「あれ、この漢字なんだったっけ…」
スマホで文字を打ってるとき、読み方はわかるのに変換候補に目当ての漢字が出てこない。あるいは逆に、難しい漢字は読めても書けない。そんな経験、みんな一度はあるんじゃないかな。
実はiphoneには、そんな「文字入力のモヤモヤ」を一発で解消してくれる、ちょっと頼りになる機能が標準で搭載されているんです。そう、手書き入力。
「え、今どき手書き?」って思ったあなた。ちょっと待って。この機能、知ってるか知らないかで毎日のストレスが全然違うんです。
今回はiPhone手書き入力の基本から、ちょっと人に教えたくなる活用法、そして「なんで認識してくれないの…」というイライラを解消するコツまで、まるっとお届けします。
iPhone手書き入力の始め方。たった10秒の初期設定
まずは基本中の基本。手書き入力を使えるようにする設定から。
手順はめちゃくちゃ簡単なので、一度やっちゃえばずっと使えます。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「キーボード」を選択
- 「キーボード」をタップ
- 「新しいキーボードを追加」を選ぶ
- 言語のリストから「日本語」または「中国語(簡体字)」を探して、「手書き」を追加
たったこれだけ。
追加が終わったら、文字を入力するときに地球儀マークのキーを長押ししてみてください。追加した「手書き」が表示されるはずです。それを選べば、いつでも手書きパッドが登場します。
最初は「フリックの方が速くない?」って思うかもしれない。でも、この機能の真価はこれからゆっくり紹介していきますね。
手書き入力が便利なシーン。フリック入力との上手な付き合い方
手書き入力、別に「フリック入力を否定するもの」じゃないんです。むしろ、使い分けることで最強の入力環境ができあがります。
たとえばこんなシーン、思い当たりませんか?
読めない漢字を調べたいとき
電車の中吊り広告で見かけた「踴る」とか、取引先の人の名前で「髙橋」さんとか。「たかはし」って打っても出てこない「はしご高」。
こういう時、手書き入力の出番です。
パッドに「踊」っぽい形を書いてみる。すると候補に「踴」が出てくる。それを選んで、長押し→「調べる」で読み方がわかる。これ、辞書アプリを開くより圧倒的に速いんです。
変換候補が多すぎて探せないとき
「はし」って打つと、橋、端、箸、嘴…いっぱい出てきません?しかも目的の漢字が何ページも先にあると、探すだけで疲れちゃう。
手書きなら「これだ!」って形を書くだけ。候補の中から選ぶ手間がなくなるんです。
子どもや高齢の家族に貸すとき
フリック入力に慣れてない人にとって、iPhoneの文字入力って結構ハードルが高い。でも手書きなら、紙に書く感覚で使えるから安心。一時的に手書きキーボードをメインにしてあげると、相手もストレスなく使えます。
手書き文字の認識精度をグッと上げる3つのコツ
「でも私、字が汚いから…」
「なんか思った通りに出てこないんだよね」
そんな声、よく聞きます。確かに最初は「なんでこれが出ないの?」ってこと、ありますよね。
でも大丈夫。ちょっとしたコツを掴めば、認識精度はグッと上がります。
コツ1:一画一画をはっきりと
手書きパッドに書くとき、つい流れるように書いてしまいがち。でもiphoneの手書き認識は、ちゃんと「一画ずつ」見ています。
特に気をつけたいのが「はね」や「はらい」。トメやハネを意識するよりも、「ここで一旦止まった」というのが伝わるように書くのがポイントです。
コツ2:続け字はほどほどに
「き」や「さ」みたいなひらがなは、本来続けて書くもの。でも、あまりに崩しすぎるとiPhoneは混乱します。
理想は「教科書体のお手本」を思い浮かべながら書くこと。筆記体っぽくならず、ちょっと丁寧めに書くだけで認識率が変わります。
コツ3:パッドの中心を狙う
手書きパッドの端っこに小さく書くよりも、パッドのど真ん中に、ある程度の大きさで書くのが正解。人間でいうと「原稿用紙の真ん中に書く」イメージですね。
もしパッドが小さくて書きにくいと感じたら、iPhoneを横向きにしてみてください。対応しているアプリなら、パッドの面積がグッと広がります。指が太めの人や、細かい字を書きたい人はぜひ試してみて。
手書きで絵文字や記号も入れられるって知ってた?
