電車の中や図書館、夜中の寝室でiPhoneを操作しているときに「カチカチ」「ポロポロ」という入力音が気になった経験、ありませんか?
サイレントスイッチをONにしているのに、なぜか文字を打つときの音だけは鳴り続ける。この現象に「なんで?」と疑問を感じたことがある人も多いはず。
実はこれ、iPhoneの仕様としてちゃんと理由があるんです。でもご安心を。設定をひとつ変えるだけで、入力音は完全に消せます。
しかも最近のiPhoneは、音を消してもTaptic Engineという技術で「打っている感触(バイブ)」だけを残すこともできる。静かな場所でも快適に操作できる、そんなテクニックをまとめました。
入力音が消えない根本原因と正しい設定手順
まず知っておきたいのは、iPhoneの左側面についている「サイレントスイッチ」の役割。あれは着信音や通知音を消すためのものなんです。
つまり、マナーモードにしてもキーボードの入力音は別物扱い。だから鳴り続ける。
たった10秒で完了する消音設定
入力音を消す方法はめちゃくちゃ簡単です。
- 「設定」アプリを開く
- 「サウンドと触覚」をタップ
- 画面を下にスクロールして「キーボードのクリック」を見つける
- スイッチをオフ(緑色→グレー)にする
これで完了。もう文字を打っても音は出ません。
試しにメモアプリかLINEを開いて入力してみてください。静かになったはずです。
音量ボタンで調整できないの?
「音量下げボタンを何度も押せば消えるんじゃないの?」って思うかもしれません。
でも残念ながら、音量ボタンで調整できるのは着信音や音楽・動画の再生音だけ。キーボードのクリック音はシステム音として独立しているので、音量ボタンではコントロールできないんです。
だからこそ、設定アプリから直接オフにする必要があるというわけ。
音は消したけど振動が気になる場合の対処法
音は消えた。でもiPhoneによっては、キーボードを打つたびに「ブツブツ」「コツコツ」という振動が返ってくることがあります。
これ、Taptic Engine(タプティック・エンジン)っていう機能で、物理キーボードを打っているような感触を再現してくれるもの。便利といえば便利なんだけど、静かな場所だとこの振動すら気になることも。
触感フィードバックの止め方
音と一緒にこの振動も消したい場合は、追加でひと手間。
- 「設定」アプリを開く
- 「サウンドと触覚」をタップ
- 「キーボードのフィードバック」を選ぶ(iOSのバージョンによっては「システム機能の触覚」の中にある場合も)
- 「触覚」のスイッチをオフにする
これで音も振動も完全にゼロ。図書館や試験会場みたいな超静かな場所でも安心して使えます。
ちなみに僕の場合は、音は消すけど振動は残してる。打った感覚がないと逆に不安になるタイプなので。ここは完全に好みの問題ですね。
LINEやGboardなどアプリごとの注意点
ここまで読んで「よし、設定した!」って確認してみたら、アプリによってはまだ音が鳴る…なんてこと、たまにあるんです。
LINEの場合はどうする?
LINEでトークルームを開いて文字を打つとき、入力部分は基本的にiPhoneの標準キーボードが使われます。だから先ほどの設定で入力音自体は消える。
ただし、LINEには別の音があるので要注意。
- 送信音(メッセージ送ったときの「ポン」)
- 通知音(メッセージが届いたときの音)
これらはLINEアプリ内で別途設定が必要です。入力音は消えても、送信音が鳴ってたら意味ないですからね。
GboardやSimejiを使っている人へ
GoogleのGboardやSimejiなど、App Storeからダウンロードするキーボードアプリを使っている場合は、ちょっと話が変わります。
こういったアプリは、iPhone本体の設定に従うものと、アプリ独自の設定を持つものがある。
例えばGboardの場合:
- Gboardアプリを開く
- 設定(歯車アイコン)をタップ
- 「キーボードの設定」→「サウンド」をオフ
これを忘れると、本体設定では消したはずなのにGboardだけ音が鳴り続けるって現象が起きます。もし「消えたはずなのに鳴る」って場合は、使ってるキーボードアプリの設定も確認してみてください。
入力音まわりのよくある疑問と解決策
長くiPhoneを使っている人でも意外と知らない、入力音まわりの細かい話をいくつか。
Q. スクリーンショットの音も消せますか?
残念ながら、スクリーンショットを撮るときの「カシャッ」という音は消せません。
これは日本のiPhoneに限った話で、盗撮防止などの理由でシャッター音を強制的に鳴らす仕様になっているから。ミューボタンを押しても、イヤホンを付けても、音は出ます。ここだけは諦めるしかない。
どうしても音を出したくないときは、画面収録機能を使って後から写真を切り出すとか、純正カメラ以外のアプリを使うといった工夫が必要です。
Q. Bluetoothイヤホンを付けてるときは?
AirPodsなどのBluetoothイヤホンを接続していると、入力音がイヤホンから聞こえることがあります。
これ、本体スピーカーから音は出てないけど、自分には聞こえるから「あれ?消えてない?」ってなりがち。でもこれは正常な動作です。
イヤホンからも音を消したければ、やっぱり設定アプリから「キーボードのクリック」をオフにするしかありません。
Q. iOSのアップデートで設定場所が変わった?
「前にネットで見た場所に設定がない!」っていう質問、よく見かけます。
iOSはアップデート(iOS 15、16、17…)のたびに設定メニューの構成が変わることがあるんです。
- 古いバージョン:「設定」→「サウンド」の中に直接あった
- 新しいバージョン:「設定」→「サウンドと触覚」の中にあり、さらに「キーボードのフィードバック」という階層に入ってる
もし設定が見つからなければ、まず自分のiPhoneのiOSバージョンを確認してみてください(設定 → 一般 → 情報)。それに合った情報を探すとスムーズです。
入力音を消すことで変わる日常のストレス
最後に、ちょっとした体験談を。
僕自身、ずっとiPhoneを使ってきて、入力音ってあんまり気にしてなかったんです。でもある日、朝の通勤電車の中で、隣の人がずっとカチカチやってて。自分はイヤホンしてたから気にならなかったけど、「もしかして自分も誰かに迷惑かけてる?」って急に不安になった。
それ以来、入力音はオフにするようにしました。特に夜中に布団の中で操作するときは、この静かさが快適で。パートナーを起こす心配もない。
あと、会議中にメモを取る場面でも安心。以前、静まり返った会議室で「カチッ」って音が響いて、すごく気まずい思いをしたことがあったから。
音を消すだけで、公共の場での気遣いがひとつ減る。それだけで心の負担ってずいぶん違うんですよね。
まとめ:あなたに合った静かなiPhoneライフを
入力音を消す方法、おさらいすると:
- 基本は「設定」→「サウンドと触覚」→「キーボードのクリック」をオフ
- 振動も消したいなら「触覚」もオフ
- LINEやGboardなどアプリ固有の設定も要確認
- スクリーンショットの音だけは消せない
入力音を消すか残すか、振動を残すか消すか。正解は人それぞれです。
電車の中でスマホを操作する機会が多い人、夜中によく使う人、会議や講義中にメモを取る人。それぞれのライフスタイルに合わせて、自分なりの「快適な設定」を見つけてみてください。
たったこれだけの設定変更で、iPhoneとの付き合い方がもっとスマートになりますよ。
