みなさん、こんにちは。
「彼氏に位置情報をバレたくない」
「旅行中のプライバシーを守りたい」
「単純にバッテリーを節約したい」
そんな時、とりあえず[iphone]の機内モードをオンにしている人、結構多いんじゃないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
機内モードにしたのに、なぜか地図アプリで現在地が表示される
写真を撮ったら、位置情報が記録されていた
「Find My」で居場所がバレてる気がする…
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、「機内モード=位置情報完全オフ」という大きな誤解が原因なんです。
今日は、[iphone]の機内モードと位置情報の関係について、仕組みから正しいプライバシー保護の方法まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたの不安や疑問はすべて解決するはずです。
そもそも機内モードって何がオフになるの?
まずは基本のおさらいから。
機内モードは、名前の通り「飛行機の中で使うためのモード」。航空機の計器類に干渉する可能性がある電波を、一括でオフにする機能です。
具体的にオフになるのは、こんな機能たち。
- 携帯電話回線(通話やモバイル通信)
- Wi-Fi(※手動でオンに戻せる)
- Bluetooth(※手動でオンに戻せる)
- GPS(ちょっとだけ注意が必要)
- NFC(おサイフケータイとか)
ここで重要なのが、Wi-FiとBluetoothは、機内モードにした後でもコントロールセンターから個別にオンにできるという点。
飛行機の中で機内Wi-Fiを使う時とか、ワイヤレスイヤホンを接続したい時ってありますもんね。Appleはその辺をちゃんと考えて設計しているわけです。
でも、この「後からオンにできる」という仕様が、実は位置情報に大きく関わってくるんです。
iPhoneの位置情報はどうやって取得されているの?
[iPhone]が自分の居場所を特定する方法は、実に多彩です。これを知らないと、機内モードの誤解も解けません。
① GPS(人工衛星からの信号)
空にある衛星からの電波を受信して位置を割り出す、一番精度の高い方法です。
ここが重要なんですが、GPSは携帯回線もインターネットも一切使いません。
電波を受信するだけの「受け身」の機能なので、機内モードとは関係なく独立して動くことができるんです。
② Wi-Fi位置情報
周りにあるWi-Fiのアクセスポイントをスキャンして、その情報をもとに位置を特定する方法。
これ、めちゃくちゃ優秀で、実際にそのWi-Fiにパスワードを入れて接続していなくても、電波をキャッチしているだけで位置がわかっちゃいます。
③ Bluetooth位置情報
Wi-Fiと似ていて、周囲のBluetooth機器(ビーコンとか)の情報から位置を割り出します。
④ 携帯基地局情報
今、どの携帯基地局と通信しているかで、おおまかな位置を特定する方法。精度は低いですが、パッとすぐに位置がわかるのが特徴です。
つまり、[iphone]はこれら全部をいいとこ取りして、常にベストな方法で現在地を表示しているんですね。
機内モードと位置情報の関係性を完全解説
さて、ここからが本題です。
機内モードをオンにすると、さっきの位置情報取得方法はそれぞれどうなるのか?
表にするとこんな感じです。
| 位置情報の取得方法 | 機内モードオン | 機内モード+Wi-Fiオン | 機内モード+Bluetoothオン |
|---|---|---|---|
| GPS | 動く | 動く | 動く |
| Wi-Fi位置情報 | 動かない | 動く | 動かない |
| Bluetooth位置情報 | 動かない | 動かない | 動く |
| 携帯基地局情報 | 動かない | 動かない | 動かない |
どうでしょう?
一番太字で強調したかったのは、GPSは機内モードでも「動く」という事実です。
「えっ、じゃあ機内モードにしても位置情報ってバレるの?」って思いましたよね。
ここからは具体例で見ていきましょう。
ケース1:飛行機の中で機内モードだけオンにした場合
窓の外が見える席で、マップアプリを開いてみてください。
…どうですか?おそらく、現在地は表示されないか、すごく大雑把な位置しか出ないはずです。
なぜなら、飛行機は高速で移動している上に、機内モードで携帯回線もWi-Fiもオフ。位置情報を補完する情報が一切ないから、GPSだけでは正確な位置を特定しきれないんですね。
この体験から、多くの人が「機内モード=位置情報オフ」と錯覚してしまうんです。
ケース2:機内モードだけどWi-Fiはオンにしてる場合
空港のラウンジとか、カフェでこんな状況の人、結構見かけませんか?