これ、知ってる人と知らない人で差がつく裏ワザなんですが…手書き入力、実は漢字やひらがなだけじゃないんです。
手書きで絵文字を呼び出す
例えば、メッセージで😊の顔文字を入れたいとき。
手書きパッドに「わら」とか「えがお」って書いてみてください。すると候補エリアに関連する絵文字がズラッと並びます。「はーと」なら❤️、「くるま」なら🚗みたいな感じ。
わざわざ絵文字キーボードに切り替えなくても、手書きの流れでパッと出せるんです。
記号も名前で書けばOK
「℃」ってどうやって出すの?とか「†」みたいな記号、キーボードだと探すのが面倒ですよね。
でも手書きなら簡単。「ど」って書けば°が出るし、「まる」で○や◎、「さんかく」で△が候補に上がります。「てん」で濁点(゛)だけ出すなんてこともできちゃう。
これはぜひ一度試してほしい。意外な発見があるかもしれません。
「なんで認識しないの?」よくある困ったを解決
手書き入力を使ってると、どうしても「なんでこれが出ないんだ…」って瞬間が訪れます。ここでは代表的な「困った」とその解決策をまとめてみました。
ケース1:書いたのに全然違う字が出る
これ、原因のほとんどは「画数」か「書き順」です。
特に注意したいのが「己」「已」「巳」みたいな、形が似てて画数が違う漢字。人間でも間違えるのに、機械ならなおさら。
解決策は簡単。ゆっくり、正しい画数で書くこと。一画ずつ、指を離して書くくらいの気持ちで大丈夫です。
ケース2:すぐに確定しちゃって候補が見られない
「え、ちょっと待って!まだ選びたいのに!」って思うこと、ありますよね。書いた途端に文字が確定しちゃう現象。
これは入力のテンポが速すぎるのが原因かもしれません。一文字書いたら、ほんの0.5秒だけ間を置く。すると候補リストが表示されるので、そこでゆっくり選べます。
もし確定しちゃっても大丈夫。その文字をタップすれば、再度変換候補が出てきますからね。
ケース3:急に手書きキーボードが消えた
「あれ?さっきまで使えたのに…」という場合、まずはiPhoneの再起動を試してみてください。それで直ることが結構あります。
それでもダメなら、一度キーボード設定から手書きを削除して、再度追加し直す。このリセットで大抵は復活しますよ。
サードパーティ製アプリと純正、どっちがいいの?
実はiPhoneの手書き入力、純正以外にも選択肢があります。SimejiとかShoelaceみたいな、いわゆる「サードパーティ製キーボードアプリ」です。
それぞれに良さがあるので、自分の使い方に合う方を選んでみてください。
純正キーボードの強み
やっぱり安定感とセキュリティ。システムに深く組み込まれているので、どのアプリでもまったく同じように使えます。それにAppleはプライバシーにうるさい会社なので、「入力した情報がどこかに送られるんじゃ…」という心配がほとんどありません。
シンプルが一番、という人には純正がおすすめです。
Simejiの強み
Simejiの最大の魅力は、やっぱり豊富な絵文字・顔文字。若い子を中心に絶大な人気を誇るのも納得です。
手書き認識のエンジンも独自のものなので、純正とはちょっと違ったクセがあったりします。「純正だと出にくいこの崩し字が、Simejiだと認識した!」みたいなことも。
ただ、中国企業が運営していることもあって、個人情報の取り扱いを気にする人もいるのは事実。そのへんは納得した上で使うのがいいでしょう。
Shoelaceの強み
「書いてから確定」という純正の方式に違和感がある人におすすめなのがShoelace。このアプリ、書くと同時にどんどん活字に変換されていくんです。
まるで紙に書いてる感覚に近い。それでいて認識精度も結構高いので、「手書きっぽさ」を重視したい人にはぴったりかもしれません。
あとは「図形認識」ができるのも特徴。丸や四角、矢印をざっくり書くと、きれいな図形に整形してくれます。
まとめ:iPhone手書き入力で文字入力のストレスから解放されよう
最初は「フリックの方が速いし…」と思っていた手書き入力。でも一度使い始めると、特に「読めない漢字」に出会ったときの心強さに気づくはずです。
設定はたった10秒。ぜひ今日から試してみてください。
- 読めない漢字は、書いて調べる
- 変換候補が多すぎるときは、形で指定する
- 絵文字や記号も、手書きの流れでサッと入れる
iphoneに最初から備わっているこの便利な機能。使わないのはもったいない。
もし今、文字入力でちょっとしたストレスを感じているなら、手書き入力を味方につけてみませんか?きっと毎日のちょっとした「イライラ」が、なくなるはずですから。
