ゲーム用パソコンといえば、大きくて重いタワー型を想像する人も多いですよね。でも最近は「小さいゲーミングPC」がどんどん進化しています。
デスクの上にちょこんと置けて、しかも最新のAAAタイトルまで快適に遊べる。そんな“省スペース×高性能”を両立したモデルが続々登場しているんです。
ここでは、最新の小型ゲーミングPCを選ぶポイントと、今注目のおすすめ7モデルをまとめて紹介します。
小さいゲーミングPCが人気の理由
まずは、なぜ今“小さいゲーミングPC”が注目されているのかを整理しておきましょう。
一番の理由は、省スペース。
日本の住宅事情では、大型のタワー型PCを置くスペースを確保するのが難しいという人も多いですよね。ミニPCやスモールフォームファクター(SFF)と呼ばれる小型筐体なら、デスクの上や棚の中にもスッと収まります。
さらに最近は、パーツの省電力化や冷却技術の進化によって、小型でもパワフルなモデルが増加。
CPUやGPUの性能が上がり、1080pや1440pの高画質ゲームでも快適に動く製品が続々登場しています。
しかも静音性も高く、インテリアに馴染むデザインのモデルも多い。
リビングやワークスペースに置いても違和感がなく、在宅ワーク用PCと兼用できるのも人気の理由です。
小さいゲーミングPCを選ぶ前に知っておきたいこと
「コンパクト=なんでも良い」ではありません。選ぶときには、いくつかのポイントを押さえるのが大切です。
性能(CPU・GPU)
小型でも、ゲーミングを名乗る以上はグラフィック性能が重要です。
最近は、ノート用の高性能CPUとディスクリートGPU(例:RTX4060、RX7600M XTなど)を組み合わせたモデルが主流。
フルHDゲームなら十分すぎる性能を持ち、設定を調整すれば最新タイトルも快適に動きます。
冷却と静音性
小さい筐体は熱がこもりやすいため、冷却設計がとても大事です。
エアフローを確保するために、通気口の位置やファンの数、静音性のレビューもチェックしておくと安心。
冷却性能が高いモデルほど、長時間のプレイでも安定します。
拡張性・アップグレード性
省スペースの代償として、パーツの交換や増設が難しい場合があります。
メモリやSSDの交換ができるか、GPUの換装が可能かは要確認。
将来的に性能を上げたい人は、Mini-ITXなどやや大きめのSFFケースを選ぶのも手です。
接続性と使いやすさ
ゲーム配信や複数モニター環境を考えると、ポート数や無線機能も重要です。
HDMIやDisplayPort、USB-C、Wi-Fi6E対応など、必要な端子が揃っているかチェックしておきましょう。
小型でも背面・前面ポートの配置が工夫されている製品だと、使い勝手が格段に良くなります。
小さいゲーミングPCおすすめ7選
ここからは、最新の小型ゲーミングPCの中から注目モデルを7つピックアップして紹介します。
すべて日本国内で購入可能で、デザイン性・性能・省スペース性のバランスが取れたモデルばかりです。
1. ROG NUC Mini Gaming PC
ASUSが手がける“超小型ハイエンド”モデル。
手のひらサイズに近い筐体ながら、最新のIntel Core UltraシリーズとRTX 4070クラスGPUを搭載。
高負荷のゲームも静かにこなせる冷却性能を備え、デザインもスタイリッシュ。
「PS5より小さいのにこの性能」と話題の一台です。
2. ASUS TUF GAMING T500
省スペース型デスクトップとして人気の高いモデル。
モバイル向けCPUとデスクトップGPUを組み合わせた独自設計で、発熱を抑えながらも高性能を実現。
冷却性が高く、長時間のゲームプレイでも安定して動作します。
静音性重視のファン設計で、デスク上に置いても快適です。
3. Minisforum UM790 Pro Mini PC
コンパクトPCブランドの中でも定評ある一台。
Ryzen 9 7940HSを搭載し、内蔵GPU(Radeon 780M)が高い3D性能を発揮します。
外部GPUを必要としないライトゲーマーに最適。
消費電力も控えめで、静音性も抜群。日常用途との兼用にもぴったりです。
4. XINGTIAN Mini ITX Gaming PC(RTX4060搭載)
自作系ユーザーにも人気のミニITX構成モデル。
第14世代Intel Core i5/i7とRTX4060を組み合わせたパワフルな仕様で、コスパが高いと評判。
ガラスサイドパネルのデザインも美しく、見た目にもこだわりたい人におすすめ。
BTO形式でメモリやSSDを自由にカスタマイズできます。
5. LEVEL-M1P5-R45-RK4X(パソコン工房)
国内メーカーが手掛ける小型ゲーミングPC。
ミニタワーサイズながら設置面積が小さく、デスク横や棚下にも置けます。
RTX4060とCore i5を搭載し、安定した冷却性能と拡張性を両立。
BTO構成で価格も手ごろなので、初めてのゲーミングPCにも最適です。
6. GEEKOM AX8 Pro
海外で注目を集めているミニPCブランド。
Ryzen 9 8945HSとRadeon 780Mを搭載し、4K動画編集やゲームも快適。
筐体が小さいながらポート類が充実しており、クリエイティブ用途との両立も可能。
持ち運びにも便利な重量で、リビングゲームや出張先プレイにも対応します。
7. AMD Ryzen 7 5825U 搭載ゲーミングミニPC
価格重視派におすすめのエントリーモデル。
内蔵GPUであるRadeon Vega 8でも、軽めのタイトルなら十分プレイ可能。
静音性と省電力性が高く、長時間の使用でも安心。
ゲームだけでなく、動画鑑賞や仕事用PCとしても使いやすい万能機です。
こんな人に“小さいゲーミングPC”はぴったり
・デスク周りをスッキリさせたい人
・部屋のレイアウトを変えずにハイスペックPCを置きたい人
・リビングや寝室でもゲームを楽しみたい人
・PCゲーム初心者で、手軽に始めたい人
・静音・省電力を重視する人
小型ゲーミングPCは、限られた空間でも“妥協しない遊び方”を叶えてくれます。
持ち運びもしやすく、設置の自由度が高いのも魅力です。
小さいゲーミングPCを快適に使うコツ
せっかく高性能なミニPCを買っても、設置環境や使い方で性能を引き出せないこともあります。
特に気をつけたいのが冷却と通気。
PCを置く場所は、壁やモニターに密着させず、少し空間を空けること。
また、埃がたまりやすい場所に置くと熱がこもりやすくなるので、定期的な清掃も大切です。
さらに、ゲームプレイ中の温度をモニタリングできるソフトを導入しておくと安心。
高負荷時の温度やファン速度を可視化すれば、長く安定して使い続けられます。
まとめ:小さいゲーミングPCおすすめ7選で省スペース&高性能を両立しよう
ここまで紹介したように、小さいゲーミングPCは「コンパクトなのに高性能」を実現する時代に入りました。
デスク上にすっきり置けて、見た目もスマート。しかも最新ゲームを快適に遊べる。
それが今の小型ゲーミングPCの魅力です。
サイズで妥協する時代はもう終わり。
あなたのライフスタイルに合った“省スペースで高性能”な1台を見つけて、快適なゲーム環境を作りましょう。