この場合、Wi-Fi位置情報がバリバリに機能します。つまり、機内モードでも、Wi-Fiがオンなら結構正確に位置がバレるということ。
ケース3:機内モードだけどBluetoothオンにしてる場合
Apple WatchとかAirPods使ってる人は、機内モードでもBluetoothをオンにしがちですよね。
これも注意が必要で、例えば商業施設の中にあるBluetoothビーコンと通信すれば、館内のどこにいるかまで特定される可能性があります。
つまり結論としてはこうです。
機内モードは「位置情報をオフにするスイッチ」ではなく、「通信手段をオフにするスイッチ」に過ぎない。
GPSは生きているし、Wi-FiやBluetoothをオンにすれば、それらを使った位置情報取得も復活します。
機内モードにしているのに位置情報がオフにできない原因
ネットのQ&Aサイトを見ていると、こんな質問がよく上がっています。
- 「機内モードにしてるのに、Find Myで友達に位置がバレてる気がする」
- 「カメラで撮った写真に、なぜか位置情報がついてる」
これ、全部説明できます。
Find My(探す)で位置がバレる原因
「探す」アプリは、[iphone]の電源が入っている限り、最後に捕捉した位置情報を記録しようとします。
機内モードにしても、GPSが受信できる場所(例えば建物の窓際とか)で電源が入っていれば、その位置が「最後にいた場所」としてアップデートされてしまうことがあるんです。
本当に追跡を絶ちたいなら、機内モードではなく[iphone]の電源を完全にオフにするか、後述する「位置情報サービス」自体をオフにする必要があります。
写真に位置情報がつく原因
[iPhone]のカメラって、撮影した瞬間にGPSの情報を読み取って、写真のデータ(Exif情報といいます)に埋め込む機能があります。
この動作、機内モードかどうかは関係ないんです。
窓際で機内モードのまま写真を撮ると、GPS衛星からの信号を受信できてしまうので、バッチリ位置情報付きの写真ができあがります。
知らずにその写真をSNSにアップすると、自宅や職場の位置がバレる可能性もあるので要注意です。
本当に位置情報をオフにする正しい方法
ここまでの話で、「機内モードだけじゃ不十分なんだな」ということはお分かりいただけたはず。
では、本当にプライバシーを守りたい時はどうすればいいのか。Apple公式の推奨する方法をご紹介します。
方法1:位置情報サービス自体を完全にオフにする(最も確実)
これが一番シンプルで強力な方法です。
- 「設定」アプリを開く
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 一番上の「位置情報サービス」をタップ
- ここで、画面上部のトグルスイッチをオフにする
これだけで、すべてのアプリやシステムサービスによる位置情報の利用が完全にストップします。
GPSもWi-Fi位置情報も、全部無効になります。機内モードよりよっぽど確実です。
方法2:アプリごとに個別に制限する
「全てのアプリで位置情報をオフにするのは困る。地図アプリだけは使いたい」という人は、アプリごとに細かく設定しましょう。
先ほどの「位置情報サービス」の画面を下にスクロールすると、位置情報を使っているアプリの一覧が出てきます。
ここで、怪しいアプリや、位置情報を使う必要がないと思うアプリをタップして、「なし」か「このAppの使用中のみ許可」に設定を変更しましょう。
番外編:写真の位置情報だけをオフにする
カメラで撮る写真だけは、位置情報を記録したくない。そんな時は、
- 「設定」アプリを開く
- 下の方にスクロールして「カメラ」をタップ
- 「形式」をタップ(※iOSのバージョンによって表記が異なる場合あり)
- 「位置情報を保存」というトグルをオフにする
これで、今後撮影する写真には位置情報が記録されなくなります。
機内モードとバッテリー消費の関係
ついでによく聞かれるのが、「機内モードってバッテリー節約になるの?」という質問。
結論から言うと、なります。
特に、電波の悪い場所(地下鉄とか山の中とか)にいるときは、[iphone]が必死に電波を探し続けてバッテリーを消耗します。機内モードにすれば、その無駄な努力がなくなるので、確かにバッテリー持ちは良くなります。
ただし、注意点が一つ。
位置情報サービスがオンのままだと、GPSを使っているアプリがバックグラウンドで動き続け、バッテリーを消費することがあります。
「機内モードにしたのに、なんかバッテリーの減りが早いな…」と感じたら、位置情報サービスも一度見直してみてください。
一番バッテリーに優しいのは、「機内モード+位置情報サービスオフ」 の組み合わせです。
まとめ:正しく理解して、賢くプライバシーを守ろう
いかがでしたか?
[iPhone]の機内モードと位置情報について、誤解されがちなポイントを中心に解説してきました。
最後に、今日の最重要ポイントをおさらいしておきましょう。
- 機内モードは「通信をオフ」にする機能。GPSは独立して動く
- Wi-FiやBluetoothを個別にオンにすると、それらを使った位置情報取得も復活する
- 本当に位置情報をオフにしたいなら、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」をオフにするのが確実
- 追跡を完全に逃れたいなら、機内モードではなく電源を切る
- 写真の位置情報が気になるなら、カメラの設定で個別にオフにできる
「なんとなく」で使っていた機内モードも、仕組みを理解すれば、プライバシー保護の強力な味方になります。
この記事を読んで、「自分の[iphone]の設定、ちょっと確認してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
何か不安なことやわからないことがあれば、Appleの公式サポートページも合わせてチェックしてみてくださいね。
