通話のクリアさって、意外とイヤホン選びで差が出るポイントですよね。
最近では在宅ワークや外出先での打ち合わせなど、スマホ通話やオンライン通話の機会が増えています。そんなときに「声がこもる」「雑音が入る」「相手に聞き返される」といったトラブルを避けるには、通話性能の高いワイヤレスイヤホンを選ぶことが大切です。
今回は、iPhoneとの相性が良く、通話品質を重視する人にぴったりなおすすめモデル8選を紹介します。
通話重視でワイヤレスイヤホンを選ぶ理由
音楽用のイヤホンと、通話に強いイヤホンは実は少し違います。
通話の快適さを決めるのは、音質よりも「マイク性能」「ノイズ処理能力」「接続の安定性」。
特にiPhoneで使う場合、Apple独自のAACコーデックやH1チップに対応しているかどうかもポイントになります。
通話中に音が途切れたり、雑音が混ざったりするとストレスになりますよね。
マイクが複数搭載されていたり、AIノイズリダクション機能を持つモデルなら、相手に自分の声をクリアに届けることができます。
通話品質を決める5つのチェックポイント
1. マイク性能
風の音や街中の雑音をどれだけ抑えられるかが重要。
複数のマイクを使って周囲の音を分析し、自分の声だけを抽出する設計のイヤホンは、通話時に圧倒的な明瞭さを発揮します。
「通話重視」をうたうモデルは、このマイク部分にかなりの技術が投入されています。
2. ノイズリダクション機能
ANC（アクティブノイズキャンセリング）は、主に音楽を聴く側の騒音を減らす機能ですが、通話時にも効果があります。
最近では通話専用ノイズリダクションを別途搭載したモデルも増えており、屋外でも相手にクリアな声を届けられます。
3. 接続の安定性
通話中に音が途切れるのは最悪のストレス。
iPhoneユーザーなら、H1またはW1チップを搭載したイヤホンがおすすめ。
ワンタップでペアリングでき、接続の安定性も抜群です。
4. 装着感とマイク位置
口元に近い位置にマイクがあると、より自然で聞き取りやすい声になります。
ステム型（AirPodsのように棒状の部分がある形）はその点で有利。
長時間の通話でも耳が痛くならない軽量設計かどうかもチェックしましょう。
5. バッテリー性能
ビデオ会議や長時間の打ち合わせでは、通話中にバッテリーが切れることも。
連続通話時間が4〜6時間あるモデルなら安心です。
ケースの急速充電対応も意外と便利なポイント。
iPhoneユーザーにおすすめの通話重視ワイヤレスイヤホン8選
ここからは、iPhoneとの相性・通話品質・使い勝手のバランスが優れているモデルをピックアップ。
どれも通話メインで使う人におすすめできる実力派です。
1. AirPods Pro
iPhoneユーザーならまず候補に上がる王道モデル。
AppleのH2チップを搭載し、ノイズキャンセリング性能・マイク感度ともにトップクラス。
外部音取り込みモードも自然で、通話中に自分の声がこもりません。
また、ケースを開けるだけでiPhoneと自動接続するスムーズさも魅力です。
おすすめポイント
- H2チップで超低遅延・高安定接続
- 通話中のノイズを自動で低減
- 片耳モード対応で仕事用にも最適
2. Bose QuietComfort Ultra Earbuds
Boseらしいノイズキャンセリング性能に加え、マイク精度が非常に高いモデル。
特に屋外や風の強い環境でも、自分の声がブレずに相手に届くという評価が多いです。
耳へのフィット感も良く、長時間の通話でも疲れにくいのがポイント。
おすすめポイント
- Boseの強力ANCとマイク性能
- 通話時の周囲ノイズをAIがカット
- iPhoneとの接続も安定
3. Jabra Elite 10
ビジネス通話に定評のあるJabraの最新フラッグシップ。
