通勤や通学中、音楽やポッドキャストを聴く時間はちょっとした癒やしですよね。でも「完全ワイヤレスイヤホンは落としそうで不安」「バッテリーがすぐ切れる」なんて悩みを感じたことはありませんか?
そんな人にぴったりなのが“首掛けワイヤレスイヤホン”。首に軽く掛けて使えるこのタイプは、快適さと実用性を兼ね備えた便利アイテムです。この記事では、選び方のポイントとおすすめのモデルを紹介していきます。
首掛けワイヤレスイヤホンとは?
首掛けワイヤレスイヤホン(ネックバンド型)は、左右のイヤホンがバンドでつながり、そのバンドを首に掛けて使用するタイプのBluetoothイヤホン。
完全ワイヤレスとは違い、イヤホンを外しても首に掛けておけるため、「置き忘れ」や「片方だけ落とす」といったトラブルが起きにくいのが特徴です。
また、バンド部分にバッテリーを内蔵できるため、軽量なのに長時間再生が可能。音楽を長く楽しみたい人にとっても理想的なスタイルです。
通勤・通学で“首掛け”が便利な理由
首掛けタイプは、移動が多い毎日の生活にフィットします。特に次のような場面でその実力を発揮します。
- 装着・取り外しがスムーズ:駅に着いたらイヤホンを外して首に掛けるだけ。ケースを開けたり、バッグを探ったりする手間がありません。
- 落としにくく、安心感がある:バスや電車内で混雑しても、耳から外れにくく、紛失リスクを減らせます。
- バッテリーが長持ち:バンドに大容量バッテリーを搭載できるため、10〜20時間以上再生できるモデルも豊富。
- 操作がしやすい:再生・停止・音量調整などのボタンがバンド部分にあり、スマホを取り出さず操作できる。
- 通話にも便利:マイクが首元にあるため、口元に近く声が通りやすい。
これらの特徴から、長時間の通勤・通学中でもストレスなく使え、普段使いにも向いています。
首掛けイヤホンを選ぶときのポイント
1. 装着感とフィット感
軽さと首周りのフィット感は重要です。
通勤や通学では長時間着けることが多いため、10〜30g前後の軽量モデルを選ぶと快適。
また、マグネットで左右のイヤホンをまとめられるタイプは、使わないときもスッキリ首に掛けられます。
2. バッテリー持ち
一日中外で使うなら、再生時間10時間以上が安心。
バンド部分にバッテリーを積む設計のため、完全ワイヤレスより長持ちしやすく、充電の頻度も減ります。
急速充電に対応しているモデルなら、5分の充電で数時間使えるタイプもあります。
3. 音質とコーデック
Bluetoothのバージョンや対応コーデック(AAC、aptXなど)もチェック。
音の途切れにくさ、動画視聴時の遅延対策、低音の響きなど、使用目的に合わせて選びましょう。
遮音性の高いカナル型や、周囲の音も聞こえるオープン型など、形状の違いもポイントです。
4. 防水・耐久性
雨の日や汗をかく季節には、防水・防滴仕様(IPX4以上)がおすすめ。
首掛けタイプは日常使いが前提なので、多少の水濡れに耐えられるモデルが安心です。
5. 操作性と付加機能
物理ボタンの方が手元の感覚で操作しやすく、誤作動が少ない傾向。
通話中のノイズを抑えるCVCノイズキャンセリングや、外音取り込み機能があるとさらに便利です。
首掛けワイヤレスイヤホンおすすめ10選
1. SONY WI-C100
軽量でフィット感抜群。最大25時間再生でき、ソニー独自の「DSEE」機能で高音域をクリアに再現。
初めてのワイヤレスイヤホンにもおすすめのエントリーモデル。
2. JBL LIVE 220BT
豊かな低音と安定したBluetooth接続が魅力。マルチポイント対応で、スマホとPCを同時接続できます。
カラーバリエーションも豊富でファッション性も◎。
3. Beats Flex
Appleデバイスとの相性が良く、W1チップ搭載で簡単接続。
マグネット式イヤーピースで外した時もスマートにまとめられます。
カジュアルなデザインと高音質が人気のモデル。
4. SONY WI-C400
ネックバンド部分が柔らかく、装着感が快適。
15時間再生に対応し、音のバランスがよく通話品質も高い万能モデル。
5. ナガオカ BT826BK
リーズナブルながら安定接続と軽量設計を実現。
初めて首掛けタイプを試してみたい人にちょうどいいコスパモデルです。
6. AudioComm HP-W210N
シンプル操作とIPX5防水対応。物理ボタンで誤操作しにくく、通勤・通学で使いやすい設計。
低価格でも実用性の高い一台。
7. Anker Soundcore Life NC
ノイズキャンセリング対応で静かな通勤時間を実現。
ハイブリッドANCと外音取り込みモードの両立が魅力。
音質・機能ともに上位クラスの完成度。
8. OnePlus Bullets Wireless Z2
Bluetooth5.4搭載、低遅延・3Dサウンドに対応。
急速充電で10分の充電で20時間再生できる驚異のバッテリー性能。
9. boAt Rockerz 255 Pro+
インド発ブランドの高コスパモデル。防水IPX7仕様でスポーツにも最適。
重低音が効いた迫力サウンドが人気。
10. YAMAHA EP-E30A
日本メーカーらしいナチュラルな音質。音の定位感が高く、ボーカルをクリアに再現。
高音質志向のユーザーにおすすめです。
首掛けワイヤレスイヤホンの最新トレンド
最近は、Bluetooth5.3〜5.4対応の低遅延モデルが増加中。
「マルチペアリング」「外音取り込み」「急速充電」など、これまで高価格帯にしかなかった機能がミドルクラスにも搭載されるようになりました。
また、デザイン面でも軽量化とスマートなシルエット化が進み、男女問わず使いやすくなっています。
防水性能や音質重視モデルも登場し、通勤・通学だけでなくジョギングや在宅ワークにもマルチに対応する傾向があります。
快適に使うためのちょっとしたコツ
- イヤーピースのサイズを変えて、自分の耳にぴったりフィットさせる。
- 使用後は汗や汚れを軽く拭き取っておく。
- バンドが服の襟に引っかからないよう、少し位置を調整する。
- 定期的にペアリング設定をリセットして、通信トラブルを防ぐ。
このひと手間で、毎日の使い心地がぐっと良くなります。
まとめ:首掛けワイヤレスイヤホンで通勤・通学をもっと快適に
首掛けワイヤレスイヤホンは、長時間の移動や立ち仕事でも“疲れにくく、落としにくい”のが大きな魅力。
マグネット式のまとめ機能や長持ちバッテリー、防滴仕様など、日常に寄り添った機能が詰まっています。
完全ワイヤレスが主流の今でも、安定感と実用性を求める人にとっては、首掛けタイプが理想的な選択肢。
ぜひ今回紹介したおすすめ10選から、自分の生活スタイルに合う1台を見つけてください。
快適装着で通勤通学をもっと楽しくする“首掛けワイヤレスイヤホン”、きっと手放せなくなるはずです。

