「今日はめっちゃ歩いたのに、iPhoneの歩数ぜんぜん増えてない…」
こんな経験、ありませんか?私はあります。ショッピングモールを2時間も歩き回ったのに、帰宅後にiphoneを開いたら「歩数:1,200歩」。ちょっとトイレに立っただけの日と変わらない数字を見て、がっかりしたんです。
でも、これってあなたのiPhoneが壊れているわけじゃないんです。ちょっとした設定やクセを知るだけで、歩数はグッと正確になります。
今回は「歩いたのに歩数が反映されない悩み」から「毎日の歩数をしっかり記録するコツ」まで、iPhoneの歩数計測のすべてを解説していきます。
なぜiPhoneは歩数を数えられるの?仕組みを知れば精度が上がる
まず知っておきたいのが、iPhoneがどうやって歩数をカウントしているかという話。
あなたのiphoneには、加速度センサーとジャイロスコープという部品が入っています。加速度センサーは「動きの速さ」を、ジャイロスコープは「端末の向き」を感知するセンサーです。
この2つが連携して、歩行時の「一定のリズムで上下に揺れる動き」を検知し、「これは歩いているな」と判断しているんですね。
さらに新しいiPhoneにはApple Mシリーズモーションコプロセッサという専用チップが搭載されています。このチップのおかげで、バッテリーをほとんど消費せずに、24時間ずっと歩数をカウントし続けられるんです。
つまり、あなたが意識しなくても、iPhoneは常に「歩いてる?歩いてない?」を監視している状態。その証拠に、ヘルスケアアプリを開くと、過去の歩数データが日付ごとにズラッと並んでいますよね。
歩いたのに歩数が増えない…考えられる3つの原因
では本題。「たくさん歩いたのにカウントされてない!」という時、原因は大きく分けて3つあります。
原因①:設定がオフになっている
これ、実は一番多いケース。iPhoneの歩数計測は初期設定でオンになっていますが、何かの拍子にオフになってしまうことがあるんです。
まずはここをチェックしてください。
設定アプリを開く → プライバシーとセキュリティ → モーションとフィットネス
この中にある「フィットネストラッキング」がオンになっていればOK。もしオフだったら、オンに切り替えましょう。
原因②:iPhoneの持ち歩き位置が悪い
センサーで動きを検知している以上、iPhoneをどこに置くかはめちゃくちゃ重要です。
最も正確に歩数をカウントできるのはズボンの前ポケット。腰から太ももの動きが直接伝わるので、センサーが歩行を認識しやすいんですね。
逆に不正確になりがちなのは:
- バッグの中(バッグ自体の揺れがノイズになる)
- 上着の胸ポケット(腕の動きは伝わるけど、足の動きが弱い)
- 手に持ったまま(歩行中に手を振ると認識しやすいが、スマホをいじっていると動きが不規則に)
「今日はショルダーバッグに入れてたから歩数が少なかったのかも」という気づきが、悩み解決の糸口になることも多いです。
原因③:低電力モードが原因でセンサーが休憩中
バッテリー残量が少なくなると、iPhoneは自動的に「低電力モード」を提案してきます。このモード、便利なんですが、バックグラウンドでのフィットネストラッキングが制限されてしまうんです。
つまり、歩数計測の精度が落ちる可能性があるということ。
「最近バッテリーの減りが気になるからずっと低電力モードにしてる」という人は、ちょっと注意が必要です。どうしてもバッテリーを節約したい時以外は、オフにすることをおすすめします。
歩数を正確に測るための7つの設定と習慣
ここからが本題。今すぐできる、歩数計測の精度を上げる方法を7つ紹介します。
1. モーションとフィットネスの設定を再確認する
先ほどチェックした「フィットネストラッキング」は、iOSのアップデート後などに設定がリセットされることがまれにあります。
設定 → プライバシーとセキュリティ → モーションとフィットネス
ここは月に1度くらい、軽く確認するクセをつけておくと安心です。
2. iPhoneの携帯場所を意識する
「正確な歩数を取りたい!」という日は、意識してズボンのポケットにiphoneを入れて歩きましょう。
スカートしか履かない日や、ポケットのない服の日は難しいかもしれません。そんな時は、ウエストポーチやベルトに取り付けるスマホケースを活用するのも手です。
3. Apple Watchとのデータ優先順位を設定する
iphoneとApple Watchの両方を持っている人は注意が必要。どちらのデバイスで歩数をカウントするか、優先順位が設定されているんです。
