「しまった!今のメッセージ、間違えて送っちゃった…」
こんな経験、誰にでもありますよね。
特にiphoneを使っていると、日常的にメッセージアプリでやりとりする機会も多く、うっかり誤字に気づいたり、相手を間違えて送信してしまったりすることもあるでしょう。
実はiphoneには、送信したメッセージをなかったことにできる便利な機能が搭載されています。それが「送信を取り消す」機能です。
この記事では、iphoneのメッセージアプリで「送信を取り消す」方法について、できること・できないことを含めて徹底解説します。
そもそもiPhoneのメッセージアプリには2種類ある
iphoneのメッセージアプリでやりとりする方法は、大きく分けて2種類あります。
一つは「iMessage」と呼ばれるもので、Appleのサーバーを介してやりとりする方式。吹き出しの色が青色で表示されます。インターネット回線を使うので、通信事業者(キャリア)の電波状況に関係なくメッセージを送受信できるのが特徴です。
もう一つは「SMS/MMS」と呼ばれる、従来の携帯電話と同じ方式。吹き出しの色が緑色で表示されます。こちらはキャリアの回線を使って送受信するので、いわゆる普通の「携帯メール」と同じような性質を持っています。
この2つの違いを理解しておくことが、今回の「送信取り消し」機能を使いこなすための重要なポイントになります。
iMessageなら「送信を取り消す」ができる!
iPhoneでメッセージを送信した後に「やっぱり取り消したい!」と思ったら、それはiMessageを使っている場合に限り可能です。
具体的な手順はとてもシンプルです。
- メッセージアプリを開き、取り消したいメッセージが含まれている会話を開きます。
- 送信したメッセージの吹き出し部分を、指で長押しします。
- 表示されたメニューの中から「送信を取り消す」をタップ。
- 画面上部に「送信を取り消しました。」と表示されれば完了です。
たったこれだけで、相手の画面からもあなたの送ったメッセージが消えます。
ただ、ここで注意してほしいポイントがいくつかあります。
送信取り消しができるのは「2分以内」だけ
この「送信を取り消す」機能ですが、ずっと有効なわけではありません。メッセージを送信してから最大2分以内という制限があります。
つまり、間違いに気づいてから2分以上が経過してしまうと、残念ながらメッセージを取り消すことはできなくなってしまいます。送信ボタンを押した後は、すぐにメッセージを確認する習慣をつけておくと安心ですね。
取り消したことは相手にバレる?
ここが一番気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、取り消したことは相手に伝わります。
あなたが送信を取り消すと、相手のiphoneの画面上には、あなたが送ったメッセージの代わりに「メッセージの送信を取り消しました。」というグレーのテキストが表示されます。
つまり、「何かメッセージが送られてきたけど、送信者が取り消したんだな」ということは相手に確実にわかってしまいます。「何もなかったこと」にはできないという点は理解しておきましょう。
また、もし相手がiphoneのロック画面にメッセージの内容を表示する設定にしている場合、あなたが取り消し操作をする前に、相手のロック画面にメッセージの内容が表示されてしまう可能性もあります。完全に「なかったこと」にするのは難しいという現実は覚えておいてください。
相手のOSが古いと取り消しができないことも
この「送信を取り消す」機能は、iOS 16以降が搭載されたiphone同士でしか正常に動作しません。
もし相手がiOS 15以前のバージョンを使っている場合、あなたがせっかくメッセージを取り消しても、相手の画面にはあなたの送ったメッセージが残り続けてしまう可能性があります。また、相手に「(あなたの名前)がメッセージを送信しました」といった、少し異なる形式で表示されてしまうこともあります。
大事な内容を送る相手が、常に最新のiOSを使っているとは限りません。その点も考慮に入れておきましょう。
SMS/MMS(緑色の吹き出し)では送信取り消しはできない
先ほどもお伝えした通り、吹き出しが緑色のSMS/MMSで送信したメッセージは、送信後に取り消すことができません。
これは通信の仕組みの違いによるものです。iMessageがインターネット経由でデータをやりとりするのに対し、SMS/MMSは携帯電話会社の回線を使って直接相手の電話番号にメッセージを送ります。一度送信してしまったデータを、途中で取り消すことは技術的に不可能なのです。
