スマートウォッチを買ったのはいいけれど、「時計の合わせ方が分からない…」と悩んだ経験はありませんか？
実は、スマートウォッチの時刻は“スマホとの連携”で自動的に合わせる仕組みが主流なんです。
ただし、モデルや使い方によっては手動で設定が必要なことも。
この記事では、初心者でも迷わずにできる「スマートウォッチの時計合わせ方」を、分かりやすく解説します。
スマートウォッチの時計がズレる原因とは？
まずは、なぜ時計がズレてしまうのかを知っておきましょう。
原因を理解すれば、焦らずに正しい設定ができます。
- スマホとのBluetooth接続が切れている
→ 時刻はスマホと同期するため、接続が切れると更新されません。 - スマホの時刻設定が間違っている
→ ウォッチはスマホの時刻をそのまま反映します。スマホ側の設定を見直すことが大切。 - 専用アプリがバックグラウンドで停止している
→ 通信や同期が止まっていると、自動的に時刻更新が行われないことがあります。 - ウォッチのソフトウェア（ファームウェア）が古い
→ アップデートで不具合が改善されるケースもあるので、最新状態にしておきましょう。
一見複雑そうですが、ほとんどの場合はスマホと正しくつなげば解決します。
まずやるべき！スマートフォンとのペアリング
スマートウォッチの時刻を合わせる基本は「スマホとの連携」です。
多くのモデルでは、これだけで時計が自動的に正確になります。
1. 専用アプリをインストールする
メーカーごとに専用アプリがあります。たとえば以下のようなものです。
- Apple Watch → 「Watch」アプリ
- Galaxy Watch → 「Galaxy Wearable」
- HUAWEI Watch → 「HUAWEI Health」
- Fitbit → 「Fitbit」アプリ
購入時の説明書やQRコードからアプリをダウンロードしておきましょう。
2. スマホのBluetoothをオンにする
接続が切れていると時刻が同期できません。Bluetoothをオンにして、スマートウォッチを近くに置きましょう。
3. アプリからウォッチを選び、ペアリングする
アプリを開くと「新しいデバイスを追加」や「ペアリング開始」などのボタンがあります。
画面の案内に従って操作し、表示された番号（ペアリングコード）が一致しているかを確認。
「接続完了」と出ればOKです。
4. スマホの時刻が自動でウォッチに反映される
ペアリング後は、スマホの時刻が自動で反映されます。
もしズレている場合は、スマホの「日付と時刻」設定を「自動」に変更してみてください。
手動で時刻を合わせたいときの方法
スマホを持っていない、もしくは同期ができない場合は、ウォッチ単体で時刻を設定する方法もあります。
ただし、すべての機種で対応しているわけではありません。
一般的な手順
- スマートウォッチの画面をタップしてメニューを開く。
- 「設定」→「システム」または「日付と時刻」を選択。
- 「時刻を設定」から現在時刻を入力。
- 「保存」または「OK」で確定。
機種によっては「24時間表示／12時間表示」も切り替えられます。
デジタル表示タイプはすぐ反映されますが、針式のハイブリッドモデルは「針の補正」が必要なこともあります。
時計がうまく合わないときのチェックポイント
「ちゃんとペアリングしたのに、まだ時間がずれる…」というときは、次の点を確認してみましょう。
Bluetooth接続が安定しているか
スマホとの距離が離れすぎていると、通信が途切れて同期されません。
なるべく近くで再接続してみてください。
アプリがバックグラウンドで動いているか
スマホの省電力設定でアプリが停止している場合、時刻更新が止まります。
設定メニューから「バックグラウンド実行を許可」しておきましょう。
タイムゾーン設定が正しいか
スマホとウォッチで「タイムゾーン」が異なっていると、表示される時間にズレが生じます。
日本国内で使うなら「自動設定」または「GMT+9（東京）」にしておきましょう。
ウォッチのソフトウェア更新
時刻がズレる不具合は、アップデートで解消されることがあります。
専用アプリや設定画面で「ソフトウェア更新」→「最新バージョンを確認」を選び、更新してみてください。
OS・モデル別の時計合わせの違い
スマートウォッチにはいくつかのOS（システム）があり、操作方法が少し異なります。
Wear OS（Google系）
スマホアプリ「Wear OS by Google」を使用。
接続後、自動的にスマホの時刻を反映します。設定画面で「自動時刻」をオンにしておけばズレにくいです。
Apple Watch
iPhoneと「Watch」アプリでペアリングすれば自動同期されます。
もしズレる場合は、iPhoneの「設定」→「一般」→「日付と時刻」で「自動設定」をオンにしましょう。
HUAWEI Watch／Xiaomiなどのスマートバンド系
専用アプリ（HUAWEI Health、Zepp Lifeなど）で接続すれば自動同期。
アプリ側で地域や言語設定が合っているかも確認してください。
針式ハイブリッドウォッチ（アナログ針＋スマート機能）
スマホと連携して時刻を合わせたあとに、針の「基準位置」を調整する操作が必要な場合があります。
「12時位置」に針を合わせてから同期を行うと、正確に時刻が反映されやすいです。
スマートウォッチの時計合わせで失敗しやすいポイント
初心者の方がつまずきやすいのは、次のようなケースです。
- アプリを入れずに時計だけ触っている
- Bluetoothをオンにしていない
- スマホの時刻を手動で設定している
- 針式ウォッチで補正をしていない
このあたりを意識するだけで、多くのトラブルは防げます。
「思っていたより簡単だった！」という声が多いのも納得です。
時計合わせをスムーズにするちょっとしたコツ
- 最初にスマホの時刻設定を確認しておく
→ ネットワーク時刻で自動設定しておくと安心。 - ウォッチをこまめに充電する
→ バッテリーが減るとBluetooth通信が不安定になりやすいです。 - アプリの通知や位置情報をオンにする
→ 同期が途切れにくくなります。 - スマホを機種変更したら、必ず再ペアリング
→ 新しいスマホでは以前の接続情報が使えません。
こうした習慣をつけておくと、時計のズレに悩まされることがぐっと減ります。
スマートウォッチの時計合わせ方を理解すればもっと便利に！
スマートウォッチの時計合わせは、慣れてしまえばとても簡単です。
基本は「スマホとペアリングして自動同期」。
もしズレたり合わなかったりしても、Bluetoothやアプリの設定を見直せば大抵は直ります。
手動設定もできますが、スマホと連携させる方が確実で、他の機能もスムーズに使えます。
これを機に、あなたのスマートウォッチをしっかり使いこなしてみてください。
正しい時計合わせ方を知れば、毎日の生活がもっとスマートになりますよ。
