新しいiPhone、待ち遠しいですよね。でも、ちょっと待ってください。機種変更で一番怖いのは、大切なデータが消えちゃったり、新しいiPhoneが使えなくなったりすること。実はこれ、しっかり準備しておけばほとんど防げるトラブルなんです。
今回は、iPhoneの機種変更を成功させるための事前準備とデータ引き継ぎの完全ガイドをお届けします。これを読めば、当日焦ることなく、スムーズに新しいiPhoneライフを始められますよ。
- なぜ事前準備が大切なの?よくある失敗例を知っておこう
- ステップ1:iCloudの空き容量をチェックしよう
- ステップ2:パソコンでバックアップを取るなら暗号化を忘れずに
- ステップ3:Apple IDのパスワードと二要素認証を確認
- ステップ4:LINEのトーク履歴をバックアップする
- ステップ5:キャリアの回線タイプを確認(物理SIM?eSIM?)
- ステップ6:二要素認証を使っているサービスの準備
- ステップ7:機種変更当日の準備物
- ステップ8:クイックスタートでデータ移行
- ステップ9:eSIMの設定と回線切り替え
- ステップ10:移行後の確認チェックリスト
- ステップ11:旧iPhoneの初期化と下取り準備
- まとめ:準備が9割、新しいiPhoneライフを楽しもう
なぜ事前準備が大切なの?よくある失敗例を知っておこう
機種変更でありがちな失敗、実は「新しいiPhoneが届いてから」バタバタし始めることに原因があります。
一番多いのがバックアップ不足。新しいiPhoneが届いてからiCloudバックアップを取ろうとしたら「ストレージ不足」のエラー。こんな時、旧iPhoneはもう手放す準備を始めていたりして、かなり焦ります。
それから、パスワード問題。普段、顔認証や指紋認証でログインしていたからパスワード忘れちゃった…なんて経験ありませんか?機種変更後、真っ先に必要になるのがApple IDのパスワードだったりします。
あとは二要素認証の罠。新しいiPhoneでApple IDにログインしようとしたら、確認コードが旧iPhoneに送られてくる。でも旧iPhoneはもう手元にない…なんてケースも少なくありません。
だからこそ、「新しいiPhoneが届く前に」やっておくべきことがあるんです。この記事では、そういった失敗を未然に防ぐためのポイントを、11のステップに分けて解説していきます。
ステップ1:iCloudの空き容量をチェックしよう
まず最初に確認したいのが、iCloudのストレージ状況です。
設定アプリを開いて、一番上の自分の名前をタップ。そこから「iCloud」に入ると、現在の使用状況がグラフで表示されます。特に見てほしいのが「バックアップ」の項目。ここに表示されている容量が、次のバックアップで必要になる容量の目安です。
無料の5GBでは足りないことがほとんどなので、50GBプラン(月額130円)にアップグレードすることをおすすめします。機種変更が終わったら解約してもいいですが、日頃のバックアップにも使うなら、このまま継続しても便利ですよ。
ステップ2:パソコンでバックアップを取るなら暗号化を忘れずに
パソコンを使ってバックアップを取る場合は、絶対に「暗号化バックアップ」を選んでください。
MacならFinder、WindowsならiTunesでiphoneを接続したとき、「iPhoneを暗号化してバックアップ」というチェックボックスがあります。ここにチェックを入れてパスワードを設定すると、パスワード情報やヘルスケアデータまで完全にバックアップできます。
暗号化しないと、せっかくバックアップしても、新しいiPhoneで「あれ?パスワードが全部消えた…」なんてことになりかねません。パスワードは必ずメモかパスワード管理アプリに控えておきましょう。
ステップ3:Apple IDのパスワードと二要素認証を確認
Apple IDのパスワード、自信を持って入力できますか?最近はFace IDやTouch IDで済ませていることが多いので、うっかり忘れがちです。
設定アプリの一番上にある自分の名前をタップすると、Apple IDの情報が表示されます。ここで「パスワードとセキュリティ」を確認。もしパスワードがあいまいなら、新しいiPhoneが届く前に一度変更しておくと安心です。
それから「信頼できる電話番号」もチェック。もしキャリアメールしか登録していなくて、機種変更と同時にその番号が使えなくなるなら、別の電話番号(家族の番号など)を追加しておくといいでしょう。
ステップ4:LINEのトーク履歴をバックアップする
機種変更で最も気を使うのがLINEの引き継ぎです。トーク履歴が消えると、かなりショックですよね。
LINEアプリを開いて、ホーム画面右上の設定(歯車アイコン)をタップ。そこから「トーク」を選んで「トーク履歴のバックアップ」を実行します。これで最新の会話がiCloudに保存されます。
さらに重要なのが「アカウント」の設定。ここでメールアドレスとパスワードが登録されているか確認してください。電話番号だけでログインしていると、機種変更後に電話番号が変わった場合などにログインできなくなることがあります。
ステップ5:キャリアの回線タイプを確認(物理SIM?eSIM?)