つまり、メッセージを送信する前に、吹き出しが青色か緑色かを必ず確認する習慣をつけることが、誤送信を防ぐための第一歩と言えます。
「送信を取り消し」と「メッセージを削除」は全然違う
ここで一つ、非常に混同しやすい機能をご紹介します。それは「メッセージを削除」です。
言葉だけ聞くと「送信を取り消す」と似ていますが、この2つはまったく別の機能です。
- 送信を取り消す:相手の画面からもメッセージが消える
- メッセージを削除:自分の画面からだけメッセージが消える
「メッセージを削除」は、自分のiphoneのメッセージアプリ上で、特定のメッセージや会話履歴を消去する操作です。例えば、見返したくない過去のやりとりを消したり、容量を節約するために画像を消したりするときに使います。
操作手順は、削除したいメッセージを長押し → 「その他」をタップ → 削除アイコン(ゴミ箱)をタップ → 「メッセージを削除」を確定する、という流れです。
ここで勘違いしてほしくないのは、この操作をしても相手のiphoneに残っているメッセージは消えません。あくまで自分だけが見えなくなるだけなので、注意してくださいね。
送信取り消しが間に合わなかったときの対処法
どんなに気をつけていても、2分以内に取り消しができず、間違ったメッセージを送ってしまうことはあるかもしれません。
そんな時はどうすればいいのでしょうか。
誠実に謝罪するのが一番
もし誤字脱字程度であれば、「さっきのメッセージ、変換ミスでした!すみません」と軽くフォローすれば問題ないでしょう。
問題は、相手を傷つける内容や、送るべきでない人に送ってしまった場合です。この場合は、取り消しができなかったことを悔やむよりも、すぐに電話をかけるなどして直接謝罪するのが最も誠実な対応です。
メッセージのやりとりだけでは、こちらの意図が正確に伝わらないこともあります。特にデリケートな内容ほど、直接声を伝える努力をしましょう。
編集機能を使うという選択肢も
iOS 16以降には、「送信を取り消す」と同時に「編集」機能も追加されています。
これは、送信したメッセージを15分以内であれば修正できる機能です。
もし誤字脱字だけが気になるなら、メッセージをいったん取り消すのではなく、編集で修正してしまうのも一つの手です。ただし、こちらも編集履歴が相手に表示される場合があるので、完全に「なかったこと」にはならない点は覚えておきましょう。
誤送信を防ぐための設定や習慣
最後に、そもそもメッセージの誤送信を防ぐための方法もいくつかご紹介します。
送信確認ダイアログを表示する
iphoneの設定アプリを開き、「メッセージ」を選びます。下の方にある「送信を確認」という項目をオンにしておくと、iMessageを送信するたびに「送信しますか?」という確認ダイアログが表示されるようになります。一手間増えますが、誤送信のリスクをぐっと減らせますよ。
通知設定を見直す
自分がメッセージを送る側だけでなく、相手のことも考えてみましょう。
もし相手がロック画面でメッセージの内容を表示する設定にしている場合、あなたが送信を取り消す前に内容が相手に読まれてしまう可能性があります。
どうしても見られたくない内容は、最初からメッセージで送らないという選択肢も大切です。
メッセージの内容は送信前に必ずダブルチェック
結局のところ、一番確実なのは送信前に内容をしっかり確認することです。
特に仕事のやりとりや、大切な友人・家族へのメッセージほど、送信ボタンを押す前に一度立ち止まって、宛先と内容を確認するクセをつけましょう。
まとめ:iPhoneのメッセージ取り消し機能を正しく理解して快適に使おう
iphoneのメッセージアプリにおける「送信を取り消す」機能についておさらいします。
- iMessage(青色の吹き出し)なら送信後2分以内に取り消し可能
- 取り消すと相手には「メッセージの送信を取り消しました」と表示される
- SMS/MMS(緑色の吹き出し)では送信取り消しはできない
- 相手のiOSが古いと正しく動作しない可能性がある
- 自分の画面からだけ消す「削除」とはまったく別の機能
この機能は、ちょっとしたミスをリカバリーできるとても便利なものです。ただし、完全に「なかったこと」にはできないという性質を理解したうえで、上手に活用していきましょう。
何よりも大切なのは、送信前に内容をしっかり確認すること。この基本を忘れずに、iphoneでのメッセージやりとりをより快適なものにしてくださいね。
