くら寿司に行くと、注文用のタブレットが各テーブルに設置されていますよね。タッチするだけでお寿司やデザートを頼めてとても便利ですが、たまに「画面が固まった」「反応しない」「設定画面に入って戻れない」なんてこと、ありませんか？
この記事では、そんなときに自分で試せるくら寿司タブレットの直し方を、実際の現場事例を交えてわかりやすく紹介します。専門知識がなくてもOK。フリーズやエラー時に焦らず対処できるよう、手順を一通り押さえておきましょう。
タブレットがフリーズする原因とは？
まず知っておきたいのは、「なぜフリーズするのか」という原因の部分。くら寿司のタブレットは、見た目こそ専用端末ですが、中身はAndroidベースのタブレットを業務用にカスタマイズしたものです。そのため、スマホや一般的なタブレットと同じように、以下のような要因で不具合が起こることがあります。
- 長時間の連続稼働でメモリが一杯になっている
- 注文アプリがエラーを起こして止まっている
- タッチパネルの反応が一時的に鈍くなっている
- 店舗のWi-Fi通信が不安定で画面が更新されない
- 誤操作で設定画面などに入ってしまった
つまり、機械自体が壊れているわけではなく、一時的なソフトの停止や通信不具合が原因であることが多いのです。
自分でできる！くら寿司タブレットの簡単な直し方
店員を呼ぶ前に、まず自分で試せる範囲のリセット方法を紹介します。状況によってはこの操作で元に戻る場合もあります。
① ホームボタンを押してみる
一部のタブレットには、画面下部に「ホームボタン」や「戻る」ボタンが隠されているタイプがあります。見えにくい位置にあることも多いですが、軽く押してみましょう。
長押しやダブルタップで注文アプリが再起動することがあります。フリーズではなくアプリだけが固まっている場合、この方法で復帰できる可能性が高いです。
② 画面の別の場所をタッチして反応を確認
画面の一部が反応しないだけで、他の箇所は正常に動くこともあります。違うメニューや「戻る」ボタン、空白部分などを軽くタッチして反応を確かめてみましょう。意外と「戻る」が効くケースもあります。
③ 少し時間を置く
通信やアプリの処理待ちで動作が遅れているだけのこともあります。数十秒ほど待ってみると、注文画面が戻ってくることがあります。焦らずに様子を見るのもポイントです。
店員に頼むときのコツ
自分で操作しても直らないときは、無理にいじらず店員さんを呼ぶのが一番安全です。くら寿司のスタッフは、注文タブレットの再起動や初期画面への復帰操作に慣れています。
呼び出しボタンを押すか、近くを通る店員さんに「タブレットが動かなくなりました」と伝えましょう。店員が裏側の管理画面にアクセスし、アプリを再起動してくれることが多いです。
店舗によっては、管理者パスワードが必要な設定画面や電源ボタンが物理的にカバーされている場合もあり、一般客では操作できません。無理にカバーを外したり長押ししたりせず、必ずスタッフに任せましょう。
店舗側で行うリセット手順（参考）
実際に店舗では、次のような操作で復旧していることが多いようです。
- タブレットを一度電源オフ→再起動
- 管理画面から注文アプリを再起動
- 注文システムの通信リセット
- 不具合が続く場合はタブレット交換
これらの作業は利用者にはできないため、「再起動をお願いしてもいいですか？」と一言添えるだけで十分です。
設定画面やエラーメッセージが出たときの対処
タブレットの一部機種では、特定の操作でAndroidの設定画面に入ってしまうことがあります。たとえば、画面左下の隅を一定時間押す、または複数ボタンを同時押しするなどの操作です。
設定画面に入ってしまったら、触らずに店員を呼びましょう。誤ってシステムを変更すると、注文アプリが動かなくなる恐れがあります。
また、エラーメッセージが表示された場合も同様です。「通信エラー」「アプリが停止しました」などの文字が出たら、自分では操作せず、スタッフに「エラー表示が出ています」と伝えるのが安全です。
タブレットが使えないときの代替方法
最近のくら寿司では、タブレット以外にも注文する方法があります。特に注目なのが、**スマホ注文機能（モバイルオーダー）**です。
各テーブルのタブレットや卓上POPにはQRコードが表示されており、それをスマホで読み取ると自分のスマホから直接注文ができます。もしタブレットがフリーズしてしまっても、QRコードを読み取ればスマホ経由で注文を続けられるのです。
ただし、QRコードが表示されていない・消えてしまった場合は、店員に「スマホ注文のQRを出してもらえますか？」と頼むと再表示してもらえます。
よくある質問とちょっとした豆知識
Q. タブレットが壊れていたら食事は続けられない？
いいえ。注文は店員が手動で受け付けてくれることもありますし、スマホ注文で代替する方法もあります。落ち着いて店員に相談しましょう。
Q. 勝手に電源を落としてもいい？
おすすめしません。くら寿司のタブレットは業務システムに接続されているため、勝手に電源を落とすと注文データが消える可能性もあります。電源ボタンに触るのは店員の指示があるときだけにしましょう。
Q. タブレットが熱くなっているけど大丈夫？
長時間稼働しているため、多少の発熱は問題ありません。ただし、触って熱すぎると感じる場合や異音・異臭がある場合は、すぐに店員に伝えましょう。
家でも使える！Androidタブレット共通のリセット知識
参考までに、Androidタブレットで一般的に行われているリセット方法を紹介します。くら寿司のタブレットも似た構造のものが多いため、知っておくとイメージしやすいでしょう。
- 電源ボタンを10秒以上長押しして再起動する
- 電源ボタン＋音量ボタンを同時押しして強制リセットする
- 工場出荷状態に戻す（データが消えるため管理者のみが実行）
もちろん、くら寿司の端末では一般客がこの操作を行うことはできませんが、「再起動してもらえますか？」と伝えるとスタッフが同様の操作をしてくれると考えるとわかりやすいですね。
トラブルを防ぐために気をつけたいこと
タブレットの不具合は完全には防げませんが、少し意識するだけで発生しにくくなります。
- 画面を強く押さない
- ぬれた手でタッチしない
- 子どもが画面を連打しないよう注意する
- 食べ終わりに軽く拭いておく（乾いた布などでOK）
衛生面でも、画面をきれいに保つことは大切です。油や水分がセンサーに影響を与えることもあります。
最後に：くら寿司タブレットの直し方を覚えておこう
くら寿司のタブレットは便利な反面、まれにフリーズや反応遅れなどのトラブルが起こります。そんなときは慌てずに次の手順を思い出しましょう。
- ホームボタンや戻る操作で復帰を試す
- 反応しなければ少し時間をおく
- 直らない場合は店員に再起動を依頼する
- 必要に応じてスマホ注文を使う
これだけ覚えておけば、どんな店舗でも落ち着いて対応できます。ちょっとした知識があるだけで、食事の時間を快適に過ごせますよ。
以上、くら寿司タブレットの直し方！フリーズやエラー時の簡単リセット手順でした。