基本的にはApple Watchのデータが優先されますが、たまにiPhoneのデータで上書きされてしまうケースもあります。
確認方法は:
ヘルスケアアプリを開く → 歩数をタップ → 画面下の「データソースとアクセス」をタップ
ここに表示されているデバイスの順番が、データの優先順位です。一番上が最も優先されるデータソース。もしApple WatchよりiPhoneが上にあったら、Apple Watchを一番上に移動させましょう。
4. iOSを最新バージョンにアップデートする
AppleはiOSのアップデートで、ヘルスケア機能の改善やバグ修正をこっそり行っています。
「なんか最近、歩数のカウントが変だな」と思ったら、まずはソフトウェアアップデートを確認してみてください。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
新しいバージョンがあれば、そこで一気に改善されることもあります。
5. 週に一度はiPhoneを再起動する
スマホって、ずっと付けっぱなしにしていると、いろんなプログラムがメモリに溜まっていきます。それが原因でセンサーの動きが鈍くなることも。
週に一度くらいは電源をオフにして、完全に再起動するクセをつけましょう。
やり方は簡単。電源ボタンと音量ボタンを長押しして「スライドで電源オフ」するだけ。1分ほど待ってから再び電源を入れれば、センサー類もリフレッシュされます。
6. 外部アプリで歩数を可視化する
標準のヘルスケアアプリ、シンプルでいいんですけど「もっと見やすくしたい」と思う人もいますよね。
そんな時は外部アプリの導入がおすすめ。
- 歩数計++(Pedometer++):ウィジェットに歩数を表示できる
- 歩数計シンプル:文字通りシンプルで見やすい
これらのアプリはヘルスケアアプリと連携して、同じデータを表示してくれます。「ホーム画面で一目で歩数を見たい」という人には便利です。
7. 歩数と連動した保険やサービスを活用する
最後はちょっと変わった視点から。実は最近、歩数に応じて保険料が割引になるサービスが増えています。
例えば:
- 損保ジャパンの「Pep Up!」
- 第一生命の「ドコモの健康保険アプリ」連携
これらのサービスはiphoneのヘルスケアデータと連携できるものが多く、「歩くほどお得になる」仕組み。
「正確に歩数を測るモチベーションが欲しい」という人は、こうした外部サービスを活用するのも手ですよ。
歩数データはいつリセットされる?知っておきたい基本ルール
「今日の歩数っていつリセットされるの?」
これ、意外と知られていないんですが、午前0時です。正確に言うと、0時ちょうどにその日の歩数データが確定して、過去のデータとして保存されます。
だから夜中に「あとちょっとで1万歩だったのに!」と気づいても、もう手遅れ。歩数は次の日からのスタートになります。
また、過去のデータはずっとヘルスケアアプリに蓄積されていきます。月ごとや年ごとの推移を見たい時は、ヘルスケアアプリの「歩数」画面で「W」や「M」「Y」のタブを切り替えてみてください。
機種変更したら歩数データはどうなる?
新しいiphoneに買い替えた時、これまでの歩数データは引き継がれるの?という疑問。
結論から言うと、iCloudバックアップから復元すれば基本的に引き継がれます。
設定アプリで「iCloudバックアップ」がオンになっていれば、ヘルスケアのデータもクラウドに保存されています。新しいiPhoneをセットアップする時に「iCloudバックアップから復元」を選べば、過去の歩数データも一緒に戻ってくるんですね。
ただ、一部のサードパーティ製アプリとの連携設定はリセットされることがあるので、そういう時はアプリ側でもう一度「ヘルスケアと連携する」設定をしてください。
まとめ:歩数は「なんとなく」ではなく「意識して」測るもの
いかがでしたか?
iphoneの歩数計測機能、意外と奥が深いですよね。でも基本はシンプル。
- 設定を確認する
- 持ち歩き位置を意識する
- 定期的に再起動する
この3つを守るだけで、歩数の精度はグッと上がります。
私自身、この記事を書くにあたって自分の設定を見直してみたら、なんと「フィットネストラッキング」がオフになっていました…(恥ずかしい)。これを機に、あなたもぜひ一度、自分のiPhoneの歩数設定をチェックしてみてください。
正確な歩数がわかるようになると、「今日はあと3000歩歩こう」とか「今週はよく歩いたな」とか、健康管理がちょっと楽しくなりますよ。
毎日の歩数、ちゃんとカウントできていますか?