6基のマイクと風切り音低減機能を搭載し、屋外でもクリアな通話が可能。
マルチポイント対応で、iPhoneとPCを同時接続できるのも便利です。
おすすめポイント
- 6マイク構成で高精度通話
- 同時接続で切り替えスムーズ
- 長時間装着しても疲れにくい軽量設計
4. Sony WF-1000XM5
音楽も通話も両立したい人におすすめのバランス型モデル。
ノイズキャンセリングの強さはもちろん、通話専用の「骨伝導センサー」で自分の声を正確に拾います。
風のある屋外でも通話音がクリア。iPhoneとの相性も抜群です。
おすすめポイント
- 骨伝導センサーで声を明瞭化
- 通話時ノイズ抑制が非常に自然
- ワイヤレス充電・マルチポイント対応
5. Anker Soundcore Liberty 4 NC
コスパを求める人にはこれ。
1万円台ながら、AIノイズリダクションと6マイク構成で通話性能は上位モデルに匹敵。
アプリで通話モードや音質を細かく調整できるのも魅力です。
おすすめポイント
- AI通話ノイズリダクション搭載
- iPhoneと簡単ペアリング
- バッテリー長持ち＆急速充電対応
6. Sennheiser Momentum True Wireless 4
高音質とマイク性能を両立したプレミアムモデル。
3つのマイクで環境音を制御し、声の再現性が非常に自然です。
デザインも高級感があり、ビジネスシーンにもぴったり。
おすすめポイント
- 自然な声のトーンを維持する通話性能
- ノイズ除去も上質
- iPhone接続時の安定性も高い
7. Beats Fit Pro
Apple傘下のBeats製で、iPhoneとの連携は完璧。
H1チップ搭載でワンタップ接続・デバイス切替もスムーズです。
イヤーフィン付きで運動中でも外れにくく、通話中の安定性も抜群。
おすすめポイント
- H1チップ搭載でApple製品と高相性
- 通話ノイズを自動抑制
- 運動中の通話にも強いフィット感
8. Shokz OpenFit
耳をふさがないオープンイヤータイプ。
骨伝導ではなく“耳掛けスピーカー型”で、長時間の通話でも耳が痛くなりません。
マイクが顔の近くに配置されており、風切り音にも強い設計。
仕事中に周囲の音を聞きながら通話したい人に最適です。
おすすめポイント
- オープンイヤーで快適な長時間通話
- マイク位置が最適化されてクリアな音声
- iPhoneとスムーズ接続
通話重視でイヤホンを選ぶときの注意点
- ANC＝通話品質ではない：ノイズキャンセリングは聴く側の静音化機能。話す側の通話品質はマイクとノイズ処理技術次第。
- iPhoneのAAC対応を確認：LDACやaptXはAndroid向け。iPhoneではAACが最適。
- バッテリーと通話時間を重視：音楽再生より通話のほうが消費が激しいこともあります。
また、どのイヤホンも完璧ではないため、「どんな環境で使うか」を意識して選ぶのが大切。
屋外で通話が多いならマイク性能重視、オフィス中心なら快適性とマルチポイント対応を重視しましょう。
まとめ：iPhoneユーザーが通話重視で選ぶならこの8モデル
「通話重視で選ぶおすすめワイヤレスイヤホン」は、音楽用途とは違う観点で選ぶのがポイントです。
iPhoneとの連携を前提に、マイク性能・ノイズ処理・安定性を総合的に見ることで、日常のストレスがぐっと減ります。
特に**AirPods ProとJabra Elite 10は、ビジネスにもプライベートにも安心して使える鉄板モデル。
一方でAnker Soundcore Liberty 4 NC**のようなコスパ重視モデルも、価格以上の通話品質を発揮します。
通話がクリアだと、仕事も会話も気持ちよく進みます。
ぜひあなたの使い方に合ったイヤホンを見つけて、iPhoneで最高の通話体験を手に入れてください。
