ゲーミングPCというと、黒や赤をイメージする人が多いかもしれません。でも最近は「青」をテーマにしたモデルも人気を集めています。クールで落ち着いた印象を持ちながら、ライトアップとの相性も良く、部屋全体をスタイリッシュに彩ってくれるのが魅力です。今回は、青いゲーミングPCに注目しながら、デザイン・性能・カラーバリエーションまで詳しく紹介していきます。
青いゲーミングPCが注目される理由
まずは「なぜ青なのか？」という点から。ゲーミングPCの世界では、赤＝情熱、黒＝力強さといった印象がありますよね。そんな中で青は、“冷静・知的・未来的”というイメージを与えるカラーとして人気が出ています。
青の光は集中力を高める効果があるとも言われ、長時間のゲームプレイや配信環境にもぴったり。LEDライティングを青系で統一することで、クールな雰囲気を演出でき、視覚的にも心地よい空間が生まれます。
また、ブルーはRGBライトとの相性も良く、白やシルバーの周辺機器とも自然に馴染みます。黒や赤ばかりの中で“個性を出したい”という人にとって、青いゲーミングPCはベストな選択肢と言えるでしょう。
ゲーミングPCを選ぶときに重視すべきポイント
青いモデルに限らず、ゲーミングPCを選ぶ際に見落としたくない基本のチェックポイントがあります。見た目に惹かれても、性能が伴っていなければ快適なゲーム体験はできません。
1. CPUの性能
CPUはゲームの処理速度や快適さを左右する重要パーツ。現行のおすすめは、IntelならCore i5（第12世代以降）、AMDならRyzen 5 5000シリーズ以上が目安です。特に高リフレッシュレートでのプレイや配信も考えるなら、もう一段上のCore i7・Ryzen 7クラスを選んでおくと安心です。
2. グラフィックボード（GPU）
GPUは映像描画を担う要。最新タイトルを高画質で楽しむなら、NVIDIA RTX 4060以上、またはAMD Radeon RX 7700 XT以上を目安に。フルHD～WQHDなら中～上位モデルで十分ですが、4K環境でのプレイを想定するならハイエンドモデルが必要です。
3. メモリとストレージ
メモリは最低16GB、できれば32GBが理想です。ゲームだけでなく録画・配信・ブラウザなどを同時に開く場面が増えているため、余裕を持たせましょう。ストレージはNVMe SSDが主流で、読み書きが速くロード時間を短縮できます。容量は1TB前後を選ぶと快適です。
4. 冷却性能と電源ユニット
高性能なCPUとGPUは発熱が大きいため、冷却性能が欠かせません。ケースファンの数、エアフローの設計、そして電源ユニットの容量（700W以上推奨）もチェックポイントです。青いモデルではLEDファンが採用されていることも多く、見た目と冷却の両立が図れます。
デザインと性能を両立したおすすめの青いゲーミングPC
ここからは、実際に人気を集めている青系ゲーミングPCの例を紹介します。価格帯や特徴を把握して、自分に合うモデルを見つけてみましょう。
高性能8コアCPU×RX7700XT搭載モデル（約15万円台）
8コアCPUと最新のRadeon RX 7700 XTを搭載したブルーカラー筐体モデル。青い外観ながら中身は本格派で、ミドル～ハイエンドゲームも快適に動作します。冷却ファンの光がガラスパネル越しに青く輝き、見た目にも満足度が高い構成です。
青鬼PC【ミドルモデル】（約23万円前後）
ネーミングの通り、ブルーをテーマにしたゲーミングPC。内部LEDも青く統一され、デザイン面での完成度が非常に高いです。性能もバランス良く、FPSやMMOなど幅広いジャンルをストレスなく楽しめます。
NEXTGEAR JG-A5G60（約14万円台）
マウスコンピューターの定番BTOシリーズ。標準構成では黒ベースですが、カスタマイズで青LED仕様に変更可能。Ryzen 5＋RTX 4060を中心としたバランス型で、初めてのゲーミングPCとしても人気です。
MSI Stealth 14 AI Studio “スターブルー”（約13万円台）
ノート型ながら、落ち着いた「スターブルー」が印象的なモデル。14インチのコンパクト筐体に最新CPUを搭載しており、持ち運びにも便利。外出先や配信環境でも“青い存在感”を演出できます。
Thermaltake View 270 TG ARGB Hydrangea Blue（ケース単体）
自作派に人気のPCケース。淡い青のガラスとARGBライティングが融合し、内部のパーツが美しく映えます。自分好みの構成で「青いPC」を作りたい人におすすめ。
青いゲーミングPCをさらに引き立てる周辺アイテム
せっかく青いPCを選ぶなら、周辺機器もカラーを合わせて統一感を出したいですよね。
- 青LEDキーボードやマウス：光の演出を合わせると、夜間のプレイ時に幻想的な雰囲気を作れます。
- 青系マウスパッドやケーブル：小物類を同色系でまとめるだけでも、デスク全体が整って見えます。
- 白やシルバーのモニター：青とのコントラストが美しく、洗練された印象になります。
- RGBコントローラー搭載ファン：青をベースに光量や発光パターンを自由に変更でき、気分や季節に合わせた演出も可能です。
“青を基調にした世界観”を作ると、ただの作業デスクが一気に「ゲーム空間」へと変わります。
青いPCを選ぶときの注意点
デザイン重視で選ぶ際に気をつけたいポイントもあります。
- スペックと価格のバランスを確認：限定カラーや特別仕様は、同等スペックの標準モデルより価格が高い場合があります。見た目にこだわりつつ、性能面で妥協しすぎないことが大切です。
- LEDの明るさや色味：写真で見るより実際の色味が異なることもあるため、レビューやユーザー投稿を参考にしておくと安心です。
- 冷却性能のチェック：デザイン重視のケースはエアフローが制限される場合も。長時間プレイする人は、ファンの配置や吸排気の方向にも注目しましょう。
- アップグレード性：長く使うなら、パーツ交換のしやすさや内部スペースの余裕も確認しておくと後悔が少ないです。
青いゲーミングPCを中心に、自分だけのセットアップを作ろう
「青いゲーミングPCのおすすめモデル！カラーバリエーションもチェック」というテーマの通り、青を選ぶことは単なる色の好みではなく、自分のゲームスタイルや空間づくりに直結する要素です。
青は“静と動のバランス”を象徴する色。激しい戦闘ゲームの最中でも、青い光が心を落ち着かせ、冷静な判断を助けてくれるかもしれません。
黒や赤のゲーミングPCが並ぶ中、あえて青を選ぶことで得られるのは、機能性だけでなく“自分らしさ”です。美しいブルーに包まれたデスクで、お気に入りのゲームを最高の状態で楽しみましょう。
