ガーミン（Garmin）と聞くと、「スポーツ用の腕時計」や「丸いフェイスのアウトドアウォッチ」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ところが、最近は“四角いガーミン”が静かに注目を集めています。
丸型とは違うデザイン、見やすい画面、そしてスマートウォッチらしい使い勝手——。
この記事では、ガーミンの四角いモデルの魅力と人気の理由、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
四角いガーミンってどんなモデル？
ガーミンは長年、アスリートやアウトドア愛好者向けに円形ディスプレイの時計を主力としてきました。
代表的なのは「Garmin Fenix」や「Garmin Forerunner」などのシリーズです。
一方で、スクエア（四角形）デザインを採用したモデルは数が少なく、主に「Garmin Venu Sq（ヴェニュー）」シリーズが中心。
スマートウォッチとしての機能を重視し、日常使いにも溶け込むデザインが特徴です。
丸い時計が「本格派」なら、四角いガーミンは「スマートで軽やか」な方向性。
視認性と操作性に優れ、スマートウォッチの使いやすさを求めるユーザーに人気が広がっています。
代表的な四角いモデル①：Garmin Venu Sq シリーズ
ガーミンの四角デザインを語るうえで欠かせないのが「Garmin Venu Sq」シリーズ。
“Square（四角）”の名が示す通り、初代から長方形ディスプレイを採用しています。
特徴は以下のとおりです。
- 軽くて薄いボディ
重さは約37g。長時間つけていてもストレスを感じにくく、睡眠計測中も快適です。 - AMOLEDディスプレイで見やすい画面
鮮やかな発色で屋内外問わず見やすい。文字がはっきりして通知も確認しやすいです。 - GPS・心拍・血中酸素など基本機能をしっかり搭載
ランニング、ウォーキング、サイクリング、ヨガ、ゴルフなど、多くのアクティビティに対応。 - バッテリーの持ちが優秀
スマートウォッチモードで最大約11日間、GPSモードでも約26時間稼働します。 - コスパの良さ
約3万円台から購入可能で、初めてのガーミンとしても手を出しやすい価格帯です。
Garmin Venu Sqは「本格的すぎるのは要らないけれど、健康管理や運動記録をちゃんとしたい」という人にぴったり。
普段使いとスポーツ機能のバランスが非常に良いモデルです。
代表的な四角いモデル②：Garmin Venu X1
2025年に登場した最新モデル「Garmin Venu X1」は、ガーミンの四角いスマートウォッチの進化形とも言える存在です。
主な特徴は次の通り。
- 2インチの大型スクエアAMOLEDディスプレイ
ガーミン史上最大のスクリーンサイズ。通知、地図、ワークアウトデータが一目で確認できます。 - 高級感あるデザイン
チタン素材やサファイアガラスを採用し、軽量ながら上品な仕上がり。 - スマートウォッチとしての完成度が高い
通話機能、音声アシスタント、内蔵スピーカーやマイクを搭載。
さらに地図表示、音楽再生、LEDライトなど“フル機能搭載”の万能モデルです。 - バッテリーも強化
AMOLEDながらスマートウォッチモードで約10日持つタフさ。 - ライフスタイル対応
スポーツだけでなく、仕事や街中でも自然に使えるデザイン。スーツにも合う落ち着いた雰囲気です。
Garmin Venu X1は、「スポーツもしたいけれど、日常でも違和感なく着けたい」人におすすめの万能モデルです。
ガーミンがアウトドアメーカーの枠を超えて、スマートウォッチ市場を意識した方向転換を示したモデルといえるでしょう。
四角いガーミンの魅力は「見やすさ」と「日常性」
スクエア型の最大の魅力は、なんといっても画面の見やすさです。
丸型に比べて表示領域を無駄なく使えるため、文字情報や通知、複数データの同時表示がしやすいのが特徴。
通知やメッセージの確認、スケジュール、天気、心拍グラフなどを一覧で見たいときに、とても便利です。
さらに、デザインがスリムで軽量なため、普段使いでも自然に溶け込みます。
スポーツ専用ウォッチのような「ゴツさ」がなく、通勤やお出かけにも違和感がありません。
特に、スマートウォッチを“ファッションの一部”として使いたい人には、四角モデルの方が合わせやすい印象があります。
Apple Watchに近いデザインながら、Garminらしい耐久性と計測精度を両立している点も強みです。
四角いガーミンを選ぶメリット
- 視認性が高い
四角い画面はデータを一覧表示しやすく、トレーニング中でも素早く確認できます。 - スマートウォッチらしい操作性
タッチスクリーン中心の直感操作。メニュー構成が分かりやすく、初心者でも扱いやすいです。 - 軽量でストレスが少ない
長時間つけても疲れにくく、睡眠時の着用も快適。 - デザインがスマート
丸型のスポーツウォッチよりも洗練された印象。ビジネスシーンにも合わせやすい。 - 健康管理機能が充実
睡眠、ストレス、心拍、血中酸素、Body Battery（体のエネルギー指標）などを自動記録。
四角いガーミンは、“スポーツ時計”というより“生活の相棒”としての存在感が強いモデルです。
四角いガーミンを選ぶときの注意点
もちろん、メリットばかりではありません。
四角モデルにはいくつかの注意点もあります。
- ハードなアウトドアには不向き
高度計や気圧計などの登山用機能が非搭載なモデルも多く、山登り中心の人には物足りないかもしれません。 - バッテリーは円形モデルより短め
大画面のAMOLEDディスプレイは美しい反面、電力消費が大きめです。 - ボタン操作が少ない
タッチ中心の操作に慣れていないと、スポーツ中はやや扱いにくく感じる場合もあります。
とはいえ、日常的な運動や通勤時のアクティビティ記録、健康モニタリングには十分すぎる性能を備えています。
「どこでも気軽に使えるGarmin」を求める人には、非常に満足度の高い選択肢です。
こんな人に四角いガーミンはおすすめ
- 毎日の健康データを自然に記録したい人
- 通知や音楽再生など、スマートウォッチ的な使い方を重視する人
- 丸型ウォッチのゴツさが苦手な人
- 運動はするけど、ハードな登山やトレイルまではやらない人
- 仕事やプライベートでも違和感なく身につけたい人
特に、軽いランニングやフィットネス、ウォーキング、ジム通いを習慣にしている人にとって、四角いガーミンは最適です。
まとめ：ガーミンの四角いモデルは「日常と運動をつなぐ時計」
丸いモデルが“スポーツの相棒”なら、四角いモデルは“日常に寄り添う相棒”。
どちらが優れているというより、ライフスタイルによって選ぶべきモデルが異なります。
Garmin Venu Sq シリーズは価格も手頃で、初めてのスマートウォッチにもぴったり。
一方、Garmin Venu X1 は高級感と機能を両立した“オールインワン”モデルとして注目されています。
四角いガーミンは、「スマートウォッチとしてのガーミン」を象徴する存在。
スポーツも健康も、仕事もファッションもひとつにまとめたい人にこそおすすめです。
ガーミンの四角いモデルとは？人気スマートウォッチの特徴と選び方（まとめ）
ガーミンの四角いモデルは、見やすくて軽く、毎日の生活をスマートにサポートするスマートウォッチです。
ランニング、睡眠、ストレス管理、通知チェック——どれも自然にこなせる万能タイプ。
もしあなたが「ガーミン＝アウトドア時計」という印象を持っていたなら、一度この“スクエアデザイン”を試してみてください。
きっと、「日常でも使えるガーミン」という新しい魅力に気づくはずです。
