伝説のテープエコー「RE-201 スペース・エコー」のサウンドを、現代のステージで蘇らせた名機といえばBOSS RE-20ですよね。
長年ギタリストやトラックメイカーの足元を支えてきたこのペダルも、現在は生産完了。後継モデルであるBOSS RE-202やコンパクトなBOSS RE-2が登場した今、「あえて中古でRE-20を狙うのは正解なの?」と悩んでいる方も多いはずです。
今回は、あえて今BOSS RE-20を選ぶメリットや、最新機種との決定的な違いについて、ユーザーの本音を交えて深掘りしていきます。
根強い人気を誇るBOSS RE-20の魅力とは?
BOSS RE-20がディスコン(生産完了)になった今でも中古市場で高値を維持しているのには、明確な理由があります。
最大の特徴は、あの「ツインペダル」の筐体です。現行のBOSS RE-202は多機能ですが、BOSS RE-20のシンプルかつ大きなペダルは、ライブ中にノールックで踏み込める安心感があります。
また、右側のペダルを長押しすることで発動する「ツイスト機能」の操作性は格別です。ディレイタイムが急加速し、強烈な発振音を巻き起こすあの感覚は、この大きなペダルだからこそ味わえる快感といえるでしょう。
さらに、入力レベルを監視できるVUメーターを模したインジケーターも、視認性が高く、何より「スペース・エコーを使っている」という所有欲を満たしてくれます。
後継機BOSS RE-202やBOSS RE-2との決定的な違い
最新のテクノロジーを詰め込んだ後継機と比較すると、いくつかの大きな違いが見えてきます。
- 音質の質感とキャラクター最新のBOSS RE-202は、サンプリングレートが向上し、非常にクリアで高精細なサウンドになりました。対してBOSS RE-20は、一世代前のデジタル処理ゆえの「わずかな太さやラフさ」があります。これが逆に、アナログテープの持つ「いなたい雰囲気」に近いと評価するファンも少なくありません。
- プリセット機能の有無BOSS RE-202は複数の設定を保存して呼び出せますが、BOSS RE-20は「今見えているつまみの位置」がすべてです。ライブで瞬時に設定を切り替える必要があるなら最新機種に軍配が上がりますが、直感的にその場で音を作りたいならBOSS RE-20の方が迷いません。
- ボードの占有面積コンパクトなBOSS RE-2は、エフェクターボードの隙間に収まるのが最大の武器です。一方、BOSS RE-20はかなりの面積を占有します。しかし、そのサイズが生み出す「踏み間違えのなさ」は、過酷なライブ環境では大きなメリットになります。
中古でBOSS RE-20を手に入れる際の注意点
もし中古でBOSS RE-20を探すなら、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
まずは電源周りです。BOSS RE-20はデジタルエフェクターなので、消費電流がそれなりに大きいです。安定した動作のためには、BOSS純正のPSA-100などのACアダプターを使用することを強くおすすめします。
また、中古個体の中には、長年の使用でペダルのスイッチが反応しにくくなっているものもあります。購入前にクリック感や反応の良さを確認できれば理想的です。
とはいえ、BOSS製品の堅牢さは折り紙付き。多少の外傷があっても、中身は現役バリバリという個体が多いのもこのモデルの特徴です。
まとめ:BOSS RE-20を中古で買うのはアリ?後継機RE-202・RE-2との違いを徹底比較!
結論として、BOSS RE-20を今選ぶのは「大いにアリ」です。
最新のBOSS RE-202ほどの多機能さはありませんが、あのツインペダル特有の操作性と、どこか温かみのあるデジタル・サウンドは、唯一無二の存在感を放っています。
- 直感的にツイスト機能で暴れたい
- ライブでガシガシ踏める安心感が欲しい
- スペース・エコーの見た目にこだわりたい
こうした思いがあるなら、中古市場で状態の良いBOSS RE-20を探してみる価値は十分にあります。名機と呼ばれるには理由がある。その「音」と「操作感」を、ぜひあなたのシステムで体感してみてください。
