回転寿司といえば「くら寿司」。最近では「タブレットで注文できるのが楽しい」「スマホと連携して便利」といった声がSNSでも増えています。
実はこのタブレット、単にお寿司を頼むだけの端末ではありません。注文から配膳、会計までをスムーズにしてくれる“裏の主役”なのです。
この記事では、くら寿司のタブレットを使った注文方法から、知っておくと得する隠れ便利機能までをわかりやすく紹介します。初めて行く人も、リピーターの人も、読めばきっと「そうだったのか！」と発見があるはずです。
タブレットで変わる！くら寿司の注文スタイル
くら寿司の全席には、タッチパネル式の注文タブレットが設置されています。
席に着くとすぐに使えるようになっており、メニューをめくる手間も店員を呼ぶ必要もありません。
最初に言語を選ぶ画面が出て、日本語・英語・中国語・韓国語などに対応。外国人観光客にもわかりやすい設計です。
メニューは「にぎり」「軍艦」「巻き物」「揚げ物」「ドリンク」「デザート」などカテゴリごとに分かれており、写真付きでとても見やすい構成。
食べたいものをタップすると、すぐに厨房へ注文データが送られ、数分後には専用レーンから高速で席に届きます。まるで新幹線のようなスピード感で運ばれてくるのが、くら寿司ならではの醍醐味です。
注文方法の基本操作
くら寿司のタブレットは直感的に操作できるのが特徴。初めてでも迷わないように工夫されています。
- カテゴリを選択
トップ画面から食べたいジャンルを選びます。
定番の「サーモン」や「まぐろ」はもちろん、期間限定メニューもここでチェックできます。 - 商品をタップして注文
写真をタップすると詳細画面が開き、数量を指定して「注文する」を押すだけ。
一度にまとめて注文することも可能です。 - オーダーレーンで配達
注文したお皿は通常の回転レーンではなく、専用の高速レーンで届きます。
目の前にピタッと止まり、届いた瞬間に自動で音声が流れるので取り忘れの心配もなし。 - タブレットで状況を確認
「注文中のメニュー」から、今どの商品が調理中かをリアルタイムで確認できます。
混雑時でもストレスなく待てるのがうれしいポイントです。
スマホと連携！QRコードでの注文が便利すぎる
最近の店舗では、タブレット画面からスマホにQRコードを表示して、自分のスマホで直接注文できるようになっています。
これは「スマホで注文」機能と呼ばれ、家族や友人と行ったときに特に便利。
たとえば、4人で1台のタブレットを共有すると順番待ちが発生しますが、スマホ注文なら各自の画面で好きなメニューを同時に選べます。
しかも、全員の注文内容はひとつのテーブルデータにまとめられるので、会計もスムーズ。別々に清算される心配もありません。
QRコードはタブレットの右下メニュー「店員に聞く」から表示できます。名前が少し紛らわしいですが、ここに“スマホで注文”の入り口が隠れています。
一度読み込めば、自分のスマホ画面上で通常のメニューと同じ操作ができるようになります。
隠れ便利機能①：無料アイテムの注文もタブレットから
「ガリが足りない」「お茶の粉を追加したい」といったとき、店員を呼ばなくても大丈夫。
タブレットのサイドメニューにある「その他」や「無料サービス」カテゴリから、ガリ・醤油・箸などを追加注文できます。
無料アイテムは一見見つけにくいですが、カテゴリをよく見ると隅に小さく表示されているので覚えておくと便利です。
子ども用のスプーンやお湯もここからリクエストできます。
隠れ便利機能②：「ビッくらポン！」をさらに楽しむ
くら寿司の代名詞といえば、皿を5枚投入するとガチャが回せる「ビッくらポン！」。
実はスマホ注文を活用すると、このガチャのチャンスを増やせる特典があります。
対象商品をスマホから注文すると、一定金額ごとに追加でゲームができる仕組みになっており、景品ゲットの確率がアップ。
子ども連れやファミリー層から特に人気で、「遊べる外食」としてリピーターが増えています。
隠れ便利機能③：会計もタブレットでワンタッチ
食事が終わったら、タブレット右上の「お会計」ボタンを押すだけ。
合計金額が表示され、レジへ行くと店員が席番号で確認してくれます。
最新の店舗では自動精算機も導入されており、QRコードをかざすだけで支払いが完了する仕組みです。
スマホ注文とタブレット注文のデータは自動的に統合されるので、どちらで注文しても金額がまとめて計算されます。
支払い時に混乱しないよう、注文者ごとに履歴を分けたい場合は、スマホ画面の「注文履歴」から個別にチェックできます。
タブレットが支えるくら寿司の自動化システム
くら寿司のタブレットは、単なる“便利な機械”ではなく、店舗全体の効率を支える中枢装置でもあります。
厨房では、タブレットから送られた注文データをもとに自動調理ラインが動き、最短ルートでお客様の席へ届ける仕組みになっています。
人件費を削減しながらも、提供スピードと鮮度を両立しているのがくら寿司の強みです。
このスタイルは海外でも注目されており、アメリカのくら寿司では「テクノロジーが支える日本式おもてなし」として高く評価されています。
タブレットと自動レーンを組み合わせたオペレーションは、飲食業界の自動化モデルの先駆けといっても過言ではありません。
よくあるトラブルと対処法
タブレットが反応しない
画面が固まった場合は、画面右上にある「呼び出し」ボタンを押せば店員が対応してくれます。
再起動は基本的にスタッフのみが操作可能なので、自分で無理に触らないようにしましょう。
メニューが見つからない
「サイドメニュー」や「おすすめ」カテゴリーの中に隠れていることがあります。
期間限定メニューやデザート類は別タブになっているので、見落とさないように確認を。
注文が届かない
混雑時は数分の遅延が発生することもあります。
タブレットの「注文状況」画面で確認でき、調理中・配送中のステータスが表示されます。
タブレットで楽しむ新しい回転寿司体験
くら寿司のタブレットが普及したことで、回転寿司は“自分で取る”時代から“自分でカスタマイズする”時代へと進化しました。
好きなタイミングで好きなネタを頼めるだけでなく、スマホと連携することで家族や友人とシェアする楽しみ方も増えています。
注文や配膳が自動化された分、スタッフは接客や清掃などに集中でき、店全体のサービス品質も向上。
こうしたテクノロジーの活用は、飲食業界全体の課題解決にもつながっています。
くら寿司タブレットが話題の理由とこれから
くら寿司のタブレットは、ただの便利ツールではなく、食の体験そのものをアップデートしてくれる存在です。
スピーディーで正確な注文、遊び心ある仕掛け、スマホ連携による快適さ——。
どれも「もっと楽しく食べてほしい」というくら寿司の思いが詰まっています。
これからも新機能や限定キャンペーンが追加される可能性があり、今後の進化にも注目です。
まだ試したことがない人は、次にくら寿司へ行ったときに、ぜひタブレットの全機能を使いこなしてみてください。
きっとあなたの“回転寿司の常識”が、少し変わるはずです。
