がしやすくなります。
ここで大事な注意点
ドライヤーを一点に当て続けるのはNGです。液晶パネルに熱がこもって、故障の原因になることも。あくまでも全体を優しく温めるイメージで。
温めたら、先ほど浮かせた端っこを持って、ゆっくり引っ張ります。このとき、上に引っ張るのではなく、画面に沿うように横に引くのがコツ。そうすると、糊が均等に剥がれて、跡が残りにくくなりますよ。
どうしても剥がれないときは冷やすのも手
温めてもダメなら、逆に冷やす方法もあります。保冷剤をタオルで包んで、iPhoneの上に数分置いてみてください。接着剤が硬くなって、パキッと剥がれることがあります。これは熱に弱い接着剤を使っているフィルムの場合に有効な裏ワザです。
【応用編】割れたガラスフィルムを安全に剥がす裏ワザ
さあ、ここからが本番です。もしフィルムが割れてしまっている場合、ただ剥がそうとすると危険がいっぱい。細かい破片で指を切ってしまうかもしれません。
でも大丈夫。正しい手順を踏めば、安全に剥がすことができます。
絶対に守ってほしい安全対策
まず最初に、保護メガネをかけてください。普段メガネをかけている方でも、上からかけるタイプのものでOKです。それと、できれば軍手も。万が一のことを考えて、準備はしっかりと。
ステップ1:テープで全面をガードする
割れたガラスフィルムの上から、セロハンテープや養生テープを隙間なく貼っていきます。
これ、すごく大事な工程なんです。テープで表面を覆うことで、剥がすときに破片が飛び散るのを防げます。しかも、小さな破片がテープにくっついて一緒に取れてくれるんですよ。
貼るときは、端を少しだけ余らせておくのがポイント。その余らせた部分が、後でつまむ取っ手になります。
ステップ2:ゆっくりと剥がす
テープで覆ったら、余らせた端を持って、画面に対して平行にゆっくり引っ張ります。
もし途中で引っかかる感じがあったら、無理に引っ張らないでください。そこでさらに割れてしまうことがあります。そんなときは、もう一度ドライヤーで軽く温めてみて。
細かい破片の処理方法
大きな破片が取れた後も、小さな破片が残っていることがあります。これらは粘着クリーナーか、セロハンテープを丸めたもので優しくつまみ取りましょう。指で触ろうとすると絶対にケガをするので、絶対にやめてくださいね。
全部取り終わったら、破片は厚手の紙袋に包んで捨ててください。ゴミ袋が破れて中から出てこないように、しっかりガードするのが大事です。
【トラブル対応】厄介な糊残りをキレイに除去する方法
フィルムを剥がした後、画面にベタベタした糊が残ってしまった…こんな経験、ありませんか? これ、結構ストレスですよね。
でも慌てないで。糊残りにも、ちゃんと対処法があるんです。
まずはやってはいけないこと
除光液(アセトン)や、高濃度のアルコールを使っている記事をたまに見かけますが、これは正直おすすめできません。
なぜなら、iPhoneの画面には「撥油コーティング」という、指紋をつきにくくするための大切な加工がしてあるから。強い溶剤を使うと、このコーティングまで剥がれてしまって、画面がベタベタしたり、汚れが付きやすくなったりするんです。
段階別!糊残り除去テクニック
レベル1:テープの粘着力で取る
糊残りした部分にセロハンテープを貼り付けて、勢いよく剥がす。これを何度か繰り返すだけで、意外と取れるものです。
レベル2:水拭きで優しく
マイクロファイバークロスをほんの少しだけ湿らせて、円を描くように優しく拭きます。その後、乾いた面ですぐに拭き取りましょう。水だけならコーティングへのダメージは最小限です。
レベル3:専用クリーナーを使う
100均や家電量販店で売っている「液晶専用クリーナー」は、画面を傷めないように作られています。安心して使えるので、しつこい糊残りにはこちらがおすすめです。
レベル4:最終手段(自己責任で)
どうしても取れない場合、ごく少量のハンドクリームを綿棒に付けて、糊の部分だけに塗ってみてください。油分が糊を浮かせます。ただし、すぐに乾いたクロスで完全に拭き取らないと、今度はハンドクリームの油分が画面に残ってしまいます。これは本当に最終手段と考えてくださいね。
剥がした後の正しい掃除と次の準備
フィルムが無事に剥がせて、糊残りもキレイに取れたら、いよいよ仕上げです。
画面の最終チェック
明るい場所で、画面をあらゆる角度から見てみましょう。細かいホコリや、見逃していた糊の跡がないか確認します。
もしホコリがついていたら、セロハンテープで優しく取り除いてください。指で拭こうとすると、逆に油分を広げてしまうことがあります。
新しいフィルムを貼る前のゴールデンルール
ここでちょっとした裏ワザを。新しいフィルムを貼る場所は、浴室か加湿器の近くがおすすめです。
というのも、ホコリの原因は空気中のチリ。湿度が高いとチリが舞いにくくなるので、気泡の原因になるホコリの混入を防げるんです。
もし貼り直しの場合は、剥がしたフィルムを捨てる前に、どこに気泡が入っていたか確認しておくといいですよ。次はその部分を特に注意して貼れますからね。
プロが教える!さらに一歩進んだ剥がし方テクニック
ここまで基本的な方法をお伝えしてきましたが、最後にプロの修理店が使っているような、ちょっと高度なテクニックもご紹介します。
デンタルフロスを使う方法
ガラスフィルムで、特に粘着力が強くて剥がせない場合、デンタルフロス(糸ようじ)が大活躍します。
フィルムと画面の隙間にフロスを通して、ゆっくりと動かしながら切るように剥がしていくんです。糸が細いので、画面に負担をかけずに、接着面だけをカットできます。
温めと冷却の使い分け
実は、フィルムの接着剤には「熱で柔らかくなるタイプ」と「冷やすと脆くなるタイプ」があるんです。
一般的なのは熱で柔らかくなるタイプなので、まずはドライヤーで温めるのが基本。でも、それでダメなら冷やしてみる。この二段構えで挑むと、ほとんどのフィルムは剥がせますよ。
絶対に使ってはいけない道具
最後に、これだけは絶対に使わないでほしい道具をお伝えしておきます。
- カッターナイフやカミソリ:一瞬で画面に深い傷がつきます
- 金属製のヘラ:硬すぎて、画面を傷つける原因に
- 除光液やシンナー:コーティングどころか、本体の樹脂部分を溶かすことも
まとめ|正しい剥がし方で、次のフィルムもキレイに貼ろう
いかがでしたか? iPhoneフィルムの剥がし方一つとっても、ちょっとしたコツで結果が大きく変わることがわかっていただけたと思います。
最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- 準備が9割:道具を揃えて、フィルムの状態を確認する
- 焦らない:力を入れすぎず、じっくり時間をかける
- 割れたらテープでガード:安全第一で作業する
- 糊残りは段階的に対処:強い薬品は最後の手段
- 剥がした後はキレイに掃除:新しいフィルムの貼りやすさが変わる
フィルム交換って、ちょっとしたストレスになりますよね。でも、この記事で紹介した方法を試せば、きっとスムーズにできるはずです。
新しいiPhoneの性能を存分に楽しむためにも、まずは画面をキレイな状態から。正しい剥がし方で、次のフィルムもバッチリ決めちゃってくださいね。