今使っているiphoneが物理SIMなのかeSIMなのか、確認しておきましょう。これはiPhone本体のサイドにあるトレイを開ければ一発で分かりますが、トレイを開けなくても設定アプリで確認できます。
設定 > モバイル通信 と進んで、「通信のオプション」や「SIMアプリ」といった表示があれば物理SIMかeSIMかが分かります。もし分からなければ、今使っているキャリアのマイページやアプリでも確認できます。
eSIMの場合は、機種変更の手続きがオンラインで完結することが多いですが、キャリアによっては手数料がかかったり、申し込みから反映まで時間がかかったりします。事前にキャリアのサイトで「eSIM 機種変更 手順」と検索して調べておきましょう。
ステップ6:二要素認証を使っているサービスの準備
銀行アプリやクレジットカードのアプリ、各種SNSなど、二要素認証を使っているサービスがいくつかあるはずです。
こうしたサービスは、新しい端末からのログインを「不審なアクセス」と判断して、追加の認証を求めてきます。認証方法がSMSの場合、今の電話番号が使えなくなる前に、別の認証方法(メールや認証アプリ)を設定しておくことをおすすめします。
特に楽天銀行やPayPay銀行などのネット銀行は、機種変更時の手続きが少し複雑なことも。各サービスのヘルプページで「機種変更 手順」と検索して、事前に流れを把握しておくと当日焦りません。
ステップ7:機種変更当日の準備物
いよいよ新しいiPhoneが届いたら、以下のものを手元に用意しておきましょう。
- 新旧両方のiphone(もちろん充電は十分に)
- Wi-Fiのパスワード
- Apple IDのパスワード(メモ)
- LINEのパスワード(メモ)
- SIM取り出しピン(新しいiPhoneの箱に入ってます)
できれば、作業は落ち着いてできる時間帯に。データ量にもよりますが、移行には30分から2時間くらい見ておいた方が安心です。
ステップ8:クイックスタートでデータ移行
新しいiPhoneの電源を入れて、言語や国を選ぶ画面が表示されたら、旧iPhoneを近づけます。すると旧iPhoneに「新しいiPhoneをセットアップ」という画面が表示されるので、「続ける」をタップ。
すると新しいiPhoneにアニメーションが表示されるので、旧iPhoneでそれを読み取ります。あとは画面の指示に従って、Face IDやパスコードを設定していくだけ。
ここで「データを移行」を選べば、すべてのデータが自動的に新しいiPhoneにコピーされます。このとき、両方のiPhoneを電源につないで、Wi-Fi環境の良い場所で作業するのがポイントです。
もしデータ量が多いと「あと○時間」と表示されてビックリするかもしれませんが、これはあくまで目安。実際にはもう少し早く終わることが多いので、気長に待ちましょう。
ステップ9:eSIMの設定と回線切り替え
データ移行が終わったら、次は電話回線の設定です。
物理SIMの場合は、旧iPhoneからSIMカードを取り出して新しいiPhoneに挿入するだけ。机の上で落とさないように慎重にやりましょう。
eSIMの場合は、キャリアごとに手順が異なります。多くの場合、キャリアのアプリから「機種変更手続き」をすると、そのまま新しいeSIMがダウンロードされます。あるいは、メールで送られてきたQRコードを読み取る方式のキャリアもあります。
ここで注意したいのが、eSIMの手続きをすると旧iPhoneの回線が使えなくなること。だからこそ、データ移行が終わってから、新しいiPhoneで手続きをするのが安全です。手続き中に何かあっても、Wi-Fiがあれば新しいiPhoneは使えますからね。
ステップ10:移行後の確認チェックリスト
一通り設定が終わったら、以下のポイントをチェックしてみてください。
まず電話の発着信。家族か自分の別の番号にかけてみて、通話ができるか確認します。相手の声が聞こえるか、自分の声が届いているかもチェック。
次にモバイルデータ通信。Wi-FiをオフにしてSafariで適当なサイトを開き、ちゃんと表示されるか確認します。5Gや4Gのアイコンが出ているかも見ておきましょう。
それからLINE。これが一番緊張するポイントかもしれませんね。アプリを開いて、トーク履歴が全て残っているか確認します。もし一部しか残っていなければ、旧iPhoneでもう一度バックを取り直す必要があるかもしれません。
銀行アプリも必ず確認。ログインできるか、残高が表示されるかを見ておきます。もし再ログインが必要なら、キャッシュカードやワンタイムパスワードの準備を。
最後にApple Pay。Walletアプリを開いて、Suicaやクレジットカードが表示されているか確認。特にSuicaは、実際に駅の改札でタッチしてみるのが確実です。
ステップ11:旧iPhoneの初期化と下取り準備
新しいiPhoneで全ての動作確認が終わったら、いよいよ旧iPhoneを初期化します。でも、ここで間違えると下取りに出せなくなるので注意が必要です。
まず「iPhoneを探す」をオフにすること。設定アプリから自分の名前をタップ、「iPhoneを探す」を選んでオフにします。Apple IDのパスワードを求められるので、ここでもパスワードが必要です。
次にサインアウト。設定画面の一番下までスクロールすると「サインアウト」があるので、これをタップ。するとデータのコピーを残すか聞かれますが、これは「残さない」でOKです。
この操作をすることで、アクティベーションロックが解除されます。これをしないまま初期化してしまうと、次の持ち主(または下取り業者)がそのiPhoneをアクティベートできなくなってしまうんです。
最後に「すべてのコンテンツと設定を消去」。設定 > 一般 > 転送またはiphoneをリセット から実行します。これでパスワードやクレジットカード情報も完全に消去されます。
まとめ:準備が9割、新しいiPhoneライフを楽しもう
いかがでしたか?機種変更は、やることリストが多いように感じるかもしれません。でも、ひとつひとつは難しくない作業ばかり。事前準備さえしっかりしておけば、当日は思いのほかスムーズに進みます。
特に大切なのは、Apple IDのパスワードの確認とLINEのバックアップ、そしてキャリアの手続き方法の事前チェック。この3つさえ押さえておけば、大きなトラブルにはなりにくいです。
この記事を読みながら、実際に旧iPhoneを手に取って設定を確認してみてください。新しいiPhoneが届くのが、もっと楽しみになりますよ。
それでは、素敵な新しいiPhoneライフを!
