「タブレットが欲しいけど、高いのはちょっと……」
そんなふうに感じている人にとって、1万円台のタブレットはまさに救世主のような存在です。ここ数年で低価格帯モデルの性能はぐっと上がり、動画視聴やネットサーフィン、電子書籍などの“普段使い”には十分すぎるスペックを持つものが増えています。
今回は、1万円台で買えるおすすめタブレットを厳選して紹介します。性能と価格のバランスが取れた“コスパの良い”モデルばかりです。
なぜ今、1万円台タブレットが人気なのか
以前は「安いタブレット＝動作が重い」というイメージがありました。でも今は違います。Androidの最適化やチップ性能の向上により、安価でもサクサク動く機種が増えています。
さらに、リモートワークやオンライン学習の普及で「2台目の端末」として求める人も増加。大画面でYouTubeやNetflixを見たり、Kindleで本を読んだりと、軽い用途にぴったりの選択肢になっています。
また、Amazonや楽天のセール時期に1万円台まで値下げされるモデルも多く、「ちょっと試してみようかな」という購入ハードルの低さも人気の理由です。
1万円台で買えるおすすめタブレット9選
ここからは、実際に1万円台で購入できる注目モデルを紹介します。普段使いにぴったりのモデルを中心にピックアップしました。
1. TCL TAB 10 Gen2
10インチの大画面を備えた人気のエントリーモデル。
動画視聴やネットブラウジング、SNSチェックといった日常的な使い方に十分対応します。
軽量で持ち運びやすく、ベゼルも狭め。1万円を切る価格で手に入ることもあり、コスパ面で抜群の存在です。
2. Xiaomi Redmi Pad SE 8.7
シャオミの高コスパモデル。アルミボディで質感が高く、8.7インチのコンパクトサイズながらも、ディスプレイの発色が鮮やか。
動画や電子書籍が見やすく、音質も良好です。Snapdragon系のチップを搭載しているため、動作も軽快。スマホと同じように扱える“万能型”タブレットです。
3. aiwa JA2-TBA1002
日本ブランド「アイワ」が手掛けるエントリーモデル。
Android搭載でGoogle Playが使えるため、アプリの追加も簡単。シンプルな設計で、初めてタブレットを使う人や子ども用にもぴったりです。
家電メーカーならではの安心感があり、国内サポートも受けやすいのが魅力。
4. Lenovo Tab M10 HD
Lenovoは信頼性と安定感で人気のブランド。
10インチのHDディスプレイを搭載し、長時間の動画視聴にも向いています。
音質やタッチ感度のバランスも良く、「とりあえず間違いない1台」が欲しい人におすすめです。
教育用や家族共用タブレットとしても定番の一台。
5. Amazon Fire HD 8（第12世代）
Amazon純正のFire OS搭載モデル。
Prime VideoやKindleなど、Amazonのサービスと抜群に相性が良く、エンタメ目的なら最強クラスです。
Google Playには非対応ですが、Amazonアプリストアで主要アプリを揃えられます。
セール時期には1万円台前半で購入可能。コスパ重視なら見逃せません。
6. Blackview Tab 60
中華メーカーながら評判の高いモデル。
8インチサイズで軽く、持ち運びに便利です。
Android 14を搭載し、動作の安定性やセキュリティも向上。
学習用・ビジネスのサブ端末としても使いやすく、SIM対応モデルを選べば外出先でも通信が可能です。
7. ALLDOCUBE iPlay 50 Mini
1万円台中盤で買える高解像度タブレット。
8.4インチのFHDディスプレイを備え、映像の発色が鮮明。
軽量でスリム、ベゼルも狭く、手持ちでの読書や動画視聴に最適です。
AnTuTuスコアでも同価格帯を上回る性能を誇ります。
8. TECLAST P26T
中国の人気ブランドTECLASTによる低価格モデル。
Android 14対応で、操作感がスムーズ。
10インチの大画面に加えて、デュアルスピーカーを搭載しており、動画や音楽鑑賞に向いています。
性能と価格のバランスが取れた“隠れた名機”です。
9. CHUWI HiPad XPro
こちらも中華ブランドの定番モデル。
メタルボディに高精細ディスプレイを搭載し、見た目も高級感があります。
動画編集など重い作業には向かないものの、SNS・ブラウジング・動画視聴なら十分。
SIMスロット付きモデルもあり、外出先での利用にも対応します。
1万円台タブレットの性能を見極めるポイント
タブレットを選ぶときは、価格だけでなく“使い方”に合わせたバランスを考えるのがコツです。
次のポイントを押さえておくと、失敗しにくくなります。
- ディスプレイサイズ
7〜8インチはコンパクトで携帯性重視、10インチ前後は自宅利用や動画向け。 - ストレージ容量
最低でも32GB以上あると安心。microSD対応なら後から拡張できます。 - CPU・メモリ
快適さを左右する部分。メモリ3GB以上が目安です。 - バッテリー持ち
8時間以上持つモデルを選ぶと、一日中使っても安心。 - OSの違い
Androidタブレットは自由度が高く、Fire OSはAmazonサービス特化型。使いたいアプリで選ぶと失敗しません。
1万円台でも“できること”は多い
最近のエントリーモデルは、本当に多機能です。
例えば次のような用途なら、1万円台のタブレットでも快適にこなせます。
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴
- Kindle・楽天Koboでの電子書籍
- WebブラウジングやSNS投稿
- Googleドキュメントやスプレッドシートでの軽作業
- ZoomやLINE通話
処理の重い3Dゲームや動画編集には向きませんが、それ以外の“日常使い”には十分対応します。
購入前にチェックしたい注意点
1万円台タブレットはコスパが高い一方で、いくつか注意点もあります。
- カメラ性能は期待しすぎない
- 一部モデルはOSアップデート非対応
- サポート体制が海外ブランドは弱めな場合も
特に中華ブランドを選ぶ際は、レビュー評価や販売元を確認するのがおすすめ。日本正規代理店から購入すれば、初期不良時の対応もスムーズです。
1万円台で“ちょうどいい”タブレットを選ぼう
「高すぎず、でも使える」
そんなちょうどいいバランスを求めるなら、1万円台のタブレットはまさに狙い目です。
大画面で映画を見たり、電子書籍を読んだり、子どもの学習用に使ったり。
1台あるだけで生活が少し便利になり、スマホより快適に楽しめる時間が増えます。
無理に高性能モデルを選ばなくても、自分の用途に合ったタブレットを選べば、それが一番“良い買い物”です。
1万円台で買えるタブレットのおすすめ9選！性能と価格のバランスが抜群【まとめ】
今回は、1万円台で手に入るおすすめタブレットを紹介しました。
安くても使い勝手の良いモデルが増えている今こそ、“価格と性能のバランス”を見極めるチャンスです。
TCL、Lenovo、Amazon、Xiaomiなど、多様なメーカーがこの価格帯に力を入れています。
ぜひ自分のライフスタイルに合った1台を見つけて、気軽にタブレットライフを始めてみてください。
