「子どもに貸したら画面が白黒になって戻せなくなった」
「中古で買ったiphoneにパスコードがかかってて使えない」
「App Storeでアプリがダウンロードできなくなった」
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、ほとんどの場合「機能制限(スクリーンタイム)」が原因なんです。でも安心してください。やり方を知っていれば、誰でも簡単に元に戻せます。
この記事では、iphoneの機能制限を解除する方法を、状況別に10のパターンに分けて解説していきます。
そもそも「機能制限」と「スクリーンタイム」の違いって?
まず最初に知っておいてほしいのが、これ。
古いiphone(iOS 12まで)を使っていた人ほどハマりがちな落とし穴です。
iOS 12以前:本当の「機能制限」
昔のiphoneには「設定」→「一般」の中に 「機能制限」 というメニューがありました。ここでSafariやカメラを個別にオフにできたんです。
iOS 13以降:実は「スクリーンタイム」に名前が変わった
ところが、その後のアップデートで「機能制限」は「スクリーンタイム」の中に吸収されました。
つまり今は、「スクリーンタイム」の中の「コンテンツとプライバシーの制限」 が、昔で言う「機能制限」の役割をしているんです。
この場所が変わったことに気づかず「機能制限がなくなった!」と探し回る人が本当に多い。解除できない原因の第1位がこれです。
【基本編】スクリーンタイムのパスコードがわかる場合の解除方法
もっともシンプルなパターンからいきましょう。
1. すべての制限を一括でオフにする方法
- iphoneの「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 画面上部のトグルスイッチをオフにする
これで、かかっていた制限はすべて解除されます。
2. 特定のアプリだけ制限を解除したい場合
たとえば「子どもにはYouTubeだけ見せたくないけど、Safariは使えるようにしたい」という時は、個別設定が便利です。
- 同じく「コンテンツとプライバシーの制限」を開く
- 「許可された App」をタップ
- 使えるようにしたいアプリ(Safariなど)のスイッチをオンにする
「アプリが急に消えた!」という場合、ほとんどがここでオフになっているパターンです。
【応用編】パスコードを忘れた!そんな時の対処法
ここからが本番。多くの人がつまずく「パスコード忘れ」問題です。
3. 「パスコードを忘れた場合」からリセットする
実はiphoneには、スクリーンタイムのパスコードを忘れた時のための正式なリセット方法が用意されています。
- 「設定」→「スクリーンタイム」を開く
- 画面を一番下までスクロール
- 「パスコードを忘れた場合」 をタップ
- Apple IDのIDとパスワードを入力
これで新しいパスコードを設定し直せます。
4. Apple ID自体を忘れてしまった場合の最終手段
「パスコードを忘れた場合」をタップしても、Apple IDがわからない…。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
残念ながら、iphoneの初期化(リセット) しか方法がありません。
ただし、ここで絶対に確認してほしいのが「アクティベーションロック」。
初期化後に前の持ち主のApple IDを求められた場合、それを解除するのはほぼ不可能です。中古で買ったiphoneの場合は特に注意してください。
5. iCloudバックアップから復元するときの注意点
「初期化したら制限は消えた!よかった!」と喜んで、バックアップからデータを戻すと…
また同じ制限がかかることがあります。
なぜなら、制限の設定情報もバックアップに含まれているから。制限を完全になくしたいなら、新しいiphoneとして設定するか、制限がかかる前に取ったバックアップを使う必要があります。
【症状別】よくある「これも制限?」トラブルシューティング
「これって機能制限なの?それとも故障?」というケースを集めました。
6. 画面が白黒(グレースケール)になった
これは意外と多い相談。
実はこれ、機能制限ではなく「アクセシビリティ」の設定です。特に小さな子どもがiphoneをいじっている時によく起きます。
解決方法:
- 「設定」→「アクセシビリティ」
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「カラーフィルタ」をオフにする
7. 画面が勝手に拡大されて戻らない
これも同じくアクセシビリティの「ズーム機能」が原因。
解決方法:
- 3本指で画面をダブルタップする
- または「設定」→「アクセシビリティ」→「ズーム」をオフ
8. App Storeで「このアプリは購読できません」と出る
子どもにiphoneを渡している親御さんから多い相談です。
原因:
「コンテンツとプライバシーの制限」内で「Appのインストール」が禁止されている。
解決方法:
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」
- 「iTunes & App Store 購入」をタップ
- 「Appのインストール」を「許可」に変更
【中古・譲渡】前の持ち主の制限が残っている場合
「中古で買ったらロックされてた…」
「親からiphoneもらったけどパスワードわからない…」
これ、実はけっこう深刻な問題です。
9. 前の持ち主のスクリーンタイムが残っている場合
スクリーンタイムのパスコードは、初期化すれば基本的に消えます。
でも問題はそのあと。初期化後に「このiphoneは○○さんのiphoneです。Apple IDのパスワードを入力してください」と出たら、それは 「アクティベーションロック」 という別のロック。
これは前の持ち主に連絡して、iCloudからデバイスを削除してもらうしか解決方法がありません。購入する前に、必ずこのロックがかかっていないか確認することをおすすめします。
【会社・学校】MDMで制限されている場合
最後はちょっと特殊なケース。
10. 会社や学校から支給されたiphoneの場合
会社から渡されたiphoneで「カメラが使えない」「AirDropができない」という場合、それは MDM(モバイルデバイス管理) という企業向けの管理システムによる制限です。
残念ながら、自分で解除する方法は基本的にありません。
無理にプロファイルを消そうとすると、リモートでデータが消されたり、業務アプリが使えなくなったりするリスクがあります。どうしても解除したい時は、会社のIT管理者に相談してください。
もし自分のiphoneに誤ってプロファイルを入れてしまった場合は、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から削除できることもあります。
よくある質問(読者からのリアルな声)
Q. スクリーンタイムのパスコードを何度も間違えたらiphoneが使えなくなった
A. セキュリティ保護のためのロックアウトです。iTunes(Finder)につないで復元する必要があります。
Q. 「機能制限」の文字が見つからない
A. お使いのiphoneがiOS 13以降なら、「スクリーンタイム」の中にあります。
Q. 子どものiphoneを親のiphoneから解除できる?
A. できます!ファミリー共有を使っている場合、親のiphoneの「設定」→「スクリーンタイム」→子どもの名前をタップすると、遠隔で設定変更できます。
まとめ:困ったら「スクリーンタイム」をチェック
iphoneの機能制限解除で最も大切なのは、「昔の機能制限=今のスクリーンタイム」 という理解です。
もし「アプリが消えた」「ダウンロードできない」「サイトが見れない」という症状が出たら、まずは以下のルートをたどってみてください。
「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」
ここをチェックすれば、ほとんどの問題は解決します。
パスコードを忘れてどうしても解除できない時は、Apple IDでのリセットか、最終手段の初期化。でも初期化する前に、本当にそのiphoneが自分のものか、アクティベーションロックは大丈夫か、しっかり確認してくださいね。
あなたのiphoneが、快適に使えるようになりますように!
