ゲーミングPCが欲しいけど、10万円以内に抑えたい──そんな人、多いですよね。
「10万円以下じゃ無理でしょ?」と思うかもしれませんが、実は今、各メーカーが“手の届く価格帯”でゲーミングPCを続々と出しています。もちろん、最新のハイスペックマシンには敵いませんが、軽め〜中程度のゲームなら十分快適に遊べるモデルが揃っています。
この記事では、10万円以下で買えるおすすめゲーミングPC7選を、スペック・用途・コスパの観点から厳選して紹介します。
初めてゲーミングPCを買う人も、買い替えを考えている人も、これを読めば自分に合う1台が見つかるはずです。
10万円以下のゲーミングPCは本当に使える?
結論から言うと、「使えるかどうか」は遊びたいゲーム次第です。
最新のAAAタイトルを高画質・高フレームレートでプレイするのは厳しいですが、フォートナイト・VALORANT・APEX・マイクラなどの人気タイトルなら設定を調整すれば快適に遊べます。
10万円以下で狙えるスペックの目安はこのあたり。
- CPU:Ryzen 5 4500〜5500、または Core i5(第10〜12世代)
- GPU:GTX 1650 または RTX 3050
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 500GB
この構成であれば、フルHD解像度・中設定で安定した動作が期待できます。
特にRTX 3050搭載モデルは、エントリー向けながらレイトレーシング対応で映像の美しさも十分。中古やセールを狙えば、ギリギリ10万円以内に収まることもあります。
ゲーミングPCを10万円以下で選ぶときのポイント
「安いから」といって飛びつく前に、いくつかのチェックポイントを押さえておきましょう。
1. CPUとGPUのバランス
CPUとGPUは“車でいうエンジンとタイヤ”のようなもの。どちらかが極端に弱いと性能を引き出せません。
たとえば、Ryzen 5 5600Gは内蔵グラフィック付きで安価ですが、外部GPU搭載機の方が断然ゲーム向きです。
2. メモリとストレージ容量
8GBメモリでは、最近のゲームだと動作がカツカツになります。
16GBを基準に選びましょう。SSDは500GB以上がおすすめ。容量が少ないと、数本ゲームを入れたらパンパンになります。
3. 冷却性能と拡張性
この価格帯では、ケースが小さく冷却ファンも少ないことがあります。
熱がこもるとパフォーマンスが落ちるので、冷却性の高い構造かを確認。
将来的にグラボやメモリを交換したいなら、ATXミドルタワー型の方が拡張しやすいです。
4. 保証・サポート
価格を重視するあまり、保証が短い・修理対応が遅いメーカーを選ぶと後悔することも。
BTO(受注生産)メーカーなら、国内サポートのあるマウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房あたりが安心です。
コスパ重視!10万円以下で買えるおすすめゲーミングPC7選
ここからは、実際に10万円以下で購入できるモデルをピックアップ。
価格は時期によって変動するので、参考としてチェックしてください。
1. newleague ゲーミングPC Ryzen 5 5600G/16GB/SSD 512GB
約8万円台で買える超コスパモデル。
Ryzen 5 5600Gは内蔵GPUで軽いゲームならサクサク動きます。
APEXやフォートナイトは中設定で60fps前後をキープ。
グラボを後から追加できる拡張性も魅力です。
2. G-Tune BC-GS94M8G166-191
マウスコンピューターのエントリーモデル。
Core i5とGTX 1660搭載で、中量級タイトルも安定動作。
79,800円前後という価格ながら、BTOブランドの信頼性も高い一台。
3. LEVEL-15FH127-i5-UCSX(パソコン工房)
約94,800円。Core i5とRTX 3050を組み合わせた、10万円以内ギリギリの本格派。
16GBメモリ、SSD 500GB搭載で、VALORANTや原神、モンハンライズも余裕。
国内生産&保証対応で初心者にもおすすめです。
4. GALLERIA RM Ryzen 5 3500
ドスパラの人気シリーズ。
Ryzen 5 3500搭載で約8万円台、シンプルで扱いやすい構成です。
GPUはGTX 1650が標準。軽いFPSやMMORPGなら問題なくプレイ可能。
5. PASOUL S3 ホワイト デスクトップPC
約5万円台という驚きの価格。
インテリアにもなじむコンパクトデザインで、事務用途+軽いゲームに最適。
ただし、GPU性能は控えめなので、eスポーツ系など軽めのタイトル向けです。
6. Core i5 12400F/RTX 3050/16GB/SSD 512GB
10万円ギリギリの高コスパ構成。
第12世代i5とRTX 3050の組み合わせで、1080pゲームは余裕。
将来的にGPUを交換すれば、中級クラスへステップアップも可能です。
7. 中古BTO/セール品モデル
「新品にこだわらない」なら、中古・整備済みモデルも選択肢に。
GTX 1660 SUPER搭載機が7〜8万円台で見つかることもあります。
販売店の保証がしっかりしていれば、コスパは圧倒的です。
実際のゲーム性能をチェック
この価格帯のPCでどの程度のフレームレートが出るか、実測データの一例を紹介します(フルHD環境)。
- フォートナイト:低設定 → 約180fps前後
- VALORANT:高設定 → 約260fps前後
- モンスターハンターライズ:高設定 → 約130fps前後
これだけ出れば、eスポーツタイトルやカジュアルゲームは十分快適。
重めのゲームも画質を落とせば問題なく楽しめます。
10万円以下のゲーミングPCを選ぶメリットと注意点
メリット
- 初心者でも手が届く価格でPCゲーミングを始められる
- フルHD環境なら十分なパフォーマンス
- セールや中古を活用すれば、さらに上位スペックを狙える
- 省電力・静音設計のモデルも多く、普段使いにも最適
注意点
- 最新の重量級ゲームや4K・VRプレイには向かない
- 冷却・拡張性が制限されているモデルが多い
- メモリやストレージ容量が抑えられている場合がある
- 長期的に使うならアップグレードを見据えた選び方が必要
特に、購入前には「どんなゲームをどの設定で遊びたいか」を明確にしておくと失敗しません。
どこで買うのが安心?
国内BTOメーカー(マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房)は、
サポート体制がしっかりしており、初心者にも安心。
一方、Amazonなどで販売されているブランドも、レビューを確認すれば掘り出し物が見つかります。
セール時期(年末・新生活・ブラックフライデー)を狙うのもおすすめです。
まとめ:10万円以下でゲーミングPCを賢く選ぶ
10万円以下でも、ゲーミングPCの選択肢は確実に広がっています。
ポイントは「自分のプレイスタイルを見極め、必要な性能だけに絞る」こと。
軽めのタイトル中心なら、Ryzen 5+GTX 1650クラスで十分。
もう少し快適さを求めるなら、RTX 3050搭載モデルを狙いましょう。
そして何より、10万円という価格で“PCゲームの世界に踏み出せる”こと自体が最大の魅力です。
最初の1台として手に入れ、そこから少しずつアップグレードしていくのも楽しいですよ。
10万円以下で買えるゲーミングPCおすすめ7選!コスパ重視で厳選比較(まとめ)
10万円以下のゲーミングPCは、性能と価格のバランスが取れた“最初の一歩”に最適。
ゲームを気軽に始めたい人、出費を抑えたい人にこそぴったりの選択肢です。
今のうちにセールやキャンペーンをチェックして、あなたに合う1台を見つけてください。
