GarminのスマートウォッチでYouTube Musicを聴けるようになったのを知っていますか?
これまではSpotifyやAmazon Musicが主流でしたが、ついにYouTube Musicも対応。
この記事では、実際の設定手順から対応機種、使い勝手のポイントまで、初心者でも迷わないように丁寧に解説します。
GarminでYouTube Musicが使えるようになった背景
Garminは長年、ランナーやアウトドア愛好家に支持されてきたGPSウォッチブランドです。
音楽再生機能を持つモデルでは、SpotifyやAmazon Musicのオフライン再生が可能でしたが、ついにYouTube Musicにも対応しました。
これにより、「普段からYouTube Musicを使っている人が、Garminウォッチだけで音楽を楽しめる」環境が整いました。
スマホを持ち歩かなくても、お気に入りのプレイリストやポッドキャストをランニング中に再生できるのは大きな進化です。
YouTube MusicをGarminで使うには、「YouTube Premium」または「YouTube Music Premium」の契約が必要になります。
無料プランではオフライン再生ができないため、注意してください。
対応しているGarminウォッチをチェックしよう
すべてのGarminウォッチでYouTube Musicが使えるわけではありません。
対応しているのは「音楽ストレージを持つモデル」や「Connect IQアプリを利用できるモデル」です。
代表的な対応機種は次のとおりです。
- Forerunner 265 / Forerunner 265S
- Forerunner 955 / Forerunner 955 Solar
- Forerunner 965
- Venu 2 / Venu 2S / Venu 2 Plus
- Venu 3 / Venu 3S
- Epix Pro シリーズ
- Fenix 7 シリーズ
- Enduro 2
- D2 Mach 1 Pro
上記以外にも一部モデルで対応が始まっていますが、古い機種では非対応のことも。
Garmin公式サイトやConnect IQストアで最新の対応状況を必ず確認しましょう。
準備しておくもの
GarminでYouTube Musicを聴くには、次の準備が必要です。
- Garminウォッチ本体(対応モデル)
- Garmin Connect IQアプリ(スマホ用)
- YouTube Music Premium または YouTube Premium アカウント
- Wi-Fi接続環境(音楽ダウンロードに使用)
- Bluetoothイヤホン
Garminウォッチにはイヤホンジャックがないため、Bluetooth接続が必須です。
また、スマホとウォッチを初めてペアリングする場合は、Garmin Connectアプリもインストールしておきましょう。
GarminでYouTube Musicを設定する手順
ここからは実際の設定手順を紹介します。
作業は一度だけでOK。慣れれば10分ほどで完了します。
1. Connect IQストアで「YouTube Music」アプリをインストール
Garmin Connect IQアプリを開き、検索バーで「YouTube Music」と入力。
表示されたアプリを選び、「インストール」をタップします。
ウォッチとスマホがペアリングされていれば、自動的にウォッチに転送されます。
2. ウォッチでYouTube Musicを選択
ウォッチのメニューから「音楽」→「音楽プロバイダー」→「YouTube Music」を選びます。
画面に英数字の認証コードが表示されるので、そのままにしておきましょう。
3. スマホやPCで認証を完了させる
スマホまたはパソコンのブラウザで「youtube.com/activate」を開き、
ウォッチに表示されたコードを入力します。
その後、Googleアカウントでログインし、Garminとの連携を許可します。
これでYouTube Musicアプリがウォッチとリンクされます。
4. プレイリストを同期・ダウンロードする
連携が完了したら、ウォッチのYouTube Musicアプリを開き、
「マイライブラリ」「プレイリスト」「ポッドキャスト」などから好きな音源を選択。
ダウンロードを実行すれば、オフライン再生用にウォッチへ保存されます。
Wi-Fi接続が必要なので、自宅や安定したネット環境で行うのがおすすめです。
5. Bluetoothイヤホンを接続して再生
最後に、ウォッチの「音楽設定」からBluetoothイヤホンをペアリング。
あとは再生ボタンを押すだけで、ウォッチ単体でYouTube Musicを楽しめます。
オフライン再生でランニングやジムも快適
GarminウォッチにYouTube Musicをダウンロードしておくと、
スマホなしで音楽を聴けるようになります。
特に便利なのはランニングやサイクリングのとき。
スマホを持ち歩かなくても、数百曲単位のプレイリストをウォッチ内に保存できます。
また、Garminの操作ボタンから再生・一時停止・スキップも簡単に行えるため、
画面を見ずに操作できるのも魅力です。
トラブルが起きたときのチェックポイント
設定中に「認証が進まない」「音楽が同期されない」といったトラブルが発生することもあります。
その場合は以下を確認してみましょう。
- スマホとウォッチのBluetooth接続が切れていないか
- Garmin ConnectアプリとConnect IQアプリが最新版か
- Wi-Fi接続が安定しているか
- YouTube Music Premiumの契約が有効か
それでも解決しない場合は、一度Garmin Connectからログアウトし、再接続を試すと改善するケースが多いです。
他の音楽サービスとの違い
GarminではSpotifyやAmazon Musicにも対応しています。
それぞれ使い勝手に違いがありますが、YouTube Musicには次のような特徴があります。
- Googleアカウントひとつで利用できる
- YouTube上の公式音源やカバー曲も多数
- プレイリストの自動更新が便利
- YouTube Premium契約者なら追加費用なしで使える
すでにGoogleのサービスを使っている人にとっては、設定のハードルが低く、連携もスムーズです。
GarminでYouTube Musicを使うメリットまとめ
- スマホなしで音楽を楽しめる
→ ランニング・ジム・通勤などで手軽に。 - オフライン再生で通信量ゼロ
→ プレイリストを事前にダウンロードすれば電波不要。 - 直感的な操作
→ ウォッチのボタンやタッチで簡単に再生・スキップ。 - 健康データと音楽が一体化
→ トレーニングの記録と音楽再生を同じデバイスで完結。
Garminウォッチを「音楽プレイヤー」として活用すれば、
運動や日常の快適さが一段とアップします。
GarminでYouTube Musicを聴く方法と設定手順を徹底解説まとめ
GarminでYouTube Musicを使えば、
スマホを置いたまま好きな音楽を聴きながらトレーニングや通勤ができます。
ポイントを整理すると以下の通りです。
- 対応機種を確認
- Connect IQからYouTube Musicをインストール
- Googleアカウントで認証
- プレイリストを同期・ダウンロード
- Bluetoothイヤホンで再生
これだけで、Garminウォッチがあなたの音楽デバイスに変わります。
YouTube Musicユーザーなら、ぜひこの機能を活用してみてください。
一度設定すれば、もうスマホをポケットに入れなくても音楽のある毎日を楽しめます。
