新しいiPhoneを手に入れてウキウキしている反面、「古いiPhone、どうやって返せばいいんだろう?」って不安になっていませんか?
「データは本当に消えているのかな」
「傷があったら怒られるのかな」
「付属品、何を揃えればいいんだろう」
こんな風に思っている人は結構多いんです。特にキャリアの返却プログラムを利用している場合、手続きを間違えると追加で請求がきたり、思わぬトラブルに発展することも。
でも大丈夫。返却時に「やること」は、実はそんなに多くないし、一つひとつは簡単な作業ばかり。この記事では、iPhoneを気持ちよく手放すために必要な手順を、7つのステップで徹底解説します。
これを読めば、あなたの大切なiphoneもスムーズに次の旅立ちができて、あなたも新しいiPhoneライフに集中できますよ。
返却前に絶対に確認すべきスケジュールと条件
まず最初に「やること」は、返却の締切日を確認すること。これ、めちゃくちゃ重要です。
キャリアのスマホ返却プログラム(ドコモの「スマホおかえしプログラム」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「トクするサポート」など)には、厳格な返却期限が設定されています。
この期限に遅れるとどうなるか?
最悪の場合、残っていた端末代金(残債)を一括で請求される可能性があるんです。数万円の出費は痛すぎますよね。
返却期限は、以下の場所で確認できます。
- キャリアのマイページ(Webサイトやアプリ)
- 返却時期が近づくと届く案内ハガキやメール
- 購入時の契約書や書類
「まだ1ヶ月くらいあるからいいや」なんて油断していると、あっという間に期限が過ぎちゃいます。返却作業を始める前に、まずはカレンダーに返却期限をマークするところから始めましょう。
また、返却するiphoneの状態も、このタイミングでざっくり確認しておくと安心です。
- 画面にヒビは入っていないか
- 水没させたことはないか
- 電源は正常に入るか
- バッテリーは異常にへたっていないか
もし「これ、ちょっと怪しいかも?」という状態があれば、返却前にキャリアのサポートやiphoneストアで相談してみるのがベター。「これは故障扱いになりますか?」と聞いてみれば、想定外のトラブルを防げますよ。
大切なデータを守る!バックアップの取り方
返却前に絶対に忘れてはいけないのが、データのバックアップです。
写真、連絡先、LINEのトーク履歴、ゲームのセーブデータ…返却してしまったら、それらのデータはすべて消えます。「新しいiPhoneに移すから大丈夫」という人も、このバックアップ作業は必須です。
方法は大きく分けて2つ。自分に合った方法を選びましょう。
iCloudを使う方法(一番カンタン)
- iphoneをWi-Fiに接続する(めちゃくちゃ大事!)
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部の自分の名前をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 少し下にスクロールして「iCloudバックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
あとはWi-Fi環境でしばらく待てば完了です。ただし、iCloudの無料容量は5GBまで。写真や動画が多い人は容量不足になることがほとんど。その場合は、次のPCを使う方法がおすすめです。
MacまたはPC(iTunes/Finder)を使う方法(確実)
- iphoneとパソコンをUSBケーブルで繋ぐ
- Mac(macOS Catalina以降)ならFinderを、Windowsまたはそれ以前のMacならiTunesを開く
- 画面上に表示されたiphoneのアイコンをクリック
- 「今すぐバックアップ」をクリック
- (オプション)「暗号化してバックアップ」にチェックを入れてパスワードを設定すると、パスワードや健康データもバックアップできてより安心
PCの空き容量さえあれば、iCloudの容量を気にせずバックアップできるのが最大のメリットです。
バックアップが完了したら、一度新しいiphoneでデータが復元できるか確認してみてもいいですね。「あの写真が入ってない!」なんて悲しい思いをしなくて済みます。
これが最重要!アクティベーションロック解除と初期化手順
さて、ここがiPhone返却で最も重要な「やること」です。これを間違えると、次のユーザーがiPhoneを使えなくなってしまう大事故につながります。
そう、アクティベーションロックの解除です。
「アクティベーションロックって何?」という人向けに簡単に言うと、あなたのApple IDがこのiPhoneの持ち主ですよという証明のようなもの。これを解除せずに手放すと、次の人がどれだけ頑張ってもiPhoneを使い始めることができません。
キャリアに返却しても、結局は使えないジャンク品扱いになり、後日連絡が来て「解除してください」と言われる可能性大です。
絶対に失敗しない手順を、順番通りにやっていきましょう。
ステップ1:Apple IDからサインアウトする
- 「設定」アプリを開く
- 画面上部の自分の名前をタップ
- 一番下までスクロールして「サインアウト」をタップ
このとき、iphoneが「iCloudデータのコピーをiphoneに残しますか?」と聞いてきますが、返却する端末にデータは必要ないので、どちらを選んでもOKです。そのまま進めましょう。
そして、Apple IDのパスワードを求められるので、入力して「オフにする」をタップ。これでサインアウト完了です。
この「サインアウト」の作業をすることで、自動的に「探す」機能がオフになり、アクティベーションロックの解除準備が整います。
ステップ2:すべてのコンテンツと設定を消去する
サインアウトが終わったら、いよいよ初期化です。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 一番下の「転送またはiphoneをリセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
あとは画面の指示に従って、パスコードを入力したり、最後にもう一度Apple IDのパスワードを求められたりしますが、すべて入力すれば、iphoneは工場出荷時の真っさらな状態に戻ります。
ステップ3:アクティベーションロックが外れたか確認する(超重要!)
