「そろそろスマホを買い替えたい」
「でも最新のiPhone、高すぎて手が出ない……」
「中古のiphoneってアリなの?」
そんな風に思っていませんか?
実際、私もつい先日まで同じ悩みを抱えていました。AndroidからiPhoneデビューしたいけど失敗したくない。メイン機は最新モデルを持っているけど、サブ機をもう一台追加したい。子供に初めて持たせるスマホ、壊されたら困るからなるべく安く抑えたい。
それぞれ事情は違えど、「安くて」「そこそこ使えて」「後悔しないiPhone」を探している人は、2026年現在、爆発的に増えています。
そして今、そんなニーズにぴったりハマるモデルとして再評価されているのが、iPhone 11です。
でも、ちょっと待ってください。
2019年発売のモデルですよ?7年前です。
「さすがに古くない?」「あと何年使えるの?」「中古って当たり外れが怖い」
もうね、この不安、すごくわかります。
だから今回は、プロの視点で「iPhone 11は2026年、買いなのか?買いじゃないのか?」を完全決着させます。
バッテリーの真実、中古市場の落とし穴、iOSアップデートの未来。Appleの公式情報から中古販売店の現場の声、実際に買ったユーザーのリアルな口コミまで、徹底的に調査しました。
この記事を読めば、もう迷いません。
iPhone 11は「型落ち」から「コスパ神機」へ生まれ変わった
まず、断言します。
iPhone 11は、2026年現在「買い」です。
いやいや、さすがに盛ってない?と思いましたよね。
もちろん根拠があります。
総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、2025年度の中古携帯電話端末の出荷台数は前年比112%。特に、3〜5年前のiPhoneモデル、つまりiPhone 11〜13世代の流通量が爆増しているんです。
つまり、あなたのように「中古でコスパ良く済ませたい」と考えている人が、それだけ増えているということ。
そしてAppleは、2024年9月にiPhone 11をヴィンテージ製品に指定しました。
「えっ、ヴィンテージって終わった感じじゃない?」
これ、誤解されがちなんですが、Appleのヴィンテージ指定は「発売から5年経過」が基準。修理自体はApple Storeでもサードパーティでも引き続き可能です。むしろ、中古市場で流通量が最大化し、価格が底値を打つタイミングが、このヴィンテージ移行期なんですよね。
実際、中古大手イオシス・じゃんぱらの2026年6月の実売価格を見てみましょう。
- iPhone 11 64GB 美品:37,800円〜42,800円
- iPhone 11 64GB 並品:29,800円〜33,800円
- iPhone 11 128GB 美品:43,800円〜48,800円
2023年は45,000円前後だったので、ここ2年で約15%下落。もはや下げ止まりの感すらあります。
「今が買い」のエビデンス、これで十分じゃないですか?
2026年でも通用する?性能とスペックを冷静に評価する
A13 Bionic、実はまだ戦える
スペック表だけ見ると「A13 Bionic、7nmプロセス、2019年製…」。正直、数字だけなら最新のA17 Proには遠く及びません。
でも、体感速度って、数字ほど差がないんですよ。
Geekbenchのスコアで比較してみましょう。
- iPhone 11 (A13):シングルコア 約1300 / マルチコア 約3400
- iPhone SE3 (A15):シングルコア 約1700 / マルチコア 約4500
確かにSE3の方が上です。でも、この差ってアプリ起動速度で0.3秒程度の違い。SNS、動画視聴、LINE、ネットサーフィン。これら日常使いで「遅い!」とストレスを感じることは、ほぼありません。
唯一、原神やFortniteのような重量級3Dゲームをガッツリやる人は、最新機種か、せめて12以降を選んだ方が無難。でも、「ゲームはタブレットでやるからスマホはそこそこ使えればOK」という人には、過不足ない性能です。
ナイトモード、実は12と変わらない
iPhone 11のカメラで見逃せないのが、ナイトモード対応です。
これ、XRやSE2にはない機能。暗い場所での撮影が圧倒的にキレイになりました。
実際、知恵袋でこんな口コミを見つけました。
