「スマートウォッチの時間がずれてる?」「スマホと違う時間を表示している…」
そんな経験、ありませんか?
日常的に使うスマートウォッチの時間がズレていると、地味にストレスですよね。
実は、これはよくあるトラブルで、原因を知れば簡単に直せることがほとんどです。
この記事では、スマートウォッチの時間が合わないときに確認すべきポイントから、正しい直し方、ずれを防ぐためのコツまでをやさしく解説します。
スマートウォッチの時間がずれる主な原因
まずは「なぜ時間がずれるのか?」を知ることから。
原因を把握しておくと、直すのも早くなります。
1. スマホとの接続不良
多くのスマートウォッチは、スマホとペアリングして時間を同期しています。
Bluetoothの接続が切れていたり、専用アプリがバックグラウンドで停止していたりすると、同期がうまくいかず時間がズレることがあります。
接続が切れているときは、スマホと時計を近づけてBluetoothをオンにし、再接続してみましょう。
2. スマホの時刻設定が誤っている
スマートウォッチの時刻は、スマホの時間設定に依存していることが多いです。
スマホ側で「自動日時設定」がオフになっている、あるいは手動で時刻を変更していると、そのズレがそのまま反映されてしまいます。
スマホの「日付と時刻」設定を開いて、「自動設定」をオンにするのが基本です。
3. タイムゾーン設定の誤り
海外旅行や出張などで時差のある地域へ行ったときに起こりやすいのがタイムゾーンのズレ。
タイムゾーンが現地のまま、または自動設定がオフになっていると、日本に戻っても時間が合いません。
「タイムゾーンを自動設定」にチェックを入れるか、「GMT+9(日本標準時)」に設定しましょう。
4. ソフトウェアやファームウェアの不具合
時計本体や専用アプリの不具合で、同期や時刻更新が正常に働かないケースもあります。
メーカーが配布するアップデートで改善されることが多いので、アプリやスマートウォッチのソフトを最新に保つことが大切です。
5. 電池残量や省電力モード
電池が少なかったり、省電力モードにしていたりすると、通信機能が制限され、時刻が更新されないことがあります。
電池をしっかり充電し、省電力モードを解除してから再同期を試してみましょう。
スマートウォッチの時間を正しく合わせる方法
それでは、実際にどうやって時間を合わせればいいのか。
ここでは代表的な方法を紹介します。
1. 自動設定を使ってスマホと同期する
ほとんどのスマートウォッチは、スマホとペアリングしていれば自動的に時刻を合わせてくれます。
ただし、ペアリングが切れていると同期されません。
手順は簡単です。
- スマホのBluetoothをオンにする
- 専用アプリを開く
- スマートウォッチを近くに置く
- 接続が完了したら、時刻が自動的にスマホと同じになります
これだけで多くの場合、正しい時間に戻ります。
2. スマートウォッチ本体で自動設定を有効にする
Wear OS搭載のスマートウォッチや一部の機種では、本体の設定から「日付と時刻」を自動で取得できるようにできます。
操作例:
- 時計の画面を下にスワイプして「設定」アイコンを開く
- 「システム」→「日付と時刻」を選ぶ
- 「自動で時刻を設定」をオンにする
- 「自動でタイムゾーンを設定」もオンにする
これで、スマホと同じ時間に自動で同期されるようになります。
3. 手動で時間を合わせる
ネットワークが不安定だったり、スマホを使わない単独利用の場合は、手動で設定しましょう。
- 「設定」→「システム」→「日付と時刻」→「自動設定をオフ」
- 時刻と日付を手動入力
この方法は少し面倒ですが、確実に時間を合わせたいときには有効です。
4. 再起動・再ペアリングでリセット
それでも直らないときは、スマホとスマートウォッチの両方を再起動。
それでもダメなら、一度ペアリングを解除して再設定しましょう。
- スマートウォッチの設定で「接続を解除」
- スマホのBluetooth設定で時計を削除
- スマートウォッチを再起動
- 再度ペアリング
これで同期処理がリフレッシュされ、時刻ズレが解消されるケースが多いです。
機種別のポイントと注意点
スマートウォッチの種類によって、時刻合わせの仕様が少し異なります。
ここでは代表的なブランドの傾向を紹介します。
Apple Watch
iPhoneと常に同期しているため、iPhoneの時刻が正しければ自動で合います。
ずれている場合は、iPhoneの「設定」→「一般」→「日付と時刻」で「自動設定」がオンになっているか確認。
Galaxy Watch(Samsung)
Galaxy Wearableアプリ経由でスマホと時刻同期されます。
スマホの時間設定を直すと、自動でウォッチにも反映されます。
GarminやFitbitなどのフィットネス系ウォッチ
スマホアプリとの同期が必要です。
アプリを開いた状態でウォッチをBluetooth接続すると、時間情報が更新されます。
ノーブランド・汎用スマートウォッチ
低価格モデルは専用アプリ(例:FitPro、Da Fitなど)を使って同期する仕組みが多いです。
アプリを開いたままペアリングを再実行することで、スマホの時間と揃います。
それでも時間が合わないときのチェックリスト
・Bluetoothがオフになっていないか
・スマホ側のアプリがバックグラウンドで停止していないか
・「省電力モード」や「機内モード」がオンになっていないか
・スマホ/スマートウォッチのOSやアプリが最新バージョンか
・タイムゾーンが正しいか(日本ならGMT+9)
・ペアリングを再設定したか
これらを確認しても直らない場合は、メーカーの公式サポートやFAQをチェック。
一部モデルでは、リセットやファームウェア更新が必要なケースもあります。
時間のズレを防ぐための予防策
直すだけでなく、ズレないように日常的なメンテナンスも大切です。
- スマホと定期的に同期する
- アプリやOSを最新の状態に保つ
- 電池残量を常に50%以上にキープ
- Bluetoothをこまめにオン/オフしない
- 長期間使わないときは、再接続してから使用する
特に旅行や引っ越しのあと、タイムゾーンが変わる環境では一度確認しておくと安心です。
スマートウォッチの時間の合わせ方を覚えて快適に使おう
スマートウォッチの時間がずれるのは、ほとんどが「接続」や「設定」の問題です。
慌てずに、スマホとのペアリング状態と自動設定を確認するだけで、簡単に直せます。
常に正しい時間で、健康管理や通知機能をストレスなく使いこなしましょう。
もしまたズレたとしても、今日紹介した手順を思い出せば大丈夫です。
スマートウォッチの時間の合わせ方を知っておくことで、あなたの毎日が少しだけスムーズになります。
