「そろそろゲーミングPCが欲しいけど、予算は15万円くらいまでに抑えたい」
そう思っている人は多いはず。最近は円安やパーツ価格の変動で、ゲーミングPCは昔より高く感じますよね。でも、実は15万円あれば「フルHDで快適にプレイできる」レベルの高性能マシンが十分手に入ります。
この記事では、15万円で買えるゲーミングPCの選び方から、実際におすすめできるモデルまでをわかりやすく紹介します。難しい専門用語はできるだけ噛み砕いて説明しているので、初めての人でも安心して読めます。
なぜ今、15万円のゲーミングPCが“ちょうどいい”のか
ゲーミングPC市場では、10万円以下だとどうしても性能に限界があり、20万円以上になると性能は十分でもコスパが下がってしまいます。
そんな中で「15万円前後」は、価格と性能のバランスが最も良いゾーン。人気タイトルを高画質で遊べるだけでなく、動画編集や配信にも対応できるスペックを狙えます。
この価格帯の特徴を簡単にまとめると――
- フルHD（1920×1080）なら快適にプレイ可能
- 最新のRTX 4050やRTX 4060クラスのGPUが視野に入る
- メモリ16GB／SSD 1TBの構成が狙える
- ノートもデスクトップも選択肢が豊富
「そこそこ良いマシンを長く使いたい」人にとって、15万円というのは現実的かつ満足度の高い価格帯です。
ゲーミングPCを選ぶ前に押さえたい5つのポイント
1. CPUはCore i5〜i7、Ryzen 5〜7が狙い目
CPUはゲームだけでなく配信や動画編集にも影響します。15万円クラスなら、
Intelなら「Core i5-14400F」や「Core i7-13700F」、AMDなら「Ryzen 5 7500F」や「Ryzen 7 5700X」あたりが人気。
いずれも6〜8コアを搭載していて、ほとんどのゲームで快適に動作します。
2. GPU（グラボ）は性能の肝！
この価格帯で最も重要なのがGPU。
おすすめは「GeForce RTX 4060」「RTX 4050」「RX 7600」など。
フルHD環境ならこれで十分すぎる性能です。
重いAAAタイトルを最高設定で遊びたい人は、RTX 4060以上を目安にすると安心です。
3. メモリは16GBが基本、余裕があれば32GBへ
今のPCゲームは16GBで問題なく動作しますが、将来性を考えるなら32GBに増設できるモデルを選びましょう。
動画編集やマルチタスクも快適になります。
4. ストレージはNVMe SSDをチェック
SSDの容量は最低でも500GB、できれば1TBを確保しておきたいところ。
最近の大作ゲームは1タイトルで100GB以上使うことも珍しくありません。
「NVMe SSD」と書かれているモデルなら、読み書き速度が速く快適です。
5. 冷却性能と静音性にも注目
特にデスクトップ型では、ケースの通気性や冷却ファンの数がパフォーマンスに影響します。
ノート型なら、排熱がしっかりしているか、レビューや公式情報をチェックしておくと安心です。
15万円で買えるゲーミングPCおすすめ10選
ここでは、実際に国内メーカーやBTOショップで購入できる15万円前後のモデルをピックアップします。
※価格は2025年11月時点の目安です。キャンペーンや在庫状況によって変動する可能性があります。
1. NEXTGEAR J6-A7G50WT-A
Ryzen 7 7435HS＋RTX 4050を搭載した16型ノート。
165Hzの高リフレッシュレート液晶でFPSも滑らか。
これで税込約14万円台というのは破格。初めてのゲーミングノートに最適です。
2. Lenovo Legion Slim 5 Gen8
Ryzen 7 7840HS＋RTX 4060搭載。
軽量ボディに240Hzディスプレイを採用し、持ち運びも可能。
冷却性能が高く、長時間プレイでも安心です。
3. ASUS TUF Gaming A15
Ryzen 7 7735HS＋RTX 4060の組み合わせ。
堅牢性に優れ、軍用グレードの耐久テストをクリア。
学生や社会人ゲーマーに人気の万能機種です。
4. GALLERIA RM5C-R46
Core i5-14400F＋RTX 4060搭載のデスクトップ。
高品質電源と拡張性の高さで、長く使える構成。
予算を抑えつつもアップグレード余地があるのが魅力です。
5. LEVEL-M06M-134F-RLX
Core i5-13400F＋RTX 4060。
前面メッシュパネルでエアフロー抜群。
静音性と冷却性能を両立した“堅実な一台”として定評あり。
6. HP OMEN 16
Core i7-13700HX＋RTX 4060。
スタイリッシュなデザインで、ゲーマー以外にも人気。
冷却システムが非常に優秀で、長時間でも安定動作します。
7. MSI Katana 15
Core i7-13620H＋RTX 4060を搭載。
144Hzディスプレイ搭載で、eスポーツタイトルに強い構成。
筐体が軽く、出張や持ち歩きにも対応できます。
8. FRONTIER FRGXB660
Core i5-13400F＋RTX 4060。
BTOカスタマイズが豊富で、メモリやSSDを自由に変更可能。
静音ファン・Wi-Fi対応など細部まで配慮された構成です。
9. G-Tune P5
Core i5-12450H＋RTX 3050のエントリーモデル。
性能は控えめですが、軽めのタイトルや作業用としては十分。
価格重視派におすすめです。
10. Acer Nitro 5
Ryzen 5 7535HS＋RTX 4050。
15.6型144Hz液晶搭載で、ゲームも映像も滑らか。
デザイン・性能・価格のバランスが非常に良く、人気モデルのひとつです。
性能の目安：実際どのくらい快適？
このクラスのゲーミングPCなら、フルHD環境（1920×1080）で以下のようなパフォーマンスが期待できます。
- Apex LegendsやVALORANT：高設定で120〜165fps前後
- 原神やFF14：高画質で快適に動作
- サイバーパンク2077やエルデンリング：中〜高設定で60fps以上
WQHD（2560×1440）も設定を調整すればプレイ可能。
ただし、4KやVRなど超高負荷用途ではやや厳しいので、その場合は20万円クラスを検討しましょう。
ノート型とデスクトップ型、どちらを選ぶべき？
ノートPCのメリット
- 持ち運びができる
- モニターやキーボードが一体化
- スペースを取らない
デスクトップのメリット
- 冷却性能と拡張性が高い
- パーツ交換や増設がしやすい
- 同価格なら性能が一段上
「省スペースで使いたいならノート」「性能重視ならデスクトップ」と覚えておくと選びやすいです。
購入前にチェックしておきたいポイント
- 保証・サポート体制
国内メーカーなら3年間保証や24時間サポート付きも多く、初めてでも安心。 - 拡張性
メモリやSSDの増設ができるか確認。長く使うなら大事なポイントです。 - 周辺機器のコスト
モニターやマウス、ヘッドセットなども必要になるので、総予算を考えておきましょう。 - 在庫・納期
人気モデルは売り切れや納期遅れが発生しやすいので、早めのチェックが吉です。
まとめ：15万円で買えるゲーミングPCは“満足度の高い投資”
15万円で買えるゲーミングPCは、今の時代の「ちょうどいい選択肢」。
高画質で快適にプレイできるマシンが揃っており、初めてのゲーミングPCとしてもベストバランス。
今回紹介した10モデルの中から、自分の遊び方やライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。