「XRからの買い替え。カメラの暗所性能が段違い。夜の子供撮影がブレなくなった」
12と比較しても、メインカメラの画質に大きな差はありません。超広角も両方ついてる。12は夜景モードが超広角にも対応していますが、そこまで求める人はそう多くないはず。
液晶が「弱点」ではなく「メリット」になる人もいる
iPhone 11は有機ELではなく、Liquid Retina液晶です。
「えー、古くない?」と思うかもしれません。
でもね、こんな声もあるんです。
「12の有機EL、目が疲れる。11の液晶の方が長時間見ていてもラク」
これは個人差が大きいですが、目が疲れやすい人にとって、液晶は立派な選定基準になります。
中古の落とし穴、全部教えます
ここからが本題です。
iPhone 11を「買い」にするか「買いじゃない」にするかは、中古の選び方で100%変わります。
バッテリー最大容量は85%以上を選べ
中古iPhoneで一番多い失敗談、それがバッテリーです。
「中古で買ったらバッテリー最大容量87%だった。3ヶ月で79%に。結局交換費用がかかった」
こうならないために、バッテリー最大容量は85%以上を絶対条件にしてください。
80%を切っている個体は、近いうちにバッテリー交換が必要になります。Apple Store正規交換は9,800円〜11,800円。非正規なら4,000円〜7,000円ですが、ここにも落とし穴があります。
非正規バッテリーに交換すると、設定アプリに「不明な部品」と表示されるんです。
Appleの修理履歴機能(iOS 15.2以降)は、純正じゃないバッテリーやディスプレイをしっかり検出します。中古購入時、「設定」→「一般」→「情報」で必ず部品履歴を確認しましょう。
「部品履歴に何も表示されない=純正部品」の証拠です。
非純正液晶の見分け方
「安かったので買ったら、純正じゃない液晶だった。色が青白く、視野角が狭い」
これも非常に多いトラブル。
非純正液晶の最大のデメリットは、True Toneが使えなくなること。そして、Apple Storeでの修理受付を断られる可能性が高くなることです。
中古ショップの説明に「リフレッシュ品」「リビルド品」と書いてある場合は要注意。純正パネルを使っているか、必ず店舗で確認してください。
海外版はFeliCaに注意
楽天市場やAmazonで「激安!22,800円!」みたいなiphone、見たことありませんか?
あれ、ほぼ100%、海外版(米国キャリアモデルや中国リファビッシュ品)です。
日本版iPhone 11は全モデルFeliCa搭載。つまり、おサイフケータイ、モバイルSuicaが使えます。
ところが、海外版(型番A2111など)はFeliCa非搭載。物理SIMスロットも1つしかなかったりします。
「安いから買ったけど、Suicaが使えなかった…」これ、本当によくある話。
型番を必ず確認してください。 日本版の型番はA2221、A2222、A2223です。
あと何年使える?iOSアップデートと修理サポートの期限
これが最大の不安材料ですよね。
iOS 19には対応するのか?
2026年6月現在、AppleからiOS 19の対応機種は正式発表されていません。
ただ、過去のパターンから予測することはできます。
Appleはこれまで、A12チップ搭載機種(iPhone XS / XS Max / XR)をiOS 19で切る可能性が高いと言われています。もしそうなれば、A13搭載のiPhone 11は少なくともiOS 19、おそらくiOS 20までアップデート対象になるでしょう。
つまり、2027年末までは最新OSが使えると見て間違いありません。
その後のセキュリティアップデートも含めれば、あと3〜4年は戦えます。
修理サポートはいつまで?
Appleのヴィンテージ製品リストに登録されると、部品供給に制限がかかる可能性があります。
ただし、iPhone 11は2024年9月にヴィンテージ入りしたばかり。通常、ヴィンテージ期間は5〜7年程度続きます。つまり、少なくとも2029年ごろまではApple Storeでの修理受付が可能と推測できます。
「じゃあ、あと3年は安心ね」と思ってください。
iPhone SE3 / 12とどっちがいい?徹底比較
「迷うならSE3か12と比べてよ」という声、たくさんいただきます。
簡潔に整理します。
iPhone SE3(第3世代)と比べると?