初期化が終わると、iphoneの画面に「Hello」と表示されます。この状態になったら、一度でいいので確認してほしいことがあります。
- 画面をスワイプして、言語や国を選択する画面を進めていく
- Wi-Fiを選ぶ画面で少し止まる
- しばらくすると、「Apple IDとパスワードを入力してください」という画面が出てこないか確認する
もしこの画面が出てきたら、アクティベーションロックがかかったままです。残念ですが、もう一度最初からやり直し。特に「サインアウト」せずに初期化してしまうと、こうなることが多いので注意してください。
何も出てこずに「パスコード設定」などの画面に進めれば、ロック解除は完了しています。これで安心して返せますね。
【番外編】SIMカードも忘れずに!
初期化の前後で忘れがちなのが、SIMカードの取り出しです。
iphoneの側面にある小さな穴に、付属のピン(なければクリップなど)を挿して、SIMトレイを引き出しましょう。中に入っている小さなカードがSIMカードです。
これを新しいiphoneに差し替えて使います。もしeSIM(電子SIM)の場合は、返却前に「設定」→「モバイル通信」からプロファイルを削除しておきましょう。
意外と見落としがち!付属品の準備と本体クリーニング
データの処理が終わったら、次は物理的な準備です。
「付属品って何を返せばいいの?」
この疑問、本当によく聞きます。実はこれ、契約しているプログラムによって必要なものが違うんです。
- あるプログラムは「本体のみ返却」(ケーブルやイヤホンは不要)
- 別のプログラムは「箱と全部の付属品を返却」
どちらが正しいかは、契約書やキャリアの案内を確認するのが確実です。「面倒だから全部入れちゃえ」で済む場合もありますが、中には「付属品が足りない」とペナルティになるケースもゼロではないので、必ず確認しましょう。
本体に関しては、柔らかいメガネ拭きのような布で優しく拭いてあげてください。
- レンズ部分の指紋
- 画面の皮脂汚れ
- 充電ポート周りのホコリ
これらをキレイにしておくだけで、受け取った人の印象は全然違います。「この人、ちゃんとしてるな」と思ってもらえるはず。
もし画面に保護フィルムが貼ってあったり、ケースを付けていたりする場合は、特に指定がなければ外した状態で返却するのが基本です。
返却方法は2種類。それぞれの正しいやり方
さあ、いよいよ返却です。方法は主に「郵送」と「店頭」の2つ。
郵送で返却する場合
キャリアから「返却キット」という専用の封筒や箱が送られてきているはずです。
- その箱に、準備したiphoneと指定された付属品を入れる
- 緩衝材(新聞紙やプチプチ)でしっかり包み、箱の中で動かないようにする(配送中の破損を防ぐため)
- 伝票を貼って、指定された方法(郵便局に持ち込む、コンビニから発送するなど)で送る
絶対にやってほしいのは、配送状況を追跡できる方法(追跡番号付き)で送ること。「いつ、どこに届いたか」が証明できるので、万が一届かなかった!というトラブルを避けられます。控えの伝票は、返却が完了するまで大切に保管しておきましょう。
店頭で返却する場合
キャリアショップに直接持ち込む方法です。
- 事前に予約が必要かどうかを確認する(混雑時は予約必須の場合あり)
- 身分証明書と、返却するiphoneを持ってショップへ
- スタッフに「返却プログラムの端末を持ってきました」と伝える
この方法のメリットは、その場で受領確認ができること。「確かに預かりました」と言ってもらえるので安心感が違います。ただし、ショップが混んでいると待たされる可能性もあるので、時間に余裕を持って行きましょう。
よくあるトラブルとその対処法
「こんなはずじゃなかった…」を防ぐために、先人が経験したトラブル事例も紹介しておきます。
アクティベーションロックをかけっぱなしで返却してしまった!
もし気付かずに送ってしまい、後からキャリアから連絡が来たら、すぐに対応しましょう。Apple IDのパスワードを伝える必要はありません(伝えてはいけません)。正しい手順は、自分のApple IDでiCloud.comにログインし、「探す」から該当のデバイスを削除することです。
返却したはずなのに「届いていない」と言われた
これ、一番怖いパターンですよね。だからこそ、追跡番号付きで送ることが重要なんです。もし「届いていない」と言われたら、配送業者に問い合わせて配達記録を確認してもらいましょう。発送時の控えは、必ず返却完了の連絡が来るまで捨てないでください。
返却期限に1日でも遅れたら?
プログラムによりますが、遅れた瞬間に「残債全額払ってください」となるケースも。逆に「遅延料金が発生するが、まだ受け付けてもらえる」場合もあります。いずれにしても、期限は必ず守る。これが一番のトラブル防止策です。
まとめ:返却は「事前準備」が9割
iPhoneの返却、やることはたくさんあるように見えて、実はシンプルです。
- 期限を確認する
- バックアップを取る
- Apple IDからサインアウト&初期化(これ命綱)
- SIMカードを抜く
- キレイにして梱包する
- 確実な方法で送る or 持ち込む
この流れさえ押さえておけば、怖いものなしです。
中でも最も重要なのは、アクティベーションロックの解除。ここだけは絶対に外さないでください。「新しいiphoneが楽しみ!」という気持ちを持ちつつ、最後の手続きまでしっかりやれば、気持ちよく新しいiPhoneライフをスタートできますよ。
このガイドがあなたのiPhone返却を少しでもラクにするお手伝いができたら嬉しいです。素敵な新しいiPhoneライフを!
