最近は完全ワイヤレスイヤホンが主流になっているけれど、「なくしにくくて、長時間使えるイヤホンが欲しい」と思ったことはないでしょうか?
そんな人にこそおすすめしたいのが“首掛けワイヤレスイヤホン”、いわゆるネックバンド型イヤホンです。この記事では、コスパの高い人気モデルを中心に、使い勝手・音質・バッテリー持ちなどを徹底比較して紹介していきます。
首掛けワイヤレスイヤホンの魅力とは?
まずは首掛け型イヤホンの基本をおさらいしましょう。
このタイプは左右のイヤホンをつなぐケーブルやバンドがあり、首の後ろにかけて装着します。最大の魅力は「安定感」と「安心感」。完全ワイヤレスと違って落としたりなくしたりする心配がほとんどありません。
また、ネック部分にバッテリーを内蔵できるため、長時間再生が可能。通勤・通学からリモートワーク、散歩やランニングまで、バッテリー切れの不安を感じにくいのが特徴です。
さらに、イヤホン部分にマグネットが付いているモデルなら、使わないときに首にかけておけるので非常に便利。
「常に持ち歩きたいけど、耳にはつけっぱなしにしたくない」という人にとって理想的なスタイルです。
デメリットも知っておこう
一方で、首掛け型には注意すべき点もあります。
- 首にバンドが当たる違和感を感じる人もいる
- 収納性がやや劣る(完全ワイヤレスよりかさばる)
- デザイン的に好みが分かれる
ただし最近のモデルは軽量化が進み、柔らかいシリコン素材を使うなど改良も進んでいます。
「ちょっと気になるけど試してみたい」という人でも、5,000円以下のモデルから気軽にスタートできます。
コスパを重視して選ぶときのチェックポイント
コスパを重視するなら、価格と性能のバランスが最重要です。以下のポイントを押さえておくと、自分に合ったモデルが選びやすくなります。
- 連続再生時間
→ 10時間以上あれば通勤・通学に十分。20時間以上なら長時間使用にも安心。 - Bluetoothバージョンとコーデック
→ Bluetooth 5.0以上、AACやaptX対応モデルは通信安定性が高く、遅延も少なめ。 - 防水性能
→ IPX4以上なら汗や雨にも対応。スポーツ用途には必須。 - 重量とフィット感
→ 軽量・柔軟素材なら首への負担が少ない。 - マイク品質・マルチポイント対応
→ 通話やオンライン会議をする人は要チェック。 - ブランド信頼性
→ 国内ブランド(SONY、JVC、オーディオテクニカなど)は音質や耐久性の面で安心。
コスパ重視で選ぶおすすめモデル
ここからは、特に評判が高い人気モデルを紹介します。どれも「価格以上の満足感がある」と口コミ評価の高いものばかりです。
Sony WI-C100
ソニーのエントリーモデルながら、高音質機能「DSEE」を搭載。
9mmドライバーによるクリアなサウンドと、最大25時間の再生時間が魅力です。
さらに10分の急速充電で1時間使えるので、朝の支度中に充電してもすぐに出かけられます。
通勤・通学・リモートワークのどんな場面にもマッチする万能タイプ。
価格の目安:4,000円前後
JBL LIVE220BT
低音に定評のあるJBLのネックバンドモデル。
スポーティーなデザインでIPX5の防水性能を備え、最大16時間の連続再生に対応します。
やや厚みのあるサウンドが特徴で、音楽重視のユーザーにぴったり。
Bluetooth 5.2対応で接続も安定しており、外出時でも途切れにくいと評判です。
価格の目安:4,000〜5,000円台
NAGAOKA BT826BK
国内ブランド・ナガオカの格安モデル。
1,900円台という驚異的なコスパながら、軽量で使いやすく、普段使いに最適です。
高音質を求める人には物足りないかもしれませんが、「まずは試してみたい」という初心者には十分。
在宅勤務中のオンライン会議など、サブ機としても重宝します。
価格の目安:2,000円前後
ONKYO E720BT
オーディオメーカーらしい安定感のある音質。
首にかけても疲れにくい軽量設計で、約20時間の連続再生に対応。
シンプルなデザインと控えめな価格で、ビジネスユースにもおすすめです。
オンキヨーらしい自然な中音域の表現力が魅力で、声が聴き取りやすいのもポイント。
価格の目安:2,000円前後
Bluetooth 5.3対応 新世代ネックバンドイヤホン
最近では、Bluetooth 5.3を採用した最新モデルも登場しています。
2,600円前後ながら、マルチポイントやノイズ低減機能を備えた“次世代コスパ機”として注目されています。
軽量でフィット感も良く、音楽再生・通話・動画視聴までバランスよくこなせる万能型です。
価格の目安:2,500〜3,000円台
音質・機能・快適性のバランスが鍵
首掛けワイヤレスイヤホンは、機能の幅が非常に広いジャンルです。
「安さ」だけを見てしまうと音質や接続性に不満を感じることもありますが、
逆に“必要十分なスペック”を見極めれば、3,000〜5,000円台でも驚くほど快適に使えます。
たとえば、以下のような選び方もおすすめです。
- 音質重視:Sony WI-C100やJBL LIVE220BT
- 軽さ・長時間使用重視:ONKYO E720BT
- とにかく安く試したい:NAGAOKA BT826BKやノーブランド最新モデル
自分がどんな場面でイヤホンを使うかを明確にしておくと、選びやすくなります。
使ってわかった首掛けイヤホンのリアルな満足感
筆者を含め、多くのユーザーが口をそろえて言うのは「思っていたより便利」という感想。
首にかけているだけで、すぐに音楽や通話ができる。
しかもバッテリー切れの心配も少なく、完全ワイヤレスのようにケースを持ち歩く必要もありません。
特に在宅勤務やオンライン会議が増えた今、
「首にかけっぱなしでも邪魔にならない」「通話がクリア」という点は大きなメリット。
外出時もサッと使えるので、一度慣れると手放せなくなる人が多いのも納得です。
まとめ|首掛けワイヤレスイヤホンおすすめランキングで自分に合う一台を
完全ワイヤレスイヤホン全盛の今だからこそ、首掛けワイヤレスイヤホンの魅力が見直されています。
コスパの高いモデルが増え、音質・機能・デザインのバランスも格段に良くなりました。
「無くしにくい安心感」「長時間の再生時間」「安定した装着感」——
この3点を重視するなら、ネックバンド型がベストな選択です。
ソニーやJBLのような定番ブランドから、オンキヨーやナガオカの手頃なモデルまで、
今や予算5,000円前後でも十分満足できるクオリティのイヤホンが揃っています。
ぜひこの記事を参考に、自分のライフスタイルに合った首掛けワイヤレスイヤホンを見つけてください。