- カメラ:暗所性能で11の圧勝(SE3はナイトモード非対応)
- バッテリー:11の方が持ちます(SE3は小型ゆえに減りが早い)
- 画面サイズ:11は6.1インチで見やすい
- 重さ:ほぼ同じ(11は148g、SE3は144g)
- 価格:中古なら同程度か11の方が少し安い
→ カメラとバッテリーを取るなら11。コンパクトさとTouch IDが欲しいならSE3。
iPhone 12と比べると?
- 5G:12のみ対応(でも、まだ3G/4Gで困ってない人が大半)
- ディスプレイ:12は有機EL、11は液晶
- MagSafe:12は対応、11は非対応
- 価格差:美品同士で約15,000円
→ 5Gが絶対必要、MagSafeアクセサリーを使いたいなら12。予算優先なら11で十分。
今、iPhone 11を買う人のパターン別・正解の選び方
初めてのiPhoneデビュー
おすすめ:iPhone 11 64GB バッテリー85%以上 美品 or 並品
Androidからの乗り換えなら、そこまでストレージは必要ないです。写真はクラウドに逃がす習慣をつければ64GBで十分。どうしても不安なら128GBを。
サブ機・テザリング・仕事用
おすすめ:iPhone 11 64GB バッテリー80%台後半 並品でOK
仕事用アプリだけ入れるなら、画面の傷は多少気にしなくて大丈夫。バッテリーだけはチェックしてください。モバイルバッテリー常用前提なら80%でも可。
子供のキッズ携帯デビュー
おすすめ:iPhone 11 64GB バッテリー交換歴あり or 並品
壊す可能性が高いので、一番安い個体でOK。あらかじめバッテリー交換済みなら、さらにコスパ良し。紛失時もダメージが少ない価格帯です。
中古に抵抗があるけど安く済ませたい
おすすめ:Apple認定リファービッシュ製品(公式サイト)
Apple自身が整備し、新品同様の保証がつく。価格は中古より高いけど、公式保証がつく安心感は別格。在庫は運次第ですが、見つけたら即ポチです。
キャリアの下取りに出すのは待って!
最後に、本当に伝えたいことがあります。
ドコモ・au・ソフトバンクの下取りプログラム、iPhone 11の下取り額、いくらだと思いますか?
1,000円〜3,000円です。
え、安すぎない?そうです、安すぎます。
今、iPhone 11 64GBの美品は、中古市場で38,000円前後で取引されています。じゃんぱらやイオシスに持ち込めば、25,000円〜30,000円での買取はざらです。
キャリアに下取りに出すのは、3万円を捨てるようなもの。
「新しいiPhone買うから古いのは下取りに出すか」と軽く考えている人、ちょっと待ってください。
そのiphone、売れば来月のランチ代が3ヶ月分浮きますよ。
まとめ:iPhone 11は「買い」なのか?
もう一度、最初の問いに戻ります。
iPhone 11は2026年、買いですか?
答えは「買い」です。
ただし、条件があります。
- バッテリー最大容量85%以上
- 純正部品(部品履歴に警告なし)
- 日本版(FeliCa対応)
- 価格は3万円台前半〜中盤
この条件を満たす個体を選べば、あと3年は主力級の性能で、その後もサブ機として余生を過ごせる、コスパ最強の1台になります。
7年前のモデルが、今なお「現役」と「サブ機」の境界線でこれだけ評価される。それだけiPhone 11は、完成度が高かったということなのでしょう。
新しいもの好きな人から見れば、もう終わった端末かもしれません。
でもね。
あなたの使い方に、他人の評価は関係ありません。
「安くて、ちゃんと使えて、あと数年困らない」
それでいいじゃないですか。
さあ、あとは信頼できるショップで、いい個体を探すだけです。
この記事が、あなたの「後悔しない1台」に出会うきっかけになりますように。
